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『一章 終わりの始まり』
その時、チャイムが鳴った
モノクマ『死体が発見されました!オマエラ死体発見現場のパーティーホールへ集まるように!』
星「えっ?これ…本当に」
弓「…死体っぽいな」
柳「なんで…」
呆然と立ち尽くしていると、他のみんなも集まってきた
円「始まってしまいましたのね。コロシアイが」
剣「…やっぱり」
蛇「…まずいことになりましたね。」
天「……」
薬「氷見ちゃんが…」
火「氷見…!」
チ「まだ飯田橋くんと舞園さんが来ていませんね。」
荒「確かに…まだ部屋か?」
チ「俺が連れてきます。その間捜査しててください」
モノクマ「あれ?行っちゃうの?説明しようと思ったのに」
柳「モノクマ…!」
モノクマ「オマエラは学級裁判の流れは知ってるよね?」
蛇「えぇ、一応」
モノクマ「じゃあ!お待ちかねのモノクマパッドだけ渡しておくね!」
そう言い、俺にモノクマパッドを渡すと、消えて行った
荒「…始まったのか、コロシアイが」
円「ウダウダ言ってても仕方がないですわ。さっさと捜査しましょう」
そうだ、その通りだ。
氷見さんが誰に殺されたか、どうして殺されたか突き止めなきゃいけない
【捜査開始】
荒「まずモノクマパッドから確認するか」
柳「そうだな」
火「あたしも手伝う!」
被害者は超高校級のアイススケーター・氷見かりん
死亡時刻は19時30分、体には複数の打撲跡
決定的な死亡理由は首の刺し傷
コトダマ→モノクマパッド1
荒「決定的な証拠はないな…」
柳「…いや、死亡時刻はだいぶ重要な証拠になるだろうな」
火「なんでだ?」
柳「ほら、作ってくれただろ?誰がいつ部屋を出たか確認する機械を」
荒「なんだそりゃ」
火「あぁ!あれか!今あたしの部屋にあるぞ!持ってくるから待ってろ!」
荒「知らないの俺だけ?!」
柳「…あとで説明する」
柳「まず、現場の捜査からだ」
柳「…氷見さんの死体からか」
荒「…どこを見る?」
柳「打撲傷と刺し傷とかかな」
荒「それって…脱がさないと」
蛇「…よければ俺が見ましょうか?」
柳「蛇足さん?」
蛇「なんとなく嫌そうだったので…お節介ですいません」
剣「…そういうのは女子に頼んだら?ほら薬代とかいいんじゃない?」
薬「私?いいけどー」
蛇「…」
蛇足さんが顔真っ赤だ…
薬「…独特な打撲跡がある、切り傷は普通にナイフね」
柳「独特な?」
薬「なんて言えばいいのかー…」
コトダマ→独特な打撲跡
荒「あれ?なんか変な血痕が…」
柳「これは?」
荒「ただの点か?結構キチンとしてるな」
柳「…まぁ、覚えておくか」
コトダマ→点の血痕
円「相当、犯人と争ったのですわね」
剣「どういうこと?」
円「ほら、所々にぶつけた跡がありますわ。最初見た時よりクロスも乱雑で、急いで直したのですわね」
柳「よくわかるな…」
円「私は絶世の美女ですからね」
剣「それ関係ある?」
コトダマ→争った跡
柳「よし、次は1人1人にアリバイを聞いて見るか」