この作品はいかがでしたか?
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🍍side .
____
それから 、数時間後 。
いつも通り 適当に号令をして
鞄へと手を伸ばす 。
いつものように肩にはかけず 、
今日は中身を漁る 。
いつみても やっぱり数学のプリントは
くしゃくしゃなまま 。
… 当たり前か 。
と 、そんなしょうもないことを考えつつも
プリントを軽く手に持ち
こさめの席へと向かった 。
こさめの席へと近づくと 、
すぐに気がついたみたい 。
☔『あ 、なつくん !』
☔『 … 勉強 … 教えるの下手かもしれないけど』
☔『 … がんばるね !( ニコッ』
そう口にし 、こさめはにこっと微笑む 。
その表情はまるで 、脳裏に焼き付いたような
そんな 、見覚えのある笑顔だった 。
🍍『お 、よろしくな ?笑』
☔『勿論 !』
他愛ない会話を交わすと 、
こさめは席から 急に立ち上がる 。
☔『なつくん 、ここ座っていいよ』
☔『 … 今日はこさめが先生なので !!』
ちょっとドヤ顔をしながら
こちらを見つめてくる 。
🍍『 … んじゃぁ 、よろしくな ?』
🍍『 “ こさめ先生 ” 、( ニコッ 』
ただのクラスメイト 、生徒同士 。
だけど 、今だけは
こさめの生徒 という関係でいても
悪くはないかも 。
椅子へと座ると 、まだほんのり
あたたかみが残っていた 。
… って 、これじゃ 変態みたいか 。笑
☔『 … で 、なつくんはどこが分からなかったの ?』
水色のシャーペンを手にもち 、
こさめは俺の目を見て 質問をする 。
🍍『えぇ っと 、 … この 最後の問題 、』
☔『ん ~ と … ここね !』
☔『これは 1問目のこの考え方を使うんだけど__』
こさめは 、落ち着いた声で説明を始める 。
若干空いた窓から 、風が入り込んできて 、
その風が 、
カーテン そして
こさめの髪を 揺らす 。
まるで映画のワンシーンかのようで 、
俺は 呪いがかかったかのように
こさめから目が離せなかった 。
☔『__で 、____こうなる !』
☔『どう ?分かった … ?』
🍍『 … 』
見とれてしまっていたせいか 、
全くと言っていいほど 話を聞いていなかった 。
🍍『ごめん 、もう1回いい ?』
☔『も ー !次はちゃんと聞いてよね 、 笑』
頬を膨らましながら 拗ねたような顔をした後 、
笑いながら俺に注意してきた 。
俺はそんなこさめの顔を見つめながら 、
🍍『聞く 聞く 、笑』
🍍『ごめんな ?』
軽く笑いながら ごめん と謝る 。
☔『まあ 、いいけど 、』
もう少しだけ 、この時間を
こさめと一緒に過ごしたいな 。
なんて 思ったのは
🍍『ここだけの話 ( ボソッ』
🍍『 … こさめはさ 、』
最後の問題も解き終え 、
少し休憩していた頃 。
俺はふと 、気になったことを質問してみた 。
🍍『文化祭の話 、ぶっちゃけメイドとか … 』
🍍『 … やりたくない ?』
☔『 … え ?』
☔『ん ー 、まあ 、 … そうかな 笑』
☔『でもこさめ 、なつくんが喜んでくれるなら』
☔『がんばる … よ ?』
ー … いいかも … ー
🍍『ちょ 、は 、ッ?⸝⸝』
🍍『 … 俺 、あの件だいぶ根に持ってんだけど !』
☔『あ 、そうだった ?』
☔『ごめんごめん 笑笑』
何故か傷を抉られ
二限目の出来事を思い出す 。
本当にあの瞬間は
終わった と思ったけど
こさめは意外と なんとも思っていなさそうで
少し安心した 。
… 反面 何故か俺は俯いて 、
顔を隠していた 。
きっと今の俺は 、
こさめには見せられないほど 顔が赤いだろうから 。
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急展開過ぎて萎えますね … (
あと普通に最近 投稿頻度落ちてたのは申し訳ないです🙇♀️
リアルで忙しいのもあるんですけど 、
まさかの 体調面と精神面がやられていて←
辛いのフルコンボでしたね🙄
まあ !!今回長く書いたのでこれで許してください … 😭
前回の投稿 、沢山のはーとありがとうございます !
コメント
2件
えぇぇ 大丈夫 !? 無理しないでね 😭😭 そんで持って たくさん 休みなね ! 🍵💭