主が学校に行きたくないという思いを込めて書きました…
あと林さんや、これパクリだったら言ってくれ消すから
まぁそもそも見てないだろうけど()
僕のクラスにはある女の子がいる
四字熟語で言うと容姿端麗、才色兼備…これだけで彼女がどんな人物か分かると思う
…でもまぁ、単刀直入に言うと
別に彼女にいじめられてるとかそういうものではない
でも、あいつは何でもできて粗が無い
それが悔しくて悔しくて堪らない
『人には皆欠点がある』、『みんな違ってみんな良い』だとかそんな言葉があるが…
自分が欠点だと思っているところが他人から見たら素晴らしいことだったとしたら?
…そんな事を考えながら僕は今日も独りきりでベットに潜る
そして今日も願うんだ
今日もまた朝がやってきた
…ついに神に見放されたのだろうか
まぁ当然だろうなと思いつつ、自分の部屋のカーテンを開けキッチンに向かう
今日もまた『彼』の姿は無く、置き手紙と冷え切った朝ご飯、おにぎり二つが残されていた
『結斗(ゆいと)へ!
おはよう!今日もいい朝が始まったぞ!学校さぼったらお兄ちゃん怒るからな(笑)
朝ご飯はチンして食べてな!火傷には気をつけろよ!
結斗が大好きなお兄ちゃんより』
…なんでこんなブラコンが高校の教師できるんだろうと思いつつ
いつも通りラップ付きの朝ご飯を電子レンジでチンした
ホカホカの朝ご飯を手にとり、テーブルへ運ぶ
イスに座り、いただきますと短く言い、食べる
…マズい
今度冷凍食品でいいよって交渉しに行こうかな…
まぁそんなことを思っても今日は食べるしかない
無理やり口に詰め込み、飲み込んだ
ごちそうさまと手を合わせ、おにぎり二つを手にとる
…そして、リビングに置いてある両親の仏壇の前におにぎりを置いた
…両親が亡くなったのは僕が中学生のとき、交通事故で亡くなった
その頃兄は大学生だったので、兄の一人暮らしはその日から二人暮らしに上書きされた
線香に火をつけ、りんを鳴らし、手を合わせる…見守ってくれてるのかはよく分からないけど
線香の火を消し、今も閉まっているリビングのカーテンの隙間から覗く外に目を向ける
小学生2人…多分カップルは仲良さそうに話し、学校に向かう
学校に着くと、陽キャ3人組が仲良さそうに話していた
…多分オシ?というものだろう…よく分からないから話はできないけど…
…いや、話したくないと言った方が正しいか
朝っぱらから騒音を聞きたくない僕は階段を駆け上がった
目的地なんてないが、自然とその足は空き教室に向かっていた
空き教室近くに着くと、女子生徒の歌声の音が聞こえてきた
美しく力強い不思議なメロディー
取り憑かれたように少しだけ空いていた空き教室のドアの隙間から中を覗き込んだ
…そしてその中には…
長い黒髪をポニーテールにした女子生徒…
僕が嫌いな子がこちらに背を向け歌を唄っていた
その名の通り神に愛された女の子だ
…やっぱり彼女には欠点が無い、僕の無力さを思い知らされる
ただ逃げることも、中に入ることもできずその場に立ち尽くしていると…
歌が止まり、彼女の声だけが静かな空き教室に響いた
…さすがに立ち去るわけにはいかず、空き教室の中に入った
風芽「やっぱり結斗君だ!」
彼女は嬉しそうに僕の顔を見て微笑んだ
__どうしよう?
コメント
19件
面白そうだし1で
…1です
イイナァイイナァ…ヤッパ2スワ…((?