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低クオ➡︎
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翠side
土曜日.
はぁ~、阿部先生に会いたい、
休みの日は好きだけど阿部先生に会えないんだよね、、
翠「はぁ~」
翠「もぉ~~、」(机に顔を伏せ)
私が大きく溜息を吐き、独り言を喋った時.
聞き覚えのある声がした.
辰「す~いっ」(耳元)
翠「ひゃっ、」
辰「ひゃってほんと可愛いなぁ翠は~.」
辰「翠の好きなお菓子買って来てあげたからここ置いとくよ」
翠「ありがと辰兄、」
この人は辰兄.私の従兄弟.何歳だっけ、
私の結構な年上.だった気がする…
辰「翠大きな溜息ついてどぉした~?」
辰「ほら、お兄ちゃんが話聞いてやる」
翠「…」
翠「実はね~好きな人が出来たの.」
辰「好きな人かぁ~、」
辰「好きな人?!!???!!」
翠「うん、でも土日は会えないからさ~」
翠「辰兄、?」
辰(泣)
翠「え、何で辰兄泣いてんの、」
辰「翠に好きな人か、、」
辰「小さい頃は
『たつにいと結婚する〜っ!』って言ってたのに…」
辰「時代の流れは早い…」泣
翠「辰兄のことはずっと好きだよ?」
辰「翠…」
翠「ねぇ辰兄ショッピングモール行こーよ」
辰「よし行こう.兄ちゃんが何でも買ったる」
翠「やった!」( ≖ᴗ≖)
ショッピングモール.
翠「これ欲しい!」
辰「これね.はいよぉ」
翠「辰兄あっちのお店!」
辰「はいはい」
翠「これ似合うかな~、」
辰「翠はかぁいいから何着ても似合うなぁ」
翠「えへへっ」
書店.
翠「辰兄本屋いこ~!」
辰「はいはい~.」
プルルルル
辰「あ、電話.翠~、先行ってて~」
翠「はぁい~.」
翠「この雑誌欲しかったんだよね~.」
適当に色々な棚を見ていく.
一つ一つ見ていくと難しそうな本が沢山置いてあるコーナーを発見した.
翠「こんな難しい本読む人いるのかなぁ.」
独り言を喋っていたら人がいた事に気づいた.
気まずすぎる、
ん?待って、
あれ、阿部先生じゃない、、?
待って学校の外で会えるとか嬉しすぎる、
眼鏡かけてる阿部先生かっこかわいい、、泣
写真撮っていいかな、いや流石にそれは盗撮だ、やめよう
よし、話しかけよう.
翠「あ、あの!」
阿「えっ、はい。って、」
阿「天崎!なにしてたの?」
翠「適当に遊んでました!」
翠「阿部先生は本買いに来たんですか?」
阿「そうだよ」
翠「それ、なんの本なんですか?」
阿「これはねぇ、こんな感じ~」(近づき)
翠(ちかっ近い近い!)
翠「そ、そうなんですね!」
翠「面白そうだなぁ!私も買おうかなっ、!」
阿「俺のやつ貸す?」笑
翠「いいんですか!」
翠「じゃあ、お言葉に甘えて…、」
阿「じゃあちょっとレジ行ってくるね.」
翠「は~い.じゃあまた、学校で、」笑
阿「またね~」(手振)
翠「はぁ~めっちゃOFF感強いの可愛すぎた…」
翠「話せて嬉しかったなぁ~.」
翠「本貸してもらう予定も出来ちゃった~」
翠「んふふ~」
辰「翠はあ~いう人が好きなんだぁ」
翠「えへへ~、って辰兄?!」
辰「翠は年上が好きなのか~.」
辰「てことは俺にも可能性は…」
翠「ないから!!!」
辰「えぇ~なんだよぉ、」
翠「ほら早く行くよ!」
辰「はいはい…」
自宅.
辰「教えてよ~、」
翠「やだね!絶対や!」
辰「恋愛なんか百戦錬磨のお兄ちゃんに任せてなって~」
翠「辰兄モテないでしょ!!」
翠「はいもうこの話終わり!!」
辰「いやモテるわ」
辰兄ほんとしつこ、
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