もともと知り合いだった訳じゃない
親の再婚で出会った同い年の男の子
お兄ちゃんぶってるけど実は俺より年下だったりする
と言っても1ヶ月も変わらないけど
初めて会った時俺はこれからの生活が怖くて泣いてしまった
そんな時師匠が大丈夫って言ってくれて凄く安心したんだ
そんな事があり俺はclくんの事を師匠と呼んでいる
最初の頃は楽しかった
新しい父さんは優しいし、母さんも前よりもにこにこしてた
でも今考えると師匠はずっと暗い顔をしていた
分かっていたのかもしれない、この幸せがすぐに崩れるって事が
その日は突然訪れた
その日から暴言暴力は当たり前になった
いつも師匠が庇ってくれたから俺達への被害は最小限だった
ただ怖かった、目の前で人が殴られるのも、血が飛ぶのも、
1番辛いのは師匠なのにいつも俺達に大丈夫だよって、声をかけ続けてくれた
でも、無理をしすぎたのかしばらくたった時から師匠は喋れなくなった
さすがにまずいと思った、
このままだと、みんな殺される
だから、逃げた
逃げてからは大変だったけど今までよりずっと楽で、師匠も喋れるようになった
このまま、生きていくのは難しいことは分かっていた、
でも帰りたくなかった、
そんな俺の想いとは裏腹に警察が俺たちを探しに来た
助けてくれって頼んでも、なにもしてくれなかった
俺たちは家に帰らせれてしまった、
すぐに手を出す、助けてもくれない、
だから俺は大人が嫌い、大っ嫌い
俺達は子供でなにも出来ない、
俺の横で眠る2人は俺よりももっと小さい、
俺も、師匠みたいに守ってあげれたらいいのに、
俺が1番年上なのに、
ak)なにも出来なくてごめんね…
夜、なにも出来ない自分に絶望する時間
あなたの帰りを待つ時間、
俺は、師匠みたいには出来ない、でも俺はやっぱり
みんなを助けたい、
コメント
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頑張れak!!ほんまに咲来が助けに行きt((続き楽しみ!!頑張って!!