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オチをもう少し頑張りましょう by自分に対しての意見
図書館にいた女の人_奈津さんは生き返りたい…いや、北斗に戻りたい僕を少し小馬鹿にしていた。(気がした)
この人には本当のことを言っていいのだろうか。
でも言わないとこのまま終わりで一人で探し続けないといけない。
「奈津さん、実は…」
僕はすべての経緯を話した。
意外にも真摯に程よい間で相槌を打ってくれるのでとても話しやすい環境だった。
「なるほど~、つまり外は友理奈で中は北斗なのね」
「そうですね……」
「で、戻りたい方法を知りたいと図書館で情報収集…」
「おっしゃる通りでございます」
「え、君高校生?」
「中学生ですけど」
「あごめん笑」
「私が知っている情報としては…」
”ラクエン”から現実世界に帰ることはできる。
入れ替わりは聞いたことがないらしい。
つまり僕が初事例なんだ。
「いっそのことさ~友理奈で生きればいいんじゃないの?」
「で、でも…友理奈の魂?心?がどこにあるのか…」
友理奈は友理奈の人生を歩んでほしい。
こんな僕で補ってはいけないんだ。
「一つ知ってるなら~…”ラクエン”のトップに会いに行きなよ!何か変わるかもしれないよ~」
「”ラクエン”の…トップ……」
結局、行かないといけないのか…。
友理奈の人生を変えないかが心配だ。
もし僕が今死んだら?友理奈を雇ってくれなかったら?彼女はどうなる?
考えたくない疑問がいくつも思い浮かんでしまう。
とりあえず今は北斗に戻って本物の友理奈と会うことだけを考えよう。
未来の事情はそれからだ。
「僕…行ってきます……!その…”ラクエン”?のトップ??に…!!」
「疑問符多すぎよ?」
「すいません…」
「うん、見た目は怖いけど案外優しい人だから心配しなくていいよ~!」
「奈津さん、ありがとう!」
「いえいえー!」
僕は、奈津さんの笑顔の意味を知らなかった。
「最近の男の子はチョロいね~ふふっ」
「これは…殺し甲斐があるね~…ニヤッ」
「奈津ったら…毎回男の子に対しての目はいいのよねぇ…」
「それは分かる」
「まあ、探す手間が省けてこっちとしてはありがたいんだけどね」
「うん、分かる」
「もうちょっとまともな反応してくれないかな?」
「ごめん」
「やだ」
「ごめん」
「いいよ」
「なんだお前」
「はい、チェックメイト」
「くっそぉぉ!!また負けた!!」
「これで君は0勝3624敗だね」
「なんかズルしただろ!!」
「君みたいな馬鹿雑魚イキり野郎みたいにそんな事はしないよ」
「お前ぇぇぇぇ……」
「…って、この子早いね、もう塔の前にいる」
「今日はここまでか……覚えとけよ!!!」
「チェスのことで頭いっぱいだから覚えれなーい笑」
「エロいことの間違いなんじゃないか?」
「君の方がエロいでしょ」
「は、はぁ!?」
「ま、今回はお客さんが居るから見逃しげあげる」
「へっ、いつものことだろ__」
「…次はないからな?」
「ハイ」
個々の最上階…、かなりの道のりになりそう…。
友理奈…今、会いに行くね。
ちょっと雑談
”アレ”を見た後にこれ書いたから”アレ”が紛れてるね笑(ヒント:〇〇少〇〇〇〇ん)
誰か分かるかな?
それじゃまた次回!!おつここ~!!!