柴崎楽×上村謙信
設定:教師×生徒
年齢違くなってます。
帰りのチャイムがなった。
教室にいる生徒が徐々に減っていく。
楽は廊下側の一番隅の席の生徒へ向かって歩き出した。 教室から出て行こうとするその生徒の腕を掴む。
「上村さん。」
「何?」
シルバーに染めた髪が特徴的なその生徒は着崩した制服にピアスをつけていかにも不良だった。 彼は掴まれた腕の方へ向き、 ぶっきらぼうにこたえる。そんな彼に動じず楽は言った。
「少しここで待っていてください」
楽は手を離し教室を出ていった。
「楽せんせー、ばいばーい」
廊下で女子生徒が楽に向けて声をかけるのが聞こえた。
楽は教師歴3年目の新米教師で、そのルックスから女子生徒に人気だ。
楽もさようならといつものように微笑んで返す。
ここで待っていろと言われた謙信は席に戻りスマホを弄りながら大人しく待つことにした。
外も暗くなり始めた頃…
「ごめーん、お待たせ」
謙信以外誰もいないのを確認して楽が声をかける。 謙信は何も言わずに不機嫌を醸し出す。 楽は座っている謙信の頭を撫でた。
「ごめんって、帰ろ?」
謙信は 意外と従順についていく。
教員用駐車場に着き、楽の車に2人で乗り込む。
「明日休みだけど何か予定ある?」
「ない」
助手席に乗る謙信に尋ねる。
楽はそっかと言いながら少し口角を上げる。
車で20分ほど移動すると、楽の住んでいるマンションに着いた。
車から降りて、 10階にある楽の部屋へ向かう。 エレベーターの中、楽は隣にいる謙信に軽いキスをした。
「っ、なに?」
「ううん、したくなっただけ」
楽はえへへと微笑む。
エレベーターから降りて、部屋に入る。
すると、楽は小走りで自分の部屋へ向かった。
しばらくすると、けんしーんと部屋から呼ぶ声が聞こえた。
「なにー?」
「きてー」
謙信は脱いだブレザーをソファに掛けて呼ばれた方へ向かう。
「何?うぉ」
謙信が中へ入ると扉の近くにいた楽がすぐに鍵を閉めた。 楽はこれ見てと謙信の目の前に写真を出す。謙信は顔を離し焦点を合わせてその写真を見た。瞬間に気づいた。
写真には茶色でくるくるとした髪の女性と腕を組みながらホテルへ入っていく謙信が映っていた。
「え、これ」
楽は謙信をベッドに押さえつける。謙信の腕を取り手錠をかける。
「なんかあった時のために手錠買っといてよかった、ここで役に立つとは」
あはっと笑う楽の目は全然笑っていなかった。
「ねぇねぇ、これどういうことー?」
楽はもう一度謙信の目の前に写真を出し、子供っぽく聞いてくる。
「別になんだっていいだろ」
「あー、そんなこと言っちゃうんだ」
「ていうか、これ外せよ」
謙信がかちゃかちゃと手錠を鳴らし抵抗する間、楽は黙々と準備を始める。 謙信の服を脱がせ、体中に潤滑剤を塗る。 体の外側が塗り終わると次は内側に塗り始める。 謙信の中に指を入れ、掻き回す。
「ん゛、ちょ、ちょっと、おい」
「んー?浮気しちゃう悪い子にはー、お仕置きしないとでしょ?これ何回目かなー?」
「んぁ゛まってッ」
「んへへ、いやだー」
子供のように笑う楽は表情とやっていることが真逆だった。どこを触れば謙信が感じるかよく知っている楽はそこばかり集中して攻める。
「い゛や゛、ん゛ぅ、はぁ、イ゛くッ」
「んえッ」
楽は謙信がイく寸前で静かに指を抜く。
そして、自分もズボンを脱ぎ、謙信の穴に自分のモノを当てる。
「今日は中に出していいよね?」
「ッだめ、ん゛ぁ゛」
一気に中へ押し込む。緩く腰を動かし、確実に感じるところへ当てにいく。
「ん゛はぁ゛、んぁ゛、い゛や゛ぁッ」
「んはッ、ずっと感じてるじゃん」
楽は嘲笑いながら腰を動かす。だんだん力を強くするが、的は外さない。
「イ゛くッ、あぁ゛、とまってぇ゛」
謙信が白濁液と共に押し寄せる快感を一気に解放する。しかし、楽は腰を止めない。謙信は絶頂に達した直後も快感の刺激に耐え続け 半泣きで喘ぐ。
それから時間は経ち、楽はもう抵抗しないだろうと手錠を外した。 謙信の体力も底をつきそうだった。
「イ゛ぎぃますッ、あ゛ぁ」
「っは、出てないじゃん」
快感に耐え何度も絶頂に達する謙信はついに出さずにイくようになった。
「ん゛ぁ゛ッ、ごめんな゛さぁ゛いッ」
「んはッ、何今更」
「こんなに穴掘られてんのに、女にはコレ使ってんだもんなー」
「惨めだね」
楽がそう言うと、謙信は微妙に体を震わせ中を締めた。
「あはは、惨めだって言われてイってんの」
「ほんとに可愛いなぁ」
楽は腰を振り謙信の頭を撫でる。 快感にやられて泣き顔の謙信は体力が限界で 中に出された楽ので下腹部が膨らんでいた。
「じゃあ、最後一緒にイこっか」
楽は謙信にキスをしながら先程よりも腰を強く振る。謙信の喘ぎ声が籠る。2人は抱きしめ合いながら絶頂に達した。
ある日の夜、楽は車で帰宅途中だった。しかし、ホテル街を通るため遠回りをしていた。
そこで、また謙信が前とは違う女性と歩いているのを見た。
「懲りないなー」
楽はそう言いながらも少し口角を上げる。次は何してあげようかなと考えながら少し遠くなった家までの距離を帰った。
コメント
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スパドラメンバーの小説ぜんぜんみーひんからこんなんありがたすぎる主様天才
今までで1番作品がドタイプな方に出会ってしまいました...。これからも作品見させていただきます🥲