こんちゃまー。主のさばしおです
一話で二個のお話を書きます。多ければ三個。
今回は霊音×銘のお話二連続です
①霊音の料理を食べる銘
朝目が覚めると机の上に朝ごはんが置かれている。これを置いたのは…まぁ、霊音だろう。
ベットから出て、机の前に座ると料理のいい匂いがする。
いいにおいに誘われてお腹がなる。おい、まだ朝だろ。鳴るなよ。
「…いただきます」
黄金色の卵焼きに箸を入れると柔らかい反発が手に伝わる。切った卵焼きを口に運ぶと、ふわりと甘い香りが口の中に広がっていく。
おいしい。認めたくないが、おいしい。
あんなちゃらんぽらんがどこからこの料理スキルを培ってきたのか不思議だ。
黙々と食べ進めていると、いつの間にか霊音隣に座っていた。
「ひっ」
音もなく現れたので思わず小さな悲鳴が口から出る。
霊音は何も言わない。ただただ自分の食べている姿を笑顔で見つめている。
「…見んな」
『やだ♡』
蹴り飛ばしてしまったのは仕方がないと思う。
やめろといってもやめないほうが悪いのだ。
だが、見てくるだけで何もしてこないので食べ進めることにする。非常に食べづらいが。
「…..いや、やっぱりいやだわ!こっち見んな!」
『まぁまぁ』
霊音を追い出そうと立ち上がりかけると、口におかずを突っ込まれる。それと同時に立ち上がりかけた体を上から抑えられ、床に座らされる。
『まずは食べようよ。ね?』
「んむぅ…」
うまくかわされた気がするが、大人しく口に突っ込まれた食べ物を食べる。
ほんとにどこでこの料理スキルを身につけたんだか。
②銘に癒されたい霊音
疲れた。ここ数日の徹夜で精神がすり減っているのがわかる。
帰りたい。早く帰って銘くんをデロッデロに甘やかしたい。膝の上に座らせて撫でまわして、耳まで赤くなった銘くんを鑑賞したい。
そんなことを考えながら帰路につく。
ゆっくりと帰り道を進んでいると、日本酒のポスターが目に入る。
そういえば銘くんお酒大好きだったなぁ。……買うか。
自分のこの欲望を叶えるためには、酒に酔わせてふわふわになってもらうしかない。
思い立ったが吉日とすぐに中へ入る。
よし、酔わせてデロデロに甘やかそう。そう決意し、家へ帰る。
んふふ、楽しみだなぁ。
はい、以上です。
こんな感じでちまちま上げていきますので、ゆっくり待っていていただきたいです。
では、おつちゃま!
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