蛍 × フ リ ー ナ

初めまして。📷です。

百合かきます。明日誕生日らしいので

蛍 × フリーナです （キスだけ）

地雷さん､苦手さんは🔙

語彙力が無いので多めに見てください。

主は原神初めて１ヶ月の初心者です🔰

これは私のただの妄想にすぎません。

公式様とは一切関係ありません。

それが良い方は進んでください。

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10月13日＿＿。

今日はフリーナの誕生日。

フォンテーヌに来てから、随分日が経った。

あの事件を解決してからというもの、

物事が順調に進んでいってる気がする。

まぁ、相変わらずパイモンはすごく食べるけど……そこは変わらずだね。

｢今日はフリーナの誕生日だよな！｣

｢そうだね、お祝いしに行こう。｣

｢へへ、そうと決まれば、さっそく行こうぜ！｣

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人が沢山集まってる…何してるんだろう？

なにかの特売日…？？

｢お、あれ見ろよ！！フリーナじゃないか？ ｣

そう言われ背伸びして見てみると、確かにフリーナが人集りを作っているみたい。

…ちょっと納得。

｢話しかけに行こうぜ！！｣

うん。と頷いて、フリーナの様子を見に行った。

｢フリーナ様、おめでとうございます！｣

｢フリーナ様！これ、プレゼントです！｣

｢フリーナ様！フリーナ様！！｣

｢わ、分かったから！順番だよ！君たち！｣

やっぱりフリーナは人気者なんだな…

あの劇をした後から、すごく招待が来てたみたい…。

そう話し合いながら、フリーナの元へ近づいた。

｢フリーナ！来たぞ〜！｣

パイモンがそう言うと、主人を見つけた犬のようにキラキラした目でこちらを見てきた。

｢あっ！旅人にパイモン！！ちょうどいい所に来てくれたね！！｣

｢実は、ちょ、ちょっと困ってるんだ…｣

人集りが出来てる中、目を逸らしながら 小声で小さく呟いているのが聞こえた。

｢わ、分かったぞ！えっと…それよりもとりあえず、この人集りをどうにかしろよ！｣

パイモンも小声でそう言った。

｢あ、えっと〜……コ、コホン！ ｣

｢君たち、よく聞いてくれ！

僕は今から…えっと…少々用事があるんだ！それで…すまないが、また後でちゃんと話を聞かせてもらってもいいかな？｣

フリーナがそう言うと、フォンテーヌ人は

｢わかりました…｣

｢また後で、お伺いします！！｣

｢フリーナ様が言うのであれば…｣

納得したみたい。よかった…

フリーナは少しキョドっていたけど、ちゃんと誤魔化せたみたい。

｢じゃ、じゃあまた後で！！！！｣

そう言って、フリーナはもの凄いスピードで私達を連れて逃げ出した。

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｢は、はぁ…はぁ……｣

もの凄いスピードで走ったせいか、フリーナはすごく息が荒れているみたい…

普段、運動してないのかな？

いやでも…うーん、戦闘が苦手だし…納得いくかも。

｢きみ、今僕が…はぁ、ちょ、ちょっとやっぱり休憩…｣

｢大丈夫か、フリーナ？すごい汗かいてるぞ｣

パイモンがそういうと、ムスッとした顔でフリーナはこう言った。

｢仕方ないだろう！！僕はあまり走るのが得意じゃないんだ…！特にこういう時には尚更…｣

｢そ、そもそも！パイモンは空を飛んでるじゃないか！それはずるいと思うけど！！｣

そう言いながら、パイモンを睨むように目配せしてジーッと見つめてる。

｢なっ、それは…と、というか！そこじゃないだろ！｣

｢なんであんな人集りが出来てたんだよ？｣

パイモンがそう訊くと、フリーナは困った顔で返してきた。

｢えっと…それは、僕にもよく分からないんだ、｣

｢いやでも、何となくわかる……けど…、｣

｢僕はもう”水神”でもなんでもない…、ただの一般人と変わりないのに…｣

｢ちゃんと言ったんだ。様付けもいらない。フリーナでいいよと言っても、聞いてくれる人は数人しか居ないんだ…｣

