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4 - 第4話 兄弟パロ(zmshk)③終

♥

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2025年01月05日

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どーも、翠黒です!

あの〜、♡溜まるの早くないですか…?

すごく嬉しいんですけどね!?指壊さないようにしてくださいね!?

…でも、♡ぜひ押してください🙏

創作の励みになります!(欲張り)


ということで、zmshk兄弟パロ、今回で終わります。

短編集とか言っといてめっちゃ長くなりました()


今回やっとzmさん出てきます。

マジ兄弟パロとか言っときながらzmさん今まで出てなかったとか意味わかんない(作った本人)


でも、ほんとにその通りだと思います…

すみませんでした🙇


それと、zmさんの口調迷子です…

関西弁分からないし、やってもエセになっちゃうので標準に近い喋り方です。ごめんなさい🙇


あと今回、前の2話よりもめちゃめちゃ長いです。(約4500字あります)


Let’s go→





―shk視点―

俺らが特別捜査本部に入ってから大体3ヶ月が経とうとしていた。

昨日までは特に大きなことは起きず、あまり仕事をした気分にはなってなかった。


しかし、今日は本部の人たちが俺らを除きほとんど外に出てしまった。

それもそのはず、緑匠が警察に予告状を出したのだ。

そこには『唯一無二のエメラルドを奪う』とだけ書かれていた。 (コ◯ンの怪盗キ◯ドかよ…。)


逆に、俺らは行かなくて良いのだろうか…。新人はここに居れば良いと言われたが、よく考えたら理由がよく分からない。

そんなことをbrと話していると勢いよくバンッと扉が開いた。




先輩「shk!br!」

「緊急だ!すぐに用意しろ!!」

「緑匠がかなりの人員を連れてきたらしく、こっちの人手が足りてないみたいだ…!」

「だいぶ劣勢で、けが人も多数だと…」


2人「…!!」

「わかりました!今行きます!!」



俺とぶるーく、そして先輩はパトカーに乗り込み、現場へ急いだ。




現場に着き、車を降りると同時に強烈な鉄の匂いがした。

あぁ、これはひどい…。 惨状という言葉がこれほど似合うことがあるのか…。


先輩「俺は救護に専念する。」

「お前らは中に入って目当てのものを守り抜いてくれ」

「大丈夫、中にはまだ警察が何人かは居るはずだから。」


2人「分かりました」


どうやら先輩は救護に専念するらしい。

俺等は先輩の命令を果たすため中へ乗り込んだ。



しかし、中は真っ暗。

おまけに警察はおろか、人っ子一人居ないように感じた。


ぶるーくに、これは流石にヤバくないか?

そう声をかけようとした瞬間だった。


俺でもぶるーくでも先輩でもない…でも、何故かどこか懐かしい声が聞こえた。




??「…シャークん、久しぶりやな

「本当に来るとは…また会えて嬉しいよ」

「でも今のシャークんじゃ、俺はすぐ殺されちまうか…w」


俺らの返事などはお構いなく1人で話し始めたと思ったら、自らを嘲笑うように笑い始めた。

…なんだコイツは。




いや、まて、なんで俺の名前を知ってるんだ?

ってか、ぶるーくはなんで何も喋らないの!?


shk「…誰だ、お前は」

「何故俺の名前を知っている?」


??「ハハ…w」

「やっぱ7年位経つと忘れちゃうよな…w」

「シャークん、俺は…」





??「俺は…」


zm「ゾムや。」




shk「………え?」

「ゾム…兄ちゃん?」

「え…?ッ兄ちゃん…俺…ずっと探してたんだよ?兄ちゃんのこと。忘れたわけないじゃん…!!」


「…でも、なんでここに?」






zm「…実は俺、緑匠のボスなんや。」


shk「………ッッ」


zm「…俺らには親がいなかったやろ?だから俺がシャークんを育てなきゃならなかった。」

「でも、その時は俺も若かった。普通のバイトだけじゃ食べ盛り男子2人はまかなえきれんかった。」


shk「…だから緑匠に入った?」


zm「…そう。沢山迷った。本当に正しい道なのか。でも、緑匠の人たちは思っているよりも優しかった。俺にお金や食べ物を沢山分け与えてくれた。俺は次第にここに入るのが正しいと思った。だから、俺は緑匠に入った。これが正しい道だと信じて。」


…知らなかった。兄ちゃんがそんなに苦しい思いをしていたなんて。


zm「でも、俺はシャークんに俺と同じ道を歩んで欲しくなかった。」

「だから、シャークんがちゃんとした道に行けるように、シャークんがある程度の年齢になったら家を出て、お前から離れようと決めてた。」


shk「…だから突然居なくなった。」


zm「そうやな。」

「さっきも言ったが、シャークんには俺と同じ道を歩んで欲しくなかった。だからなるべく俺のことを忘れてもらおうとした。」


…じゃあ、あの写真は?

