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「ごめんなさいね〜、朝は物凄く体調良かったのだけれど、、」「ああ、全然、、す、すみません、、俺と千鶴の布団で、、」「いいえ〜」「さっき小我太とかなさんに連絡したので、、もう少しで来てくれると思います」「、、そっか、、」「、、、、」「、、小我太がね」「、、??」「小我太が組織に捕まっていた時、、私は何もしなかったんだ、、何も知らなかった、、」「、、、、」「小我太が組織に捕まっている事も勿論、、兄さんが死んだ事も、、卑良薇さんが組織に殺された事も、、」「、、卑良薇、、??」、、もしかして小我太の母親の名前か、、「私はヴァイオリンに熱中していて、兄さん達とも連絡を取ってなかった、、自分が大速力族であることも、、bloodであることも、、忘れるぐらい、、ヴァイオリンに熱中していた、、」「、、、、」「そしたら3年前ぐらいに私の家に一通の手紙が来て、、小我太のことを知った、、急いでこのカフェに向かった、、そこで待ってたのは痩せて、、傷だらけで、、殺気立った目をしていた小我太だった、、」「、、、、」「本当に馬鹿みたい、、あんなに可愛い甥(おい)がいるのに、、あんなヴァイオリンに熱中になって、、今でもヴァイオリンを叩き割りたいと思う時がある、、でも私には、、あのヴァイオリンしか、、なかったからな、、」「、、何でヴァイオリンを始めたんですか??」「、、んーとね、、これは私の母親の物でね、、昔から寝たっきりで、、息苦しくて寝付けない時、、よく母が弾いてくれたわ、、」「、、、、」「寝たっきりの状態が終わって、、私もヴァイオリンを始めたわ、、」「、、、、」「元日のことだったかな、、組織の幹部全員が家に攻め込んできて両親が死んだの、、私の両親は人間なんて誰1人として殺したことがないわ、、bloodだって、、なのに、、 そんな人でも、、組織に殺されるのよ、、私たちより弱いはずの人間に、、」「、、、、」「私は兄さんに守られた、、兄さんは15歳で人を殺して、、大速力の当主になった、、私は13歳だった、、」「、、、、」「、、でも小我太は、、私と同じ13歳で、、自分の父親を殺した、、」「、、!!」「、、わからない、、何でbloodというだけで、、殺されて、、」「、、、、」「、、私は人間が嫌い、、人間が全てのbloodを嫌うなら、、私も全ての人間を嫌う、、」「、、、、」「、、けど、、あの人に会ってからそれは違うって、、」「、、??あの人??」「、、かなさんよ、、あの人、変に人間が好きだもの、、ww」「、、、、」「、、、、」
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3年前、、
「す、すみません、、水しかなくて、、」「、、いえ、、」「、、え〜っと、、手紙を出すのを遅くなってすみませんでした、、お、大速力さん、、」「、、今日子で結構です、、切嗣さん」「あ、あぁ、、ありがとうございます、、手紙を出すのが遅くなったのは小我太がずっと貴方の事を話してくれなくて、、というのも、、まぁ、、全然喋ってくれなくて、、」「、、、、」「どこに住んでいるかもわからなかったから、、時間がかかって、、」「、、、、」「、、小我太はさっき言った通りここに住ませるよ、、あなたの体のことも聞いているし、、」「、、それは、、」「、、??」「それは、、私じゃ小我太を守れないからですか、、」「、、え、、いや、決してそんなわけじゃ、、でも、もし組織がまた小我太を探して、その時アナタと居ると、あなたまで危険に遭う、、それは避けたいんです」「、、、、」「それに、ここで働いて、もっとたくさんの人に触れ合って欲しいんです、、私も、、早く元気になった小我太が見たくて、、」「、、は??」「、、??何です、、??」「小我太をまた人間と関わらす気ですか」「何か問題でも」「問題でしかないわ!!」「、、!?」「人間がどれほど酷な生き物なのか知っていますか!?」「で、でも」パシャン!!!!「、、!?」今日子は要にコップの水をかけた。「ふざけたこと言わないで!!!!私たち大速力がどれほど人間に苦しめられたか!!人間に両親も殺されたことないくせに!!!!」「、、き、今日子さん、、」「、、っ、、小我太は連れて帰ります、2人で静かに暮らします」「ちょ、ちょっと待ってください!!!!」「、、っ!?」「、、あー、、もう夜なので小我太は寝てます、、」「、、、、」「、、ぼ、、僕の親も、、組織の人間に殺されました」「、、、、」「僕の親は人間です、、bloodである僕の正体を組織に言うことなく僕を育ててくれた、、でも僕の正体がバレて、、bloodを隠していたという理由で組織の人間に殺されました」「、、、、」「、、人間はbloodを殺す、、それと同時に人間は人間を殺す、、それはbloodも同じ、、bloodは人間を殺す、、それと同時にbloodは bloodを殺す」「、、、、」「勿論誰も殺さないような人もいる、、あなたのような、、」「、、、、」「、、それは人間も同じ、、私の両親のようにbloodを殺さない人間もいる、、小我太には、、そのことを理解して欲しい、、もちろん、、あなたにも」「、、、、」
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「、、まぁ、、私もだいぶムカムカしなくなったのかな、、」「、、あの今日子さん、、」「、、??ハイ??」「1つ聞きたいことがあって、、」「、、??」「俺の能魔、、まあ一度出した時みんなが体調を崩して、、」「、、??」「小我太が今日子さんなら何か知ってるって、、火を出せるんですけど、、そういう能魔があったりします??」「、、んー、、それは、、火を出したら体調を悪くなる成分が出てるわけじゃなくて、未完成なのよ」「み、未完成??」「、、私は氷を出せるんだけど、、これを出したらみんな体調が悪くなる、、それは私が体が弱いから、、十分に完成した能魔が出せてないから有害物として大著が悪くなる成分が出る、、」「、、??で、でも俺体元気っすよ??」「、、加四六君、、この前予言的な能魔ができたんだっけ??能魔は1種類しかないはずなのに、、」「あ、は、ハイ、、」「、、もしかしたらその能魔が火の能魔の邪魔をしてるのかもね、、誰かの能魔で他の人の能魔を入れたのかしら、、」「、、??」「、、まぁ、、能魔の制御ができたら、、体調を壊すことはないかもね、、」「、、!?本当ですか!!」「え、えぇ、、」「、、じゃあ、もっと練習しなきゃな、、」すると「姉さん!!!!」「あ、小我太」「え、体大丈夫!?」「うん〜、もう寝たから〜」「く、薬は??」「家だ〜」「取ってくるよ!?」「そんな事より腹減ったわ」「黙れよ加四六」「あぁ!?俺がいなかったら大変な事になってたんだぞ!!」「わかったから!!!!」「薬はかなさんが持って来てくれるって〜」