｢”元水神”でもなんでもないし、僕は仮面を被るのもやめたんだ。だからこそ…｣

｢そういうのが今になっては、僕にすごくプレッシャーがかかるんだ、｣

フリーナは今にも泣き出しそうな声で、 目を擦りながらそう言った。

｢そうだったのか…そうだよな、もうフリーナはフリーナなんだもんな。｣

パイモンも頑張って慰めの言葉をかけてる。

フリーナは相当辛かったんだろう。 プレッシャーが掛かるのも無理はない。

私は、フリーナの手を握ってこう言った。

｢…フリーナ、よく頑張ったね｣

｢本当は今にも泣き出しそうなのに、堪えてるんだよね。うん、大丈夫。私がついてる ｣

｢泣きたい時は泣いていい。フリーナは、もう”水神”という名前に囚われる必要も無いんだよ。｣

｢だって、フリーナはフリーナでしょ？｣

そう言って、真剣な目でフリーナを見つめた。

そうすると、なぜかフリーナは泣いていた。

私はついビックリして手を離してしまった。

｢あ…ごめんね、変なこと言っちゃったかも…｣

そう言って慌てていると、フリーナはこう言った。

｢…もう少し、傍にいて欲しい…、｣

私の服の袖を掴み、蚊が飛んでいるような声でそう言っているのが微かに聞こえた。

｢えっと……うん、わかった。｣

パイモンと目を合わせて、こくりと頷いた。

フリーナは相当疲れてたみたいだから、赤子を扱うように優しく、そっと抱きしめて寝かせてあげた。

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フリーナはとても綺麗だ。

色白い肌に、美しくに光る水のような瞳。

白髪に青色のメッシュ。綺麗にまとまった睫毛。

筋の通った綺麗な鼻に、ほんのり色付いている唇。

目から流れる涙は、誰よりも綺麗で、繊細で、美しい。

綺麗で可愛くて、そしてすごく勇敢で。

フリーナは、これまでどれだけの苦痛を味わってきたんだろう。

私には計り知れないほどの苦痛を味わってるはず。

何年も、何十年も、何百年も、何千年も。

ずーーっと我慢してたんだ。

人前では泣けず、水神を演じ、この事を打ち明ける人もいない。

ひとり寂しく孤独な”仮面を被った役者”だった。

でも、今は違う。少しずつ、取り戻してくれるはず。

どれだけ彼女が凄くても、悪くても、弱虫でも。

私は”フリーナ”を見捨てたりしない。

だって、”友達”だから。

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｢ん…ぁ…？｣

やっと起きたのか、眠そうな声と顔でフリーナはこちらを見つめてきた。

｢あ…やっと起きた、｣

｢ぅ、ん…？おはよう、。｣

｢…？、ん？｣

｢わっ、な、何をするんだ！！｣

ビックリした猫かのように、フリーナは素早く起き上がった。

｢？ どうかしたの？｣

私がそう問い詰めると、フリーナはわなわなしながらこう答えた。

｢ぼ、僕は…寝てたのか…？｣

｢うん、朝からずっとね。｣

私がそう言うと、フリーナはブワッと顔を真っ赤にして顔を隠してしまった。

｢ぼ、僕は……うぅ…｣

何に恥ずかしがっているのかは分からないけど…とにかく可愛い事だけは確かだね。

そう心の中で言いながら、フリーナの元へ近づいた。

｢なっ、なんだい？！なんで近づいて来るんだい、？！｣

近づいて、顔を隠している手をどけて真剣な目で見つめこう言った。

｢……フリーナは…、可愛いね。｣

｢…は、ぁ？？！｣

フリーナはさっきよりも声が高くなり、顔も赤くなった。

やっぱりフリーナは可愛い。

｢な、なんで…そんな、急に……｣

｢？ なんで、って…思ったことを言っただけだけど…。｣

｢いや…あの…そこじゃなくて…！！｣

キョドっているのか、語彙力が低下しているみたいだ。何を返せばいいのか、分からなくなってるのかな？

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な、なんで僕はこんなにドキドキしているんだ…？！？！

よく分からない…けど、なぜか…！！

