「みーなとさんっ!」
シンに呼ばれ振り向く。
「んー?…ってなんだよ、」
手を広げて何かを待っているシン。
「何ってハグですよ 」
「…はぁ?」
湊が呆れた顔で言う。
「俺、いつもは湊さんのこと構ってばっかですけど…今日は甘えたい気分なんです」
「もう、慎太郎くんは勉強してなさい」
シンはしょぼくれる。
「…はぁ…ほら来い」
湊は座りながら手を広げる。
シンは遠慮しがちで近付き、湊を抱き締める。
「…スー…いい匂い」
湊の肩に顔を埋め、シンが言う。
「…スー…シンの匂い、やっぱ 落ち着くな、笑」
湊もシンの首元の匂いを嗅ぐ。
2人は顔を上げ、互いのおでこを付ける。
「湊さん好きです」
「…うん」
「…大好きです」
「…うん」
「一生俺の傍にいてください…」
「…言われなくてもそのつもりだっつーの」
2人は見つめ合う。
「なに泣きそうになってんだよ、笑」
シンの顔に両手を添え、湊から口付ける。
「…湊さんんん、 …」
湊に胸に顔を擦り付ける。
「くすぐってぇよ、笑」
シンの動きが止まる。
「…シン?あー、シンちゃんお眠でちゅかぁー?」
「…ん、」
「ほら、ベッド行くぞ」
「…お誘いですか…」
「そんな眠そうな人とは出来ませーん」
シンが立ち上がる。
「眠くないです。ベッド行きましょ湊さん」
「はいはい、しんちゃん抱っこー」
座りながら手を広げ湊が言う。
シンは湊を抱き上げる。
「やめろって言ってもやめませんから」
「やめろって言う気ねーから」
シンの目が見開く。
「手加減しねぇ」
苦笑いしながら湊に言う。
「しんちゃん、顔怖い…」
〜事後〜
「ほんとに手加減しねぇじゃん…」
腰を押えながらベッドに横たわる。
「湊さんが煽るのがいけないんですよ」
「お前は、いろいろ早いんだよ…」
恥ずかしげに湊が言う。
「いろいろってなんですか?いろいろって」
湊に圧をかける。
「あぁ!うるせぇ!」
「いろいろはいろいろなの!」
上目遣いでシンを睨む。
「可愛い」
シンの口から無意識に出る。
「う、うっせぇぞクソガキっ!」
こんな感じの物語を連載していこうと思います!リクエストもしてくれたら嬉しいです😭
🔞もあると思うので、苦手な方は見るのをお控えください🙇♀️
ご贔屓に!
コメント
3件
えぇ!気に入って貰えて本当に嬉しいです!!😊次もお楽しみに!