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skfn 赤桃
赤）なぁ桃。お前はあの日の約束を覚えていますか。
ー20〷年3月14日六奏卒業式の日
桃）いやーこれで俺達も大人の仲間入りだねー
楽しかったな。高校3年間。
赤）俺も桃と過ごす３年間、楽しかったよ。
桃）えっ、何それずるい。言いかえる。
赤と過ごした高校3年間楽しかった！
赤）///っそ
桃）あれーもしかして赤さん照れてるー？
赤）あー黙れ前髪くそピンク。
桃）赤さんひどーい、桃泣いちゃうー
赤）勝手に泣いとけ。
、、、なぁ桃
桃）？
赤）10年後のこの日、またこの桜の木の下で会ってみたくね？
桃）、、、いいかも。じゃあさ、いっそのこと連絡先とかも消しちゃおうよ！んー覚えてなかったら、天国でアイス奢りね！
赤）上等だよ。
ー現在20〷年3月13日
赤）（俺はいま電車でその約束をした場所へ向かっている。
電車の窓を、ビルからもれる光と月光が照らす。
（桃のやつちゃんと覚てんのかな。
これでも忘れられていたら悲しい。俺の想い人だから。
（もし、桃があの約束をしっかり覚えていたら、その時は俺の想いを伝えようと思う。
ー終点、六奏町です。
赤）、、、行くか。
（とは言っても、桃とは連絡先を繋げていない。そう桃が言ったからだ。だからとっくのまに恋人がいるかもしれないし、俺の事を忘れられているかもしれない。
まぁ、そうだったらアイス奢らせるだけだけど。
）ｷﾞｭﾙﾙﾙﾙﾙ
、、、とりあえずなんか食うか。
約束の時間まで、ちょっとばかり地元を満喫した。懐かしい友達、学校、場所。
赤）そろそろ時間か。
そして、俺は約束の場所へ向かう。ほんの少しの、期待を胸に。
赤）桜、、、早咲き桜だっけ？ここの桜。
桃）そうだよ。
赤）！、、、桃？
桃）そーだよ赤ちゃーん。忘れてなかったんだね。会いたかったよー。
赤）離れろメンヘラ前髪くそピンク。
桃）ひどい！あとなんか増えてない？気のせい？
赤）気のせい、気のせい。
、、、会いたかった。（ｸﾞｽﾞｯ
桃）赤ちゃん泣いてる？そんな嬉しい？
赤）嬉しい。
桃）素直！かわいい！
赤）桃？俺の今から言うこと、聞いてくれる？
桃）うん。もちろん。
赤）好き。桃の事がずっと好きだった。だから、付き合ってほしい。
桃）えっ、いいの？本当に？
赤）桃がいいもん。
桃）！よろしくね。
赤）（飛付
よかった。よかった。怖かったんだよ？
桃）よしよーし、怖かったねー。
、、、桜が綺麗ですね。
赤）いくらでもこよーぜ。二人で。約束！
桃）破ったら
赤桃）天国でアイス奢り！！
