brshk 自分用
学パロ 微R、キャラ崩壊あり
【shk視点】
「ひ〜…あっつ〜…」
「しゃぁく〜ん…さっさと更衣室いこぉ」
ただ立っているだけでも暑い時期。青い天井からは眩しすぎるほどの光が降り注がれ、耳に入るのはセミの大合唱。
時期は夏。そんな猛暑の中だというのに、今日は3限から体育があった。
しかも内容はリレー。いくら一人ひとりの走る距離が短かったとしても、結局暑さがピークになりそうな頃に体を動かすのはキツい。
俺の横を歩いている、俺より身長が頭一個分ほどでかいヤツは、ぶるーく。
何故か陰キャで友達が一人もいないような俺に付き纏ってくる、変な奴。
「余裕そうだねぇしゃーくん……」
「まぁシャークんの提案で来たんだもんね…」
「まぁね」
「楽しかったぁ?」
「……ほどほどに。」
「てか別に嫌なら着いてこなくても良かったのに」
「いや最近”あそこ”に引きこもってばっかだったから運動不足なんだよねー」
「だから僕もちょうどいいかなって感じで。ついてきちゃった〜」
「何よりシャークんと一緒にいたいからね! 」
そう言って、裏がひとつもないような、ニパッと効果音がつきそうなくらい明るい笑顔を俺に向けてくるぶるーく。
バカみたいな光を放つ太陽のせいか。…この笑顔のせいか。眩しくて目を細めた。
彼は、俺とつるむ前は何もかもが完璧なやつだったらしい。勉強もできるし、運動もできるし。顔も良いし人付き合いも上手いし、友達も沢山いるし。
本当に非の打ち所の無いやつだったんだとか。
でもそんな皆の高嶺の花みたいなやつが、ある日、俺に話しかけてくるようになった。
恐らく友人と思われる人物を複数人後ろにつけ、スマホゲームに夢中になっていた俺に
「なんのゲーム?」
と、非常に気味の悪い笑顔で話しかけてきたのを覚えている。
恐らくあの時、素で笑っていなかったと思う。いかにも張りつけたような笑顔だった。
本当に突然で、最初は遂にイジメか、なんて呑気なことを考えていた。
だがあまりにもしつこいのでやっているゲームを嫌々言えば、彼は途端に目の色を変え、
「え!それ僕もやってる!!」
「周りみんなやってなくて寂しかったんだよねぇ、一緒にやろうよ!」
なんて言ってきた。
もうその頃には後ろについていた友人と思わしき人物たちも、飽きを感じたのか居なくなっていた。
去り際、「なんでこんな陰キャなんかと…」と呟いていたことはずっと恨んでいる。
正直面倒くさかったが、実際このゲームをやっている人間は俺の周りにも居なかったので、暫く付き合ってやることにした。
そもそも俺は人付き合いが得意じゃないし、愛想も無い、本当に陰キャの特徴が全てあてはまっているような人間。
友達を作って変に気を使って過ごすより、1人が楽だった。
だからヘッドフォンをつけ、持ち前の目つきの悪さを活かして他人を睨みつけ近づくな、というオーラを出したり、
時たま授業に参加すれば机に突っ伏し寝るだけという最悪なことをしていた。
でもこいつがきた。いくら振りほどこうとしても絶対についてくる
「来んな 」
「無理」
「キモい」
通常言われれば自分から離れていくようなことを彼に言っても ヘラヘラと笑顔でかわされる
というか逆効果になってる気がする。
そういうニュアンスの言葉を言う度、顔を赤らめ頬を緩ませるのだ。
それにスキンシップも激しく、よく抱きついては髪に顔を埋められたり、頬をくっつけたりと彼は明らかに俺との距離感を間違えていた。
どうせ俺に対して言ってくる「好き」の言葉も、愛想のいい彼は誰にでも言っていたのだろう。
俺はほぼいつも空き教室で授業をサボっている。
俺だけしかいない、人目を気にすることの無い最高の場所。
……でもいつからかぶるーくもよく来るようになった。
