コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
na「俺夢でも見てるのかな,,,?」
夢にしてはリアルだし、意識もはっきりしてる。
そもそもで夢で森なんてくるか?
周囲を見回し、何か手がかりを探す。でも、真っ暗で周りの状況はほとんど確認できない。
もしかしたらここから進んでも何もないのかもしれない。
それでも、ここにいるだけでは何も解決しない。
動かなければ、状況は何も変わらない。
na「,,,とりあえず歩くしかないのかな、」
少なくともどこかに出口があるだろう。
そう思いながら、足を一歩踏み出す。
暗闇の中を進んでいくと、風の音と草のざわめきだけが耳に入ってくる。
しばらく歩いていると、ふと、何かが動く音が聞こえた。
まるで誰かが近づいてきているような…いや、何か別のものが近づいてきている。
心臓が少し早く鼓動を打つ。
na「誰か,,,いるの?」
突然、後ろからガサッと音がして、振り返ると、暗闇の中に赤い目が光っている。
その目は、じっとこちらを見つめている。
その瞬間、足元から何かが飛び出し、僕に襲いかかってきた。
na「うわっ!」
大きな牙を持ったモンスターだった。唸るような声を上げながら、僕の方へ迫ってくる。
na「やばいって!」
必死に後ろに退くけど、モンスターは止まらない。何かで反撃しないと、やられてしまう。
でも、手元には何もない。体が動かない。
その時だった。
na「んぇ?」
どこからともなく、鋭い剣の音が響いた。
次の瞬間、モンスターが激しくうなり声を上げ、何者かに斬り倒される。
na「えっ?えっどゆこと?!なにがおこったの?」
目を疑った。モンスターが倒れた場所には、一人の人物が立っていた。小柄の俺と同い年ぐらいの少年。
na「あんた…誰?」
その人物は一歩前に踏み出し、冷静な声で言った。
「…怪我は無さそうだな、。無事でよかった。」
その声は、どこか冷たく、しかし優しさも感じられる。目の前に立つその人物は、ギザギザな歯、ペリドットのような綺麗な瞳。間違いなく現実には居ないであろう特徴を持った少年。
na「ど、どちらま?!」
NEXT→♡54