初めまして。
本当はチャットノベルを書きたかったけど、チャットで書く才能がなかったの で結局ノベルで書こうとなった無能ちゃむです。
ちなみにこの作品は初投稿なので言葉足らずの部分がかなりあると思います。
その時は優しく指摘してくれると助かります。
メンタル豆腐なので…。
ちなみに右爆です。(主に轟爆)
轟百要素すこーしだけありますが付き合ってません。恋愛感情もないです。
地雷の人ごめんね。
ちょっと暗めかも?
それでもいい方はどうぞ。
この世にはセクシュアリティというものがある。
セクシュアリティというのは、「性のあり方」で、主に挙げられるのがLGBTQ───
レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クエスチョニングだ。
皆一度は聞いたことあるだろう。
そしてこの現代ではジェンダーレスなど、こころの性が体の性と合っていない人に向けて、生きやすいように様々なことを導入している。
だが「性のあり方」は別だ。
性のあり方で、自身が幸福でも国が困ることがある。
それは同性愛者、または両性愛者による行為だ。
無論、子供を授かるには男女の行為でしか授かることは出来ない。
だから同性婚は許されなかったり、そもそも同性で恋をするのが気持ち悪い、と日本でも批判が耐えないのだ。
そんな声を俺は何度も聞いてきたことがある。
なぜなら俺は───
LGBTQの『B』
両性愛者だからだ。
ここは雄英高校ヒーロー科。
偏差値79と、超がつくほどのエリート校だ。
ここ雄英には、4つの学科があり、「普通科」「経営科」「サポート科」─── そして 「ヒーロー科」
ヒーロー科…否、ヒーローというのは街の治安や平和を維持するための仕事だ。
どう維持するというのかと言うと、自身が持つ個性を用いて敵と戦ったりするのだ。
個性というのは、人間に発現した超常的な能力の事だ。それは生まれつき備わっていて、発現は4歳までにする。
大抵は親の個性が由来で子供の個性は決まる。
そしてこの個性をどう使うかで敵かヒーローかはきまる。
人のために個性を使う人をヒーロー。
その個性で悪さを働こうとするのを敵と呼んでいる。
ヒーロー科は、そんなヒーローを育成するための学科だ。
なんやかんやで歩くこと数分、教室の扉の目の前に着く。
大きく、頑丈な扉はいつ見ても圧がすごい。
そしてガラガラ、と扉を開けると、アホ面やしょうゆ顔…クソ髪などの面々がぞろぞろとこっちに向かってくる。
上「かっちゃんおっはよー!」
朝から響く声でアホ面が叫ぶ。
「うるっせぇんだよ…失せろや…」
そうアホ面を一蹴りすると、席へ向かう。
上「えーん!瀬呂〜!かっちゃんがいじめてきた〜!」
瀬「はいはい…爆豪もいい加減にしなさいね… 」
ギャーギャーと騒ぐアホ面から視線を外し、舐めプ野郎こと轟に目を向ける。
実は俺は今、この男───轟焦凍に恋をしている。
なんで男が男を?なんて思う奴もいるだろう。
前章に述べたように、俺はバイセクシュアル…両性愛者だ。
と、言っても俺が恋をするのは大半が同性のため、ゲイと名乗る方がしっくりくるのかもしれない。
そのおかげで、俺はまともな恋愛をしてきたことがないんだがな。
せめてまだ今回好きなやつが誰かと付き合ってそうな雰囲気がなければよかったが…
百「轟さん!今日、私のお部屋で女子会をするのですが、轟さんもどうでしょうか?」
轟「女子会…?男の俺が参加してもいいのか?」
百「はい!女子会と言ってもお茶をするくらいですし…轟さん、最近お紅茶に興味 を持っている様子でしたのでどうかと!」
轟「そうだな…邪魔にならないなら参加したい。」
百「本当ですか!?では、また今日の───」