あいつがここに来てからは一瞬で、すぐにあいつは廃れていった。
友達との約束は俺が居るからと断るようになったし、毎日授業に出席していたのに俺みたいに、この空き教室でサボるようになった
「前みたいに授業行かないのか」
とか
「アイツらはもういいの?」
とか聞いても
「僕はシャークんが居ればいいから」
の一点張りで、それ以上話そうとしなかった。
俺らがちゃんとつるみ始めた頃、ぶるーくに
俺の何に惹かれたか聞いてみたことがあった。
その時は
「僕大人しい子気になっちゃうんだよね〜」
「話してみたら可愛すぎて好きになっちゃったぁ」
なんて言っていた。
…その日が俺にとって1番忘れられない日になってしまった。
俺が次に言った言葉のせいで。
「そんな俺に好き好き言うならさぁ」
「付き合ってみる?」
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…今思い出してみても頭が悪すぎる。その日の前日、ゲームの周回をしていたから、頭がよく回っていなかった
目を見開いてスマホを落とした彼を見てやっと、あ、ヤバい。ってなって。口を塞いだ時にはもう遅くて、
彼が空き教室の机に座っていた俺を、思いっきり押し倒した。
とにかく焦った。俺は冗談のつもり…にはなってないけど、そのつもりだったから。
「い、いや違、」
「冗談だから!!離れろっ…」
と急いで弁明した。
が、
「へぇ」
「僕はガチだよ?」
と言って俺から離れようとしてくれなかった
身体を押してみても、体格差が大きすぎてビクともしない。
暴れてみても、腕や足を抑えられて終わり。
絶望を感じた、
ぶるーくの目はガチで、無言で俺を上から見つめている。
恐怖で、泣き出しそうになった。
俺が不可能を悟って抵抗を辞めた時、彼は無言で顔を近づけさせ、俺にキスをしてきた。
もう何が何だか分からなくて、脳は思考を停止しているし、身体は動かない。
…のにも関わらず、顔はしっかり熱くなる。
「もう抵抗はいいの?シャークん」
「僕に食べられちゃうよ」
なんて脅しのような事を言われたけど、
なんか、こう…
あんまり悪い気はしなくて。
むしろ…、いや、こう…..いい、っていったら、あれだけど…。
俺はこの感情に強い興味を抱き、
気付いたら横に置かれた彼の手に己の頬をくっ付けていた。
すると彼は、ヒュッ…というとても声に似つかない声を出して、固まってしまった。
「…?…おい…」
「ぶるーく…」
この体制のままの無言がどうにも耐えられなくて、名前を呼んでみるが反応がない。
…だが、その代わりに、彼はありもしない形で返事をしてきた
「んぁ…ッ」
「ッ〜〜…!?!?///」
彼はニヤニヤとしながら俺の股間付近に、ぐりぐりと膝を押し付けてきていた。
「ねぇ、可愛い声だね」
「僕のこと煽っちゃったのが悪いんだよ?」
「しばらく離してあげられないから。」
自分から漏れ出る嬌声を抑えようと口を塞ごうとしたけど、その手は彼の指に絡め取られてしまった。
「ひ、…ぁ”、…///」
「ん”ぅ…ッ…」
声を抑えることが出来ない羞恥で、涙が出てくる
「わぁその顔…」
「すっごいそそられるなぁ〜…♡」
「っ…///」
「おい…、」
「お前、…学校だからってっ…、妥協するようなやつじゃないだろ…?」
「…」
「いいよ、別に直接でも…」
「…、」
「そんなこと言うの、シャークんだけだなぁ、」
「…どういうこと?」
「…….」
「僕さ、どんなことも人並み以上に出来るから周りからのプレッシャーが辛かったんだよね。」
「だから僕自身の意見とか考えとか押し殺して生きていたの。」
そう言いながら、俺のスラックスのベルトを外すぶるーく。
