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本気でイラスト描くやつはもう少し先になるかもです。
只今旅行につき…
半分母親やら祖母やら叔母やらに拉致られた様なもんですけどね。
基本私は旅行は父と一緒がいいので、父が来ない分メッチャ落ち込んでます。
俺パパっ子なんで。
登山までさせらしたし。足痛いよォ!!
そもそも来る気なかったけどなぁ!!!!拒否権をください。
スゥゥゥゥゥゥ、
【???視点】
「…………」
暗い場所。
手と足についた重い枷。
向こう側から聞こえる騒がしいたくさんの声。
わかる、普通に。
ここはオークション会場だ。
俺は親に捨てられたのだ。
別にあんな親だから悲しくはない。
だが、これからどこに行くのか、不安で不安で仕方ない。
いまよりいい環境に行くのか…それとも…
「なあ」
いきなり後ろから声をかけられて、思わずビクッとする。
「…なに?」
振り向いた先には、自分よりかなり幼い少年がいた。
「ここって、奴隷やらを売り買いする場だよな」
「!?、まぁ…そうだろうけど…」
「マジ!?初めてみた。」
そりゃその歳で見る人間は少ないだろうよ。
にしてもこの子、随分と歳に見合わない言い方をするものだな…
見た感じ…五つもいかないぐらいだ。四つ、三つくらいだろうか…?
なおさら信じられない。
改めて思えば、すごく綺麗な顔をしている。
珍しい薄いミントグリーンの少々うねりのある髪、そのミントグリーンの前髪に一筋はいる橙のメッシュ、黄色の左目、おろした前髪で隠されているが、髪の隙間から度々見える右目は青だ。
思わず、「綺麗…」と口に出る。
すると相手は少しの間目を見開き、
「…!?、ンクッ、お兄さんも、十分綺麗だと思いますけどね。その目といい、茶髪といい、イケメン、ってやつ?」
と笑いながら言った。多少ビックリしつつも、苦笑いする。
思わず、顔を下げる。
でも、これのせいで俺は…
といったところで大人が目の前まで来て、俺を連れて行こうとする。
寂しさを胸に感じ、ちらりと後ろを見る。
あの少年は、全く気に留めていない様子だった。
本当、彼は大人びているとかいう言葉じゃ片付けられないような気がする。
不思議な雰囲気を醸し出している…という様な…
と後ろばかり気にしていると、転んでしまい、側にいる大人に蹴られたため、俺の頭は彼のことなどすっかり忘れ、売られるという事実とこれからの不安という恐怖で埋め尽くされていた。
to be continued…?