もう殺してください。
私はそう願った。
でもそんな事願ってはいけないと
わかっていたのに
私の本能で
本気で願ってしまう
保泉 赤豆:もう辞めて…お願い。
七瀬 莉子:は?辞めるわけ無くない?
桜木 晴香:赤豆は…莉子の…
ペットなんだから…♡
保泉 赤豆:…?!
七瀬莉子:わかって無いようね……
七瀬 莉子:晴香アレを持ってきて。
桜木 晴香:ほーい。これ?
七瀬 莉子:そうそう!じゃあ……
保泉 赤豆:辞めて!離して!
七瀬 莉子:晴香!抑えといて!
桜木 晴香:はいはーい
チョキン……キョキン……
何かを切る音が
私の耳に響き渡った。
保泉 赤豆:(ひぃっっ!)
保泉 赤豆:やめてぇっ!
七瀬 莉子:うるさい口だねぇ
七瀬 莉子:その汚い口ごとこのカッターで切 り裂いてやろうか
保泉 赤豆:……
桜木 晴香:あっはは!ほんとに静かになった!!
数時間後
保泉 赤豆:……あれ?いつの間にもう5時…
保泉 赤豆:あっ…私の髪が……
保泉 赤豆:あぁ、家に帰りたく無いなぁ……
帰宅
お母さん:ねぇ。その髪何?
保泉 赤豆:えっと……これは……いじm
お母さん:気持ち悪い……入ってこないで。
お母さん:そんなびしょ濡れで……
お母さん:今日はお前倉庫で過ごせよ。
お母さん:わかったか?!
保泉 赤豆:……はい……。
保泉 赤豆:あぁ……死にたい。
保泉 赤豆:神様。
保泉 赤豆:私を……もう…
殺してください。
保泉 赤豆:どんな殺し方でも良いから……
保泉 赤豆:だから……
????:分かった。殺してやる。
????:明日。体育倉庫に来い。
保泉 赤豆:はあっっ!
保泉 赤豆:何だ……夢か……
保泉 赤豆:リアルだったな……
保泉 赤豆:体育倉庫……
学校
保泉 赤豆:あれっ?体育倉庫に来い?
保泉 赤豆:夢で見たやつと同じ文字……
保泉 赤豆:行ってみるか……
保泉 赤豆:何だ……誰も居ないじゃん……
保泉 赤豆:帰ろ……
ドンッ、
保泉 赤豆:いあっっ!
????:お望みどうり殺してやる……
保泉 赤豆:誰っ……って……
保泉 赤豆:竹山くん……?
竹山 高貴:…………ククク……w