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昨日絵に描いた奴
落書きで描いた奴だけどこれを小説にするぜ
藍乃「お兄さん?誰に手ェ出したか分かってるんだろうね?」
ある日の昼過ぎ
3姉妹と仲良くお出かけしていた颯利は買い物 に付き合っていた
しかし、3人が少し目を離した隙に事件は起こった
颯利(まだかな…)
ぼんやり周りを見渡しながら3姉妹を待っている颯利に男が近寄ってくる
『すみませぇん、ちょっといいですか〜?』
颯利「ビクッ な、なんですか…?」
『お姉さん綺麗だから一緒にお茶でもどうかなと思いまして』
身内以外には全く心を開かない極度の人見知り颯利は蚊の鳴くような声で断りを入れる
颯利「け、結構です…」
『そんな事言わずに、ね?』
気持ち悪い笑みを貼り付けた男は颯利の腕を掴み無理矢理連れて行こうとする
本来の颯利ならば腕を掴まれていても抜け出す事は容易い
しかし、人見知りが発動した颯利にはそれができない
颯利「やめてください…!」
『いや、行きましょうよ』
男が腕を引っ張り、颯利がよろけたその時2人の上に影ができる
顔を上げるとそこには藍乃、桃猫、北海道の3人が立っていた
3人はちらりと顔を見合わせると藍乃が腕を掴んでいる手を剥がし、北海道が颯利の顔を手で覆う
颯利「なに、誰…!?」
北海道「颯利、しー」
颯利「え、北海道、?」
困惑している颯利の声が遠ざかっているのが聞こえてくると藍桃はぽかんとしている男を殴り飛ばす
『ガハッ、!?』
大きく後ろに吹っ飛ばされた男の顔を藍乃が思いっきり踏んづける
藍乃「ねぇ、お兄さん?誰に手ェ出したか分かってるんだろうね?」
『なに、がッ』
桃猫「私たちの颯利に話しかけてるって事は覚悟があるって事だよね?」
頭を硬いコンクリート で潰すように足を押し付ける
足を動かす度に蛙が潰れたような声が聞こえる
『グギュッ、や、やめっ…』
藍乃「やめて欲しいんなら黙れよ。そうすりゃ少しは優しくしてやるよ」
桃猫「ダメだよ藍乃ー、こんな奴に情けかけちゃ。やるなら徹底的に潰さないと」
藍乃「んー、そうだよね。片付け面倒だけど」
そんな物騒な会話を続けている双子の元に北海道が戻ってきた
北海道「藍ねぇ、桃ねぇ、ただいまー」
藍乃「颯利は?」
北海道「向こうでお菓子食べさせてる」
藍乃「ん。こいつ潰すけど片付けお願いできる?」
北海道「おーけー。というかボクにもやらせてよ」
と言いながら倒れている男の下半身を蹴り上げる北海道
可愛い見た目をしていながらも容赦がない
桃猫「ずるいー!私も試したい試作品あるんだからやらせて!」
桃猫が取り出したのは爆弾の試作品の数々
男の目はもう既に絶望に染まっていた
暗い暗い道路に三姉妹の笑い声が響き渡る
この男の存在は密かに闇に葬られていく
三姉妹も数日後にはこの事を忘れているだろう
颯利ちゃんの保護者兼セコムの三姉妹が描きたかった
ちな完成品↓
颯利ちゃんのおでこが広すぎる
もうちょい練習しよ
桃猫ちゃんの目が怖いって?…気のせいだよ