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一死にたがりの僕は一死にたい。そう思ったのはいつからだろう
きっとあの時から……俺は一生そいつを
許さない
「りうら〜!」
「あ、ないくん……」
こいつは俺の親友りうらッ☆
親友って言っても俺がだる絡みして無理やり親友にさしただけだけどねッ☆
「ないくんどうしたの?」
「今日一緒に帰ろぉ」
「全然いいよ」
この通り優しいのだ!
優しいというか多分断ったらめんどいっていうだけかなッハハッ
でも……今日のりうらはなんか元気ない
「りうら最近元気ないよね」
「……え?」
「だって今日なんか返事が少ないというか……早く終わらせようとしてるというか……」
「いつもじゃない?」
「自覚あるんだ……」
「そんなに変わってはないよ……」
「いや!いつもと全然違う!」
「えぇ……」
クラスの言わいる一軍男子が近ずいてきた
俺は関わったことないからりうら……?
え、りうらって陽キャ……?
なんか置いていかれた気分……
「おぉ大神w」
「あ、お、おはよ」
「さすがのコミュ障ww」
「……」
なんか仲良いというかからかってる……?
「ど、どうしたの?」
「いや分かるだろw」
「今日も昼休み……来いよ?」
「わ、分かった……」
「じゃあよろしくなw」
今日昼ごはん一緒に食べれないのか……
でもりうら乗り気じゃなかった……
というか怯えてる?
「え、仲良いの?」
「う、うん」
「りうら……もしかしていじめられてる?」
「……え?」
「いや、あいつが来た瞬間妙に怯えてたし」
「いや……そんなこと……」
「前も屋上行ってたけど屋上行くたびに痣みたいなの増えてるじゃん」
「だからぶつけただけだって……」
「ぶつけたにしては範囲が広すぎるし屋上の物ではこんな形にはならない」
「……ないくんに何がわかんの?」
「……え?」
「もし虐められてたとしてもないくんには何も出来ないじゃん!」
「いや、俺が言えば……」
「そんなの2人とも倒されたら終わりだしエスカレートするに決まってる……」
「ご、ごめん……でもほっとけないし……」
「何も出来ないのにそんな事言わないで!」
りうらの目に涙が浮かんでいる
俺が……悪いのか……
「ごめん……」
一その日の昼休み一
りうらは屋上へ行った
やっぱりほっとけなくてバレないように着いて行った
これが後に悲劇を起こすことなど知りもせず……
屋上
「おぉやっと来たか……」
「遅れました……ごめんなさいッ……」
「ごめんですんだら警察は要らねぇんだよ」
一軍の拳がりうらのお腹へ振り落ちる
「ウグッ……」
「こんなんでへこたれんのかww」
「ごめんなさい……ごめんなさい……」
泣きながらそう言うりうらをほっとけなくて俺は屋上の扉を開いてしまった
「何してるんだよッ!」
「ないくん……」
「来ないでって言ったじゃん!」
「おぉ乾かwwヒーローにでもなったつもりか?w」
「りうらが心配で……ちょっと覗いたらこんなことに……こんなのほっとけるわけないでしょ!」
おせっかいだってわかってた
殴られるってわかってた
でも……自分が傷ついても助けたかった
だって……
初めて俺が本気で恋をした人だから