女子会に1人男子を誘う…こんなのポニーテールが舐めプ野郎を狙ってるに違いない。
たまに授業中こっそり話してるのや、共有スペースで話してる時2人で抜け出すこともあるから、きっとあっちもポニーテールに気があるんだろう。
そして何より決定づける証拠は、噂だ。
正確に言うと、噂と+αで証拠写真も出回っている。
その写真とは、雄英の目の前で八百万と轟がキスをしている、という写真だ。
男が女をすきになる、女が男をすきになる。
こんなの当たり前ってわかってる、
だけど轟のことを好きになってしまったんだ。
俺は当初この写真を見た時、胸が締め付けられて苦しかった。
ただでさえ男が男をすきになる時点で気持ち悪いって言うのに、こんなの…誰かに知られたら人生終わるな。
切「バクゴー?元気ねぇのか?」
爆「あ?少しぼーっとしてただけだわ。」
上「なになに!?失恋?!」
その時、胸がどくん、となる音がした。
それと同時に少しちく、とした痛みも伴った。
爆「…ちげぇよクソ。どっか行け。」
上「ちぇ、なんだつまんないのー!てかかっちゃんって恋したことあんの?」
痛い。
胸が苦しい。
切「確かに!なんかイメージ無いもんなー」
瀬「女と…ってのは想像できないけど男と…ってのは想像できるわ」
どくん、
鼓動が大きくはねる。
上・切「確かに!」
どういう意味か分からない。
分からなくて苦しい。
瀬「で、実際どうなんだい爆発さん太郎くん?」
爆「…俺は普通に…」
この先はなんて言うべきなのだろうか。
普通…
普通なら、女をすきになる、よな。
爆「女が好きだわ…」
瀬「へぇ。って待て待て待て!
爆発さん太郎に突っ込まなくていいのかよ!」
上「かっちゃんほんとにどーしちゃったんだよー!」
切「バクゴー昨日ちゃんと寝たか!?」
…切実にうるさい。
うるせぇ、と言おうとしたその時後ろからガタッと言う音がした。
それと同時にぶるっ、と悪寒が走る。
またブツブツ始まんのか…?
出「いつものかっちゃんならここで『誰が爆発さん太郎だ!!』って怒鳴るはずなのに怒鳴らない…何があったんだ?睡眠不足?ただの疲れ?いや、あんなに毎日ピッタリ同じ時間に寝るかっちゃんがなんのイベントもない時期に夜更かしなんてするわけが無い…疲れだとしても昨日は実習はなかったし、何よりあんなタフなかっちゃんが疲れでここまで大人しくなるとは思えない…なら精神面?精神面としたら何があるのだろう…恋?それとも友達関係?家族?いや、かっちゃんと家族はなんやかんや仲いいからそれは無いだろう…ならば恋?いや…かっちゃんが恋をするなんて想像がつかない。だけどかっちゃんは強くてタフネスだけど結局のところ普通の男子高校生…恋の一つや二つしていてもおかしくないか…でも「ブツブツうるっせぇんだよクソナード!!」
予想通り、クソデクのブツブツタイムが始まった。
四方八方がうるさいに囲まれていて逃げ場がない…。
どうしたものか、と考えていると チャイムがなる。
もうこんな時間か。
だけどチャイムに救われた…
チャイムと同時にガラガラ、と扉が開かれ、担任の相澤先生が入ってくる。
相「じゃあ一限目の───」
あとがき
ここまで見てくれてありがとうございます。
最後は変な終わり方になってしまいましたが、ここで終わらないとキリがなかったので終わらせていただきました!
と言ってもほんとに文字数も少ないですけど。次回は飛ばして昼食から始めようと思ってます。
最後に、私は右爆大好物なので基本的には右爆しかかきませんが、いいネタがあればどんなカプ、または絡み問わず書かせていただきたいので、じゃんじゃんネタ欲しいです。
それではまた次で会いましょう。
コメント
6件
全てが最高。ストーリー最高。もう好き