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新参者なのでいくつか間違いがあるかもしれませんが、あたたかい目で見ていただければ幸いです🙇
(🇯🇵目線)
重い脚を動かし、学校へ向かう。
学校へ行くのは4月下旬以来だ。意外なことに、こんな私にも話しかけてくれる人がいた。その人の名前はたしか…アメリカさん、だったっけ。
ゔ……どうしよう、学校のことを考えてたらお腹が痛くなってきた。
十時過ぎのお日様の匂いが、余計にこの腹痛を悪化させている気がする。
最悪だ…
〜数十分後〜
ふう、やっと教室前まで着いた。
しかし、私は一人で教室に入るのがあまりにも怖くて、廊下をずっと歩き回っている。
どうしようもできず絶望していると、突然背後から声を掛けられた。
🇺🇸「ん?日本か?」
アメリカさん…?!
どうしよう、言葉が見つからない。でも無視はできないから、とりあえず何か返信しなくては。
🇯🇵「お久しぶり、です。あ、あのえっと、一緒に教室に入ってくれませんかね?」
🇺🇸「?ああ、いいぞ」
🇯🇵「ぁ、ありがとうございます」
だ、大丈夫かな?変な日本語使っちゃってないかな?気持ち悪いとか思われてないかな…??
🇺🇸「みんなおはよー」
先生「おいアメリカ、また遅刻か…」
🇯🇵「おはよぅ、ございます…」
先生「日本さん?!よく来たね、おはよう。君の席はここだよ」
ああ、嫌だ。周りの視線が痛い。やっぱり来ない方が良かった…
先生に案内された席に座り、勉強する気なんて無いのにノートを開く。
先生「〜〜〜。〜〜、〜〜〜〜!」
私は授業の流れについていけず、ただ五里霧中で窓の外の青空を眺めることしかできなかった。
3限、4限が終わり、お昼の時間となった。
学校にいると食欲も湧かない。この時間が1番嫌いだ。
今日も便所飯か…と絶望しながら廊下をとぼとぼと歩いていると、またあの人に声を掛けられた。
🇺🇸「よお」
🇯🇵「ひぁっ?!」
🇺🇸「haha、そんな驚くなって」
🇯🇵「……???」
🇺🇸「なあ、日本が嫌なら別にいいんだが、その〜……一緒に飯食わないか?」
うーーん…。誘ってくれたのは凄くありがたいけど、他人と一緒に食事をするのは苦手だし…ここは申し訳ないけど断ろう。
🇯🇵「ごっ、ごめんなさい、それは…ちょっと……」
🇺🇸「あーそっか、」
あああああああああああ……
どうしよう、断らない方が良かったかも。アメリカさんめっっっっちゃ悲しそうな顔してる…。今ので私嫌われちゃったかなぁ…
🇺🇸「あとさ、これも嫌だったら全然無理しなくて良いんだけど…明日も学校来てくれねえか?」
アメリカさんはそう言いながら、うるうるとした瞳で私を見つめてくる。
うゔっ…断れない……。
🇯🇵「は、はぃ…、わかりました…」
🇺🇸「お!ありがとな〜!」
嬉しそうな声を上げながら、アメリカさんは朗らかな笑みを浮かべる。
その素敵な笑顔に、私は恍惚としてしまった。
ここまで読んでくれてありがとうございます😭
なんか書いている時すっごく恥ずかしくなりました。
純愛(?)ってめちゃくちゃ難しいですね。
好評でしたら続きを書こうかと思います…