大キライだよ。
そんな言の葉で貴方とのサイゴを締め括る
そんな、やだよぉ、、、
と
潤む目を向けて訴えてくる君を横目に
僕はドアの鍵を閉めた
ドアを必死で叩く音が聞こえる
完全防音のこの部屋でも
流石に直接叩かれたら音が少し響くな、
と
独り言を呟いてから
君に最高の笑顔を向けて
口の動きで静かに
_サケんでも、ムダだよ?
と告げる
「僕ね、君の事は大好きだよ 」
貴方は僕に鋭い視線を突き刺す
「でも、僕その目大っ嫌い。」
一頻り泣いた所為か
それとももう諦めたのか
まだ現実を受け入れられてないのか
君は床にへたり込む
ヒトが作り出した箱の中といえど
今日は空気が肺を突き刺すほど冷たい
そんな空気を必死に吸っては
不規則に白く透明にして吐く
「君の怯えた顔、大好き。」
床に布が触れる音がする
ゆっくり、ゆっくり、
君が後退る
その分だけボクは1歩1歩貴方に近づく
近付くナ
そうでも言いたげな目でこちらを見る貴方
そんなの気にせず
僕はそっと唇を重ねて
「悪いの八、あなタだよ」
ボクは元々高い声を更に裏返して笑う
「ダイキライ。」
「アなタもしんジてたのに」
ボクは窓もない部屋の角にある机かラ
アルものを取り出した
『私は悪くないわ、』
空気が微かに震えて何かヲ伝えタ。
気がシた
まァイイや。
ボクが君君に送る
最期の
「サプラ~いず!!」
銃声。
コメント
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結月の考察↓
うわ、好き 考察でない妄想をただただ綴ってしまったのですか、読んでくれますか!!(
…凄すぎます 凄い読み応えがある小説ですね! ジャンルは……ホラー系の歪んだ愛って感じがします でも男性の方は 彼女と付き合っていたのか それともただ付き纏っていただけなのか…その捉え方の違いだけでも 結構 物語自体が変わってくる様な気もしますね…