コメント
5件
そしてそのままブルーロックスにあってまえーーー!!
すごい多田ちゃんのさらっと人を傷つけるところ直ってないんですね?
日曜日
昨日は結構早く寝たはずなのに、1週間の疲れも相まってか、今は朝の11時だ。
俺はあくびをしながら朝ごはん。もとい昼ごはんを準備する。
いつもは残業で遅いため滅多に自炊しないが、実は得意な方だったりする。
フライパンに油を引き、だしと砂糖と醤油を入れた溶き卵を薄くひいて巻く。それを何回も繰り返して完成したたまご焼きと、
冷凍庫に入っていたご飯をレンチンして茶碗に移し替え、梅干しを乗せてから、
冷蔵庫に入っていた鮭の切り身をたまご焼きで使ったフライパンに入れて焼く。
鍋を洗うのは面倒なので、インスタントの味噌汁を作って机に持って行った。
我ながらうまい‼︎
そう自分を褒めながら食べた。
だって本当に美味しかったんだもん。
午後3時。
合コンの時間帯にしては早いなと思いながらも俺は家を出た。
***
駅に着くと多田からメールがきた
「先に店行ってるぞー!」
「https://www.mhlw.go.jp/index.html」
多田はご丁寧にお店のホームページまで一緒に送ってくれた。
お前のそういうところ大好きだぜ!ズッ友な‼︎
***
しばらくしたら多田の指定したお店に着いた。
どうやら俺以外みんな先についているらしい。
のれんをめくりながら戸をガラガラと音を立てて開けると…
「いらっしゃいませ。1名様ですか?」
と店員さんが聞いてきた。
俺はすかさず、
「あぁいえ!先にツレが入ってて…」
と説明する。
すると店員さんは、快く俺を多田の席まで案内してくれた。
おぉ…多田よりも元気なのかこの女子達は…
目の前にいたのは、学生時代は一軍女子でした。と言わんばかりの女の子達
「遅れました…」
俺は申し訳ないと思いながら誠心誠意謝罪する
「おい潔〜おせ〜ぞ〜」
「ごめんって…」
俺は時間通りに着いたのに待ちきれないからって先に行ったのはそっちだろ⁉︎
俺は言いたい気持ちを我慢する。
「じゃあ自己紹介から始めようぜ〜」
多田の元気な声が響く
「俺は多田!多田友也!よろしく!」
多田が自己紹介すると周りから拍手と挨拶が聞こえてきた。
「最後潔だぞ〜!ぼーっとしてんなよ〜」
考え事をしてた訳ではないが、周りからはそう見えたらしい。
「潔世一です。よろしく。」
いかにも無難な挨拶だ。まぁいいだろう。
続いて女子陣営の自己紹介が始まった。
どうやらこれは4:4の合コンらしい
自己紹介も終えて、合コンが本格的に始まった。
本音を言うともう帰りたい。
だが多田のためにも一次会だけは居ようと決めた。
『世一くんって、お仕事何してるの〜?』
俺に質問をしてきた子は、ななさんというらしい。
「普通のサラリーマンだけど、ななさん?は何してるの?」
『私も普通のOL。そろそろ身固めたいな〜って思って今日来たんだ〜!世一くんはどうして今日来たの?』
ななさん普通に会話上手いな…
営業勤務だろうか
「多田に誘われて」
『へぇ〜そうなんだ〜』
『それにしてもすごい筋肉だね。触ってもいい?』
ななさんは、飛ぶ鳥落とす勢いで俺に話を振ってくる
「まぁ…ちょっとぐらいなら…」
『すごいムキムキ〜なんかやってたの?』
「まぁ一応…サッカーを…」
『えーすご〜い!』
なんか触り方がすごいな…
『世一くんどんな人がタイプ?』
***
「二次会行く人〜‼︎」
やっと終わった…
多田はまだまだ元気そうだ
もう流石に二次は無理だ
俺は白旗をあげた。
「おっ全員行くみたいだな!」
多田は確かに手を挙げていない俺に気がついた。
だが俺に拒否権は無いと言わんばかりに無視をした
帰ると言いに行こうと思ったが、多田がグイグイと前に進んでいくので俺は言えなかった
俺は声を荒げながら多田を責めた
なんとこいつは俺がサッカーを見ないことを知っていながらも俺を連れてきたのだった
「仕方ねぇだろ?サッカーの試合の時間が今なんだから」
多田は俺は悪くないと言うような口ぶりで言う
そうだ。本当にそうだ。どんな理由があれど二次にサッカーは頭がおかしい
「あーあーあー!本当は合コン終わってからいく予定だったんだよ。試合」
「だけど一次が長引いて二次はサッカーにしよ〜ってなった訳〜」
「はぁ?」
多田の告白に俺は驚きを隠せないでいた。
大体チケットは?
俺と2人で行こうと思っていたとしても、他6人のチケットは手配できなかったはずだ。
「俺さ、今日集めたメンバー。大学のサークルのメンバーなんだよ」
多田のサークル。
俺は知っている。
多田は大学生の時『サッカー同好会』の様なサークルに入っていた。
なるほど。俺は見事に騙された訳だ。
サッカー同好会ともなれば試合を逃すわけがない。
みんな前々から自前で持っていた。と言うわけか。
それこそすごい偶然だが。
俺は捨て台詞を吐いて帰った。
ーto be continuedー