7月18日、、
「うわぁ〜、、後1週間で夏休み〜」「そうですね、、俺も中学校に慣れてきましたよ」「そっか、、」優がきてから約1ヶ月、、よく考えたらコイツはまだ中学3年生、、かなさんと相談し、店で働くことはやめ、学費と部屋を貸す代わりお手伝いって形になったけど、、「お手伝いっていうか、、ほぼ俺たちがしてる仕事と変わらない、、」「、、ハイ??」「、、そういえば優、、失礼かもしれないけど、、何で、お前は狂唖みたいに組織のbloodとして居られなかったの??」「、、多分、、父の気持ちでしょう、、」「、、??」「父さんは、blood嫌いです、、それに2回も自分の子がbloodだったのが、、」「、、、、」「それに、見齧幹部と種技は組織の脅されてるんです」「脅し??」「見齧幹部は何でかわかりませんけど、、種技はわかる、、」「、、脅されるって、、」「、、種技は口裂け族の生き残りだから、、自分の親戚を皆殺しだ組織に、組織に従うから、命はどうかって、、それで同じbloodである見齧幹部に良く懐いてました、、」「、、へぇ、、」一族の生き残りか、、俺と一緒、、血の繋がった人がもう1人もいないんだ、、「でもやっぱり、、それに反対する人たちもいて、、種技を、、まぁ、、いじめてて、、」「、、そっか、、」「俺は父の言葉が衝撃すぎて、このまま遠くに行こうと思ってましたけど、、多分俺は種技のように何かを頼んでも無駄です、、逆に殺されなかったのが凄いですよ、、」「、、そっか、、ごめんね〜変な事聞いて、、」「いえいえ、、あの、、小我太さんの両親はどんな人だったんですか??」「、、??」、、何で両親の話、、??「、、ま、まぁ、、馬鹿ップルてとこかな、、」「馬鹿??」「母さんは父さんにベタ惚れだし、、父さんは少し口数が少なかったけど、何だかんだ言って、母さんが可愛くて仕方なかったし、、」「ハハ〜、良いですね」「、、お前の母は??」「もともと体が弱かったんです、、それで、、まぁ、、」「、、そっか、、お、タルト生地できた!!」「やった〜」「手伝ってくれてありがとう、早くフルーツ盛って2人で食べちゃおうww」「ハイww」
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組織
「種技〜」「、、??狂唖」「試験お疲れ〜、3級昇進おめでとう〜、血いる??専務から特別に貰ってきた」「それ狂唖の分じゃね??」「良いんだよ〜、ほい!!」「、、ありがとう、、」「ん??」「、、ご、、ございます、、」「ハイハイ〜」「、、、、」、、狂唖、、酷い隈(くま)だな、、仕事の空き時間にずっと優のこと探してるんだっけ、、優がbloodになったとは言え、狂唖その場にいなかったから優の能魔の匂いを嗅いでないし、、血種や外種だったわけでもないし、、「、、最近どうだ??」「、、??普通だけど、、」「そっか、、優がいなくなってから一気に元気落ちたな、、そりゃ寂しいか〜、お友達だもんな〜」「誰が友達じゃ」「んー、、できるなら8月に入る前には見つけ出したいな、、俺もそろそろぶっ倒れるし、、」「部屋の冷房もうちょい上げてくんね??そろそろ凍死する」「俺のためだと思って、ね??」「、、これだから回復能魔のbloodは、、」「うわ、蚊だ、吸われてた!!やめてよ!?ただでさえ血少ねえのに!!あ、逃した、種技潰せ!!」「、、あの、、見齧幹部は、、自分の大切なものを守るため、、組織に従ってるんですか、、」「え、急に何、早く蚊潰して、えい!!」「、、、、」「、、そうだけど、、それがどうした??」「それは、、何よりも大切なんですか、、」「当たり前だろ、あ、き、消えた」「、、俺は、、」「、、??」「自分さえ生きてら、、どうでも良かったんです、、けど、、」「、、??」「、、やっぱり、、何でもありません、、」「、、種技、、??」「オラ」バチンッ!!「おぉ!!でかした!!種技!!」
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「おぉ〜、、できた、、」「凄い、、小我太さんって何でも作れますね」「まぁね〜」「、、あら、、良い匂いがすると思ったら」「い、好橆帰さん、、」「何よ、たかりに来た訳じゃないわよ、、」「そ、そうですか、、」「ジッーー」「、、食べます」「勿論!!」
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「そういや、好橆帰さんって、小我太さんの育て親みたいなものなんですか??」「そうよ」「違いますよ、俺には親は居ました、、」「何よ、小我太を拾ったのは私よ、、それに、、」「、、、??」「此処にいる子は皆んな私の子供の様に思ってるから」「、、そっか」「ハハ〜!!」
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種技目線
「、、、」7月30日、、またアイツらに攻めに行くのか、、「、、、」優は、、何処に居るんだろ、、奏斗も、、狂唖も、、あんな探してるのに、、アイツらなら、、何か知ってるのかな、、「、、いやいや、、関係ないし、、」俺は俺の為にすべき事をする、、俺の為、、俺が生きる為、、後はどうでも良いし、、「、、、、」
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