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あたしの名前は川越さやか。華の高校1年生。
今日は人生で初めてあたしの恋が実った記念日だ。
…こんなことを言うと引かれてしまうかもしれないが、私はレズで、女性が好きだ。
この人生で何回も好きになった女の子に告白してきた。
だがそれらは全て失敗に終わり、たくさんの悪口にも悩まされた。
そして高校生になったある日、登校している時にハンカチを落としてしまった。
それをとある先輩が拾って渡してくれたことが恋の始まりだった。
その先輩の名前は柊静香先輩。本当に美しくて綺麗な人だ。
メガネのレンズ越しに私を見つめ、太陽に照らされた巻かれた長い金髪。
男女両方ウケ完璧な体。おっとりしたタレ目、優しい声。
私は静香先輩の全てに惚れてしまった。
そこから頑張ってアピールをし、ついに告白をした。
また気持ち悪がられるかと思っていると
「私も好きだよ。」
と思ってもみない言葉が帰ってきた。
「こ…これからよろしくお願いします!!」
嬉しみのあまり思わず頭を下げた。嬉しさで頭がいっぱいになった。
いつか一緒に遊園地に行ったり、デートをしたり…ましてやキスができるかも!?
気持ち悪い事も時々考えたが、それは後で考えるべきだ。
頭がパンクしそうになった時、静香先輩が恥ずかしそうに話しかけてきた。
「あの…さやかちゃん…その…さやかちゃんって…」
顔を赤らめながら彼女は私にこう告げた。
「か…体の関係って…もっても…いい?」