どうもねいです。
ぬふふ(?)
ぐへへ(?)
短い。
いきます。
赤side
夢とうつつの狭間。
そこでなにかを見た__。
幸せな夢。
好きな人に愛されていて、
完全にその人のものになって、
依存して。
でも、
周りの人は認めてくれていないようだった。
誰も彼もが、俺に向かって、
「可哀そうな人。」
そのたびに心は生気を失っていって。
「大丈夫だよ。俺がいるよ。」
そういいながら俺を殴る君の胸にもたれかかって。
君も幸せそうだった。
たとえ皆が俺の味方の振りをして、君を攻め立てたとしても、
どれだけこの世から切り離されても幸せそうだった。
君はいつも耳元で愛を囁く。
愛を行動で示す。
どれだけ殴られても、どれだけ俺のことが嫌いでも。
__愛していた。
「…ッ」
気が付くといつものベッドの上だった。
彼はいなかった。
夢だったということに今更に気が付いた。
彼が部屋に入ってきた。
彼はいつもより血の匂いが強まっていて、
「大丈夫…?」
その言葉が自分から出たものだということに気が付き、驚く。
暫く彼は笑顔だった。
笑みを崩さずに、ただ俺を見つめていた。
唐突にその笑みを崩した。
一瞬にして苦しそうな表情へ変わり、
血を吐いていた。
ゴホゴホとせき込む彼を見た。
ただ_、
愛おしかった。
ぬぬ!