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はぁ…気が重い。私はアメリカみたいな天然サイコじゃ無いし、中国みたいにイかれてない。
人を、ましてや国を殺す趣味なんて全く無い。
そんな事を考えつつも、私はどの国ならバレずに殺せるかと考えていた。
狙うなら軍事力が私より低い国。
殺害方法は…私が大日本帝国の時ナチスは自殺したが死体が残った。
それから部下に燃やしてもらったんだったか。
つまり国の化身でも死体は残る。
死体は埋めるのが良いのだろうか。
それとも放置して私は関係ないみたいな顔をすれば良いだろうか。
埋めるのであれば本当にわからない場所に埋めなくては。
化身が行方不明ともなれば世界各国が総動員で探すことになりそうだ。
見つかった場合、わざわざ埋めるどいう時間のかかる事が犯行可能な人は限られる。
多くはアリバイを持っているだろうから。
そうなるとその少数の候補に名が上がるのはリスクでしかない。
この場合死体を放置する方がいいか…
殺害方法も簡単なものだったら誰でも出来ると推測できる。
…段々決まってきた。
あとは殺す国を見定めるだけ。
その為に私は外に出かける事にした。
「…さっむ。」
ここは北海道か？と思うくらい寒い。
死ぬ前に凍え死にそう。
「はー、誰かいませんかねー…」
「おー、誰かいるぞー。」
「へあ！？」
誰もいないと思っていたのに肩を後ろから掴まれ体が飛び跳ねる。
「…ってなんだ、ロシアですか。」
「なんだってなんだよ。俺じゃ悪かったか。」
「私の探している人では無かったですね。」
「あっそ、じゃ、もう行くわ。」
「いやいやいやいや、もう少し一緒にいましょう。人探し付き合ってください！！」
「嫌だめんどくせぇ！と言いたいが俺今暇すぎて絶望してたから良いぞ。」
「さすロシア。いつでも暇人なの憧れます。」
「それ嫌味か？」
「何言ってるんですか、当たり前でしょう。」
「クッソこいつ。帰ろうかな。」
「嘘嘘嘘嘘、褒めてます。私基本いつも忙しいので本当にうらやましいです。」
そう話していると、「うわっ」なんて声が聞こえた。
それと連動するように続いてロシアも「げっ」と声を漏らした。
見ると青と黄色が特徴的な現在ロシアと最も仲が悪いであろう国が現れた。
「最悪…今日めっちゃ運悪いじゃん」
「それはこっちのセリフだカス」
最悪だ…まさか二国が揃うなんて…
もし喧嘩なんて始まったら流れ的に止めないと後々他国の方々に怒られてしまう。
これでは殺せる奴を見定める所かただむやみに時間を消費するだけではないか。
しかももう既にてが出そうなくらい睨み合っている。
「一旦やめませんか？今ここでやり合ったらロシアは経済制裁以上に何かされるかも知れません。ウクライナは軍事力的に得策ではないでしょう。お互いに不利益しか生みませんよ。」
「「…」」
「あーーーー、俺もう行くわ。じゃあなウクライナ、命拾いしたな。」
「きっしょ、こっちのセリフだから。」
なんと言うか…思った以上にちょろいですね。
良かったです。簡単に終わらせる事が出来て。
まぁまだ外に出て30分しか経ってませんし、余裕で見つけられるでしょう。
そう思って早々一つ、国を見つけた。
「…あれ日本？久しぶりだねー。」
「えぇ、お久しぶりです。」
コメント
11件
あっあっ、無意識に他人を見下してる感満載の日本くん、いや、日本さんだ🇯🇵🇯🇵🇯🇵🇯🇵💕 大好きな性格です…😭💕 敵対国だと怪しまれそうだし、かといって友好国でも罪悪感が湧きそう🧐 エルサルバドルとか？（恐らく論外） 日帝さんと日本くんが同一人物設定も素敵です。
えぐい事なってやがる … ！ ロシア と一緒に行動するのか ... いやちょっと ... 続き ... 気になりすぎて !!（ これしか言ってない
まさかのデスゲーム再び……とりあえず常任理事国には手出さない方が良さげだぁ( ᐛ👐)パァ
