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「この時期に珍しいが、転校生を紹介する」
そう言われ目が覚めた。
あたりを見渡すと喜んでるやつ、驚いたのか立って騒いでるやつ、どんなやつか妄想しているやつだったり様々だった。
正直耳障りでしかない。
なんで転校生なんて来るんだよ。
そんなことを考えているとドアから男の子が入ってきた。
赤髪でおどおどしてる小さな男の子だった。
…少し…少しだけ…可愛いなと思った。
そんなことを思った自分が気持ち悪くて記憶を無理やり消してなかったことにした。
周りもみんなかわいいやら女の子みたいやら色々言っていた。
赤髪の子はクラスのやつが騒ぎすぎてるせいかちょっと引いている。
「おーい。お前ら静かにしろ〜」
そう言うと教室は一気に静まり皆転校生の方に視点を向けた。
教室中に黒板に字を書く音が聞こえる。
えっと、大神…りうら?
不思議な名前だなぁと思いながら外を見た。
「転校生の大神りうらくんだ。それじゃあ大神くん自己紹介よろしく。」
そう言うとみんなは大神のとこに集中した。
どんな声なんだろう。どこから来たんだろう。
何が好きなんだろう。
そんな期待が聞こえる。
しかしそんな期待は打ち砕かれた。
大神は数分無言のままお辞儀だけをしてノートに何か書いて先生に見せていた。
なんだこいつ。
みんな裏切られた気持ちなのか小声でグチグチ囁いていた。
あぁこの子終わったな。
可哀想なんて気持ちは一切現れなかった。
理由は簡単。興味がなかったからだ。
つまんなくなって再び寝ようと思った。
「まぁ、みんなが言いたい気持ちは分かるが、
えっと、とりあえず大神の席は猫宮の隣な。」
…は?
「猫宮ー!大神に教室案内やら色々よろしくな」
まじかよ…
大神は周りをキョロキョロしながら席に着いた。
そして俺の方を優しく叩いて紙を見せてきた。
紙には〖よろしく。〗とだけ書かれていた。
俺は紙を見てそのまま無視して寝た。
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