今もいつどこだって持ち歩いている、兄ちゃんが消えた前日に撮った写真。

この写真は兄ちゃんの顔”だけ“がちぎられてる。

それに、俺が家に戻った時に新しく飾られていたもの。

忘れてほしいなら、なんで写真を残したんだ…?


shk「…じゃあ、なんでこんな写真残したの?(ポケットから写真を取り出す)」


zm「…!!」

「…シャークんに正しい道に行ってほしい、俺を忘れてほしいと思っても、俺はお前を育てた親みたいなもん。 」

「本当に忘れられたら、と思ったら悲しくなって…」

「だから俺ができる最後の悪あがきみたいなものだ。」


zm「…というか、取っておいてくれたんだな。」


shk「もちろんだよ、だって俺の大切な兄ちゃんだから。」

「どんだけ会いたいと願ったことか…」


zm「…w」

「俺はまたシャークんに会えただけで十分幸せだ。もう二度と会えないかもと思っていたから。」


zm「…シャークん。」


shk「…なに?」


zm「お前、一応今は警察だろ?」

「もう一度言うが俺は緑匠のボスだ。お前たち警察が殺したくてたまらない存在。」


zm「…ここまで言えば分かるよな?」






shk「…殺さないよ。」


zm「………え?」

「なんで…?警察になったのは人を救うのがカッコいいと思ったからじゃないのか?」


shk「…殺すわけないじゃん。俺のかけがえのない大切な兄ちゃんだよ?」

「それに俺が警察になったのは人を救うのがカッコいいと思ったからじゃない…」






shk「兄ちゃんにまた会うためだよ。」


shk「兄ちゃんがいなくなった日、俺は警察に相談した。でも全く相手にしてくれなかった。 」

「進路を考える時気づいたんだ。昔の警察は相手にしてくれなかったけど、自分が警察になれば自ら兄ちゃんに関することを調べられる、って。」

「ある意味職権乱用だけど… w」


shk「でも俺はそれでも兄ちゃんに会いたかった。」

「だって兄ちゃんが居なかったら俺は今こうやって生きられてない…ッ!!」




zm「…!!」


shk「警察になって、兄ちゃんに関すること、沢山調べた。」

「でも全く成果は得られなかった…何の情報も出なかった…」


shk「だから、まさか、兄ちゃんから会いに来てくれるとは思わなかった…」


zm「シャークん…」


shk「何度も言うけど、兄ちゃんは俺にとってかけがえのない大切な家族なんだ…!!」

「…たった一人の!!」


shk「俺は兄ちゃんとならどこだっていける。

「俺、大人になっても兄ちゃんと一緒に幸せに暮らすんだってずっと思ってた。」


shk「だから…俺は兄ちゃんを殺すわけがない。」

「むしろ、兄ちゃんについていく。」


「…たとえそれが”“でも。」






zm「…シャークん。」

「本当にそれで良いんだな?」


shk「…ああ。」

「これは俺が決めた道。後悔なんかしない。」


zm「…分かった。」

「今はお前を信じて、緑匠への入団を歓迎する。ただ、いくら兄弟とは言え裏切ったら容赦しないからな。」


shk「ッわかってる。」


zm「…こっちおいで、シャークん。」

「俺らのアジトへ行こう。」



(緑匠のアジトへ移動中…)

そういやなんでぶるーくも当たり前のように着いてきてるんだ…?と思ってたら兄ちゃんが口を開いた。


zm「…ぶるーくもお疲れ様。」

「長く大変な任務だったと思うが、本当にありがとうな。」


br「いいえ〜」

「僕はただゾムさんの命令を聞いただけです」

「こうやって元の関係に戻れたのは、2人だけの強い絆があるからだと思います。」




shk「…え?まって?」

「ぶるーくも緑匠の一員なの?」


br「…AHAHA!まあねぇ〜w」

「ずっと騙しててゴメンね〜」

「僕はシャークんに初めて会ったあの時、もう既に緑匠の一員だったよ〜」


br「まぁ、僕の昔話は今関係ないことだから飛ばして…シャークんが僕と同じ高校なのを知ってゾムさんに伝えたら、どんな方法でも良いからシャークんに会わせてくれーって。」


br「…でもまさかシャークんが警察になるとは思わなくってびっくりしたけどねw」


ああ…だから俺が警察になりたいと言ったとき少し戸惑いというか、変な感じだったのか…

緑匠は警察のライバル…警察になるの絶対大変じゃん…


br「まぁ…経歴詐称とかしたよね…w 」

「もう、ホント大変だったんだから!!」

「2人がまた会えたの、僕のおかげなんだからね!!めっちゃ感謝してよ!?」


兄弟「…そうだな!!」

「ありがとう、ぶるーく!!」



(アジトに到着)

zm「じゃあ、改めて…」

「ここが緑匠のアジトだ。そして、これからシャークんは緑匠の一員だ。」

「シャークん、よろしくな!」


br「僕からも〜」

「シャークん、これからもよろしくね〜!」




shk「おう!よろしく!!」





―no side―

後日、緑匠から警察に報告書と書かれたものが届いた。

そこには、『目当てのものは頂いた。』とだけ書かれていた。

警察は多数の死傷者を出し、かつ目当てのものを守りきれなかったと謝罪会見を開いた。

会見内で警察は警察官2名が行方不明となったとも明かした。

この大事件は新聞・テレビ各社が連日報じたが、一ヶ月も経てば落ち着いていった。




この大事件以降、緑匠が表社会で暴れることは一切無くなったという。

しかし、2人の行方不明者は一向に見つからなかった。 因果関係は不明である。







いかがでしたか?

短編とか言っときながら早速3部に分かれてしまった…。 これもはや中編じゃない?


…まあそんなことは置いといて、、、

これにてzmshkの兄弟パロ終了となります!

最初は上手く形になるかも不安でしたが、何とか終わって良かったです…安堵…

至らない所沢山あると思います…初心者なんです…大目に見てください🙏

もし何か分からない所があればコメントしてください!


♡、コメント、フォロー励みになります!

また次作もお楽しみに〜!

(今のところネタ思いついて無いので、リクください🙇)


あ!あと、宣伝になっちゃうんだけど、私、翠黒もう一つ連載をしていまして…

画像 こちら、借金組の学パロ&病み要素ありの物語です。拙い文章ですが、頑張っているので、ぜひ見てほしいです!

「君がいるから」もし良ければ、こちらもよろしくお願いします!




NEXT→♡20&💬1

(欲張ります←)






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