「ゔわぁ、ノゾミ撃っちゃったか〜」
そう言うのは私の父だ、そして私は書斎の椅子に腰かけている…隣には保科副隊長が居る
「…呼ばなあかんやん、どうして呼ばなかったん?」
「……不法侵入者は防衛隊のお仕事ではないと、思って…」
これはまるっきり嘘
「それじゃ私らはどうやってノゾミを守ればいいんだ?」
「……」
私は黙ってしまった…だって、昨日から震えが止まらないんだもん…
「…僕らは外だけやったけど、部屋の前に警戒態勢で居るしかないなぁ……」
「…それで居てくれ、万が一のことも考えて」
それで話が決まり、私の部屋の前に保科副隊長と亜白隊長がつくことになった
「…」
めっちゃ申し訳ない…男性が苦手とはいえ…私は人を撃ってしまった、膝をつきそう思う……顔を俯くと私の赤い髪がはらっと膝に落ちる
「…クルルル」
部屋にビックバードが入ってくる(ハリーポッターの鳥的な子)
「ビックバード」
ビックバードばドアに向けて歩き始めると、ドアを開けて、部屋の前にいる保科副隊長と亜白隊長を交互に見る
「…これは、希少種のビックバード…」
「……なんでこんなところにおるん?」
私が部屋の扉を閉めて、廊下に出る
「私のペットです」
「…いつの間に」
スっと手を伸ばすと顔を差し出してくるビックバード
「……よし決めた」
私がそう言うと2人は?って顔をしていた
「ビックバード、他の子も厩舎に連れてきてくれる?」
そういうと、いちばん大きな窓を開けたのを確認して、飛び立つ
「なんや?決めたことって」
「お楽しみ」
そう言うと本気で意味がわからないと言う顔をする保科副隊長と亜白隊長はピンと来たらしい
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