コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
そして
今までも途切れ途切れに着ていた連絡が
一切途絶えた
もう明日で3週間か…
休日の朝、顔を洗い
立ち上げていたPCを覗く
更新ボタンを何度も押してみる
Dr. ・・・私が考えることは
あなたのことばかり
Dr. 私はどうすればいいの?
若井 研究室
コンコン
涼架「失礼します
大森くんいらっしゃいますか?
あっいた、今お時間ちょっといい?」
大森くんを見つけて小声で呼ぶ
少し注目を浴びたがまた、みな研究に戻った
大森「おはようございます。
奥さんじゃないですか!今ですか?
いいですよ
どうしました?」
涼架「んーまだ奥さんじゃないからね
ここじゃ何だから、ちょっと
こっちこっち」
小声で手招きする
大森「はい?」
人通りが少ないのを確認して
涼架「今日時間取れないかしら…えへへ
正確には今日から少し..なんだけど」
大森「今日ですか?今日は割と
落ち着いているんで大丈夫ですけど
教授のことですか?」
涼架「あー良かった、じゃ今から早速
病院行くわよ!
私たちワクチン打たなきゃ
あと大森くんはうちに荷物とってきて
パスポート情報が必要だから
明日出発のチケット予約できたの
3A.M.のフライトよ
今夜はホテルに泊まるからね
さ、ついてきて」
大森(ぽかーん)
大森「えええええー?????今ですか?
急な人だ..」
大森「本気で涼架先生行くんですか?」
涼架「Dr.探さなきゃ!もう1ヶ月になる
もしあの人に何かあったら…
私生きていけないもの
あっ大森くんはすごい助けになるって
Dr.も言ってたの!
研究しにほら資料持っていこう?」
大森「僕も現地に行きたかったから
現地で研究したかったので嬉しいですけど
涼架先生は未開の地なんて…大丈夫なんですか?」
涼架「私だって無傷で
博士になったんじゃないわ」
大森「すげーや」
フライト
涼架「大森くん南米でtransitよ
今のうちにいっぱい食べててね
そしたら小型飛行機チャーターしなきゃ
うまくいけばいいのだけど」
隣の涼架先生は教授の写真を抱きしめていた