旅人がカッコよく見える…！！！

なんだ、？これは…？？

よ、よく分からない……モヤモヤする！！

あー、もう……

旅人にこんな顔、見せたくないのに…、

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｢ぼ、僕はちょっと行ってくる…！！｣

｢どこか行くの？｣

｢あ、えっと…用事が、あったのを…思い出して…！！｣

｢そっか…、わかった。｣

うぐ…っ、なんでそんな捨てられた子犬のような表情で僕を見るんだい…。

僕は…どうすればいいんだ…！！？

｢た、旅人、｣

｢？ どうしたの｣

｢その…えっと、旅人は…、｣

｢僕のこと…どう思ってるんだい、？｣

｢……フリーナのこと？｣

こくりと頷いて、フリーナは質問の返事を待った 。

しばらくの間が空いて、返事が返ってきた。

｢…強いて言うなら、｣

｢……強いて言うなら…？｣

｢すっごく繊細で、綺麗で…誰よりもカッコよくて、可愛くて…。｣

｢うーん…｣

｢正確に言えば、そんな所が大好き、かな？｣

旅人は、なんの躊躇いもなく”大好き”と言ってきた。

｢だ、だだ…だい、大好き、？だいすき……｣

｢はっ、え、大好き、？？！！？｣

告白されるとしても余りにも突然だったから、凄くびっくりした。

｢うん、大好きだよ｣

なんでそんな余裕そうに言うんだい？！

告白って…難しいことじゃないのか？！

｢え、そんな簡単に…こ、こくは…告白、！｣

｢な、なんでそんな簡単に好きとか言えるんだい…？！難しいものじゃないのか、？！｣

｢難しいもの…？告、 白…？？？？｣

｢…い、いや、今……す、好きって……！！ ｣

｢…あ〜、💡´-｣※旅人は閃いたようだ。

旅人は、少し考えてからフリーナの手を握り、はっきりと聞こえるように言った。

｢うん、好き。フリーナの事が大好き。｣

｢フリーナは頑張り屋さんで努力家なんだよね。すごいよフリーナ。｣

少し揶揄おうと思ったのか、旅人は告白しているかのようにフリーナに本心を伝えた。

｢フリーナ、好きだよ。どんなフリーナでも、私は大好き。｣

｢な、っ…ぼ、僕は…、僕は……！！｣

｢僕も………す、す…す、す……！！！！｣

｢す………す、すき、。｣

すごく小声だったけど、確かに耳にはっきり”好き”、と言うのが聞こえてきた。

｢ふふ、じゃあ両思いだね。｣

｢なっ…！！べ、別に僕はそういう意味で言ったんじゃ…！！！｣

｢そうなの？ それはちょっと残念だね…｣

｢え、あっ…えっと、その……ぼくは…｣

｢ふふ、大丈夫だよ。分かってるから｣

わ…わ、分からない、！！！

僕には何も分からないっ！！！！！

こ、こういう時には…えっと……！！

なにをすれば、！！！！

あ、そう！！！あれだ！！！！きっと！！！

フリーナはなにか少し考えて、躊躇いながらも私に近づいてきた。

｢ぼ、僕は知ってるぞ！こういう時にする行動…！！｣

｢？？？｣

｢どうしたの、近づいてきて｣

うぅ…やっぱり無理かもしれない…！！

いや…でも、！！！

ぼ、僕ならできる、！！そう、！！

絶対に…！！！！

｢た、旅人…いくよ！！！｣

｢へ？えっと…え？｣

なんの事かさっぱり分からない旅人に、

フリーナは肩を掴んで目を閉じて、

そっとキスした。

ちゅっ、というリップ音が2人の空間に響き渡った。

｢い、今は人もいないし…！！特別だ…！｣

｢ぇ…っと、｣

お互い顔を赤くしながら、日が暮れかけている空の下で、沈黙になってしまった。

その後パイモンが来て、事情を知られたのはまた別のお話。

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どうでしたか…。

ちょいと下手すぎて泣きそうです。

これは完全に自己満なので、気に入ってくれる方がいたら大はしゃぎして喜びます。

いつかこれは黒歴史になるんだろうな…

最後投げやりで書いてたし……

口調とか分からないけど、許してね📷

見てくれた方、ありがとうございます。

主はとても百合が好きです！！！！！

語れる人カモォン！！！