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ある町に、赤ちゃんが産まれた。
その赤ちゃんは、天才と言われていた。
なぜなら、その赤ちゃんは産まれてまだ数カ月なのに、言葉を発したからだ。
赤ちゃんは、始めに「おじいちゃん」と言った。
おじいちゃんは喜んだ。
次の日、お母さんがいつものようにおじいちゃんを起こしに部屋へ行くと、おじいちゃんは部屋で死んでいた。
すぐにおじいちゃんの葬儀が始まった。
皆が黙祷を捧げているときに、赤ちゃんは
「おばあちゃん」と言った。
そしてやはり、次の日におばあちゃんは死んだ。
まだ名前を呼ばれていない両親は、思った。
次は自分の番だと。
だが赤ちゃんは、1日経っても2日経っても、喋らない。
両親が安心していたその時、赤ちゃんは
「お父さん」と言った。
お父さんは、恐怖で震え上がった。
そしてお母さんも、慌ただしく隣のおじさんの家に行った。
次の日。
死んでいたのは、隣のおじさんだった。
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