「…でもシャークんに会ってから、僕変わったんだよね」
「正直、周りのどこにでも居るような地味で大人しい奴に、面白半分で絡むみたいな感じで話しかけたんだけど。」
それが妙に慣れた手つきで、他にも俺みたいなやつと遊んだのか、とか不安になってきて。
そう考えている自分が女々しく感じ嫌気が差す。
「…なんか、他の人とは違って、シャークんは僕に全く興味ないみたいな目で見てきてさ。」
「むしろ…お前誰?、みたいな感じで見てきて、w」
「なんか意地になっちゃって、絶対振り向かせてやろうって、」
「気づいたら好きになっちゃった。」
「….僕のことを1番わかるのはシャークんだけだよ」
その話を最後まで聞けば、ただの俺の杞憂だったってことが分かった。
「だから、ね」
もし仮に彼が誰かと遊んだとしても、今回は遊びじゃない。
「言う通りにさせてもらうね?」
そう一言言うと、下着をスルリと脱がされ、俺のソレが露になる。
「じゃあ、…触るよ」
「痛かったら言ってね」
そう言って彼は自分の指に唾液をつけ、俺に触れた。
【br視点】
「シャークん?」
おかしい。先程から何度呼んでも、彼はどこか上の空だ。
もうクラスメイト達は早々に着替えを終え、教室に帰って次の英語の準備をしている。
更衣室には僕とシャークんだけ。
…でも、シャークんは着替えようとせず、ぼーっとしている
「…..こうなったら、」
恋人同士で更衣室に2人きり。何も起きないはずがなく…?
…な〜んてねw
チュッ
「、…んぁ、」
唐突に唇を合わせたことによって、シャークんの意識がこちら側に戻って来る。
まぁ某童話もこんな風にキスをしてお姫さまが起きたんだから起きてくれないと困る
「おかえり、シャークん♡」
「眠いの?」
そう、笑顔で話しかける。
彼と居る時は、自然と頬が緩んでしまう。
好きなの丸出しじゃん。まぁ実際そうだし別に気にしてる訳じゃないけど。
「んー、」
「ううん」
最近のシャークんはキスをしても抵抗をしなくなった。今もこんな風に、何もなかった、という顔でスンとしている。
初期の頃とは違い、僕らの関係性を理解して徐々に受け入れてきているのだろう。
まぁ何回も何回もエッチなことしてたらそりゃ慣れるか…w
初心な感じも勿論好きだけど、今のシャークんはも〜っと好きだなぁ…♡
「今日は徹夜しなかったんだ」
「偉いね〜」
「たしかに昨日よりくまが薄いかも。」
「分かんの?」
「分かる分かる。彼氏だからね」
「へえ」
「…俺ら付き合ってないけど 」
「む…」
「シャークん、僕らが恋人だってこと頑なに認めないよね」
そう言いながら汗ふきシートを渡すと、彼は無言でそれを受けとり、身体が見えることを気にせずに服に手を突っ込む。
度々見える腹や腰のラインが、妙にエロく感じ、無意識に唾を飲み込んだ。
「…」
「周りの人間の視線が痛い」
「あぁ、」
「…えー?でもシャークんそんなに気にする感じしなくない?」
裏を返せば付き合うこと自体はいい。という意味の言葉だってことは触れずに、そう返す。
「そういう噂が無理」
「そういう目で見られてんのかぁって思うとキモい」
「おもろw」
「…えーでも確かに、」
「僕もこーーんな可愛いシャークんをどこの馬の骨かも分からない人間に見られるのは嫌だなぁ〜」
「…あ、エッチ中はもっとやだ。」
「見せねーよ」
はは、と笑うと、着替え途中で上裸のシャークんに近づいて、頬を撫でる。
「…ねぇ、僕運動後でめっちゃムラついてるんだわ」
「”いつものところ”、いこ」
僕がそう言うと、彼は目を逸らしたまま、コクリと頷いた。
補足
お互いが思っている関係性の変化
Shk
知らん陽キャ→顔見知り →???(今)
Br
根暗な奴→好きな子→友達→恋人(今)