続きで〜〜〜す✨(*´꒳`*)✨
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「っ、ま、前向きに検討しとく…」
ランスからしっかり告白されて、そうは言ったものの…何だよ?!前向きに検討って!それほぼオーケーしたようなもんじゃね?!過去の俺何言ってんだよぉ…
と、嘆いてももう遅く、言ってしまったことは仕方ないが、これからランスのことをどう見ればいいかわからなくなってくる。
それがただの友達、クラスメイト、だったらまだ会わない時間も多い。が、相手は同じ部屋の、一緒に何度も戦ってきた、そうそして最近ケーキだと判明したあのランスさんだからなぁ…と俺の気持ちは割り切れないでいた。
正直、最近のランスの言動はなんと言うか、優しいっていうか、ほんとに俺のこと好きなんだなって露骨にわかるようで。今では俺とランスに関わるほぼ全ての人が、俺たちは恋人同士だと思っている。いやまだ付き合ってねぇよ、といつも返すのだが驚かれるし、まだ、ということはいつか付き合うんでしょ?と返されてしまう 。
そうそして、今ランスを目の前にいざ、告白の返事を返そうとしているのだ。
ランスは緊張などからっきししてないようで、優雅に俺の入れた紅茶を飲んでいる。俺は味分からないのに!っていうか、心臓バクバクなのに!
「…それで、黙りこくっているが、なにか話したいことがあるんだろ」
絶対わかっているはずなのにいちいち聞いてきてほんとこいつは…!性格が悪い!
「…この前の、こ、告白のことで」
「…俺も前からランスのこと、好き」
言ってしまった。ついに、返事を返してしまったんだ。恥ずかしくてつい俯いてしまう。
「…前から?」
そう、前からだ。いつも喧嘩ばかりしてたけれど、ランスのことは嫌いじゃなかったし。シスコンでプライドが高くて、俺とは真逆の性格だけど。でも、好きなんだ。今更気づいたなんて遅いよな。ランスがケーキで不安もあったけど、ランスはいつも通りで、俺も安心した。
俯いていた顔を上げると、目の前の相手は見た事ない顔で、頬も耳も真っ赤で照れた様子だった。つられて、俺も顔に熱が集まる。
いたたまれなくなって誤魔化すように味のしない紅茶を飲んだ。
ガタッと椅子を引きランスが立ち上がった。ランスは俺のところに来て、俺の頬を優しい両手で包み込んだ。
「…ドット」
ランスが優しく温かい声で俺の名を呼ぶ。そうし て俺の唇に柔らかい感触があった。
ランスの唇が甘い、これが幸せの味なんだ…
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(*´꒳`*)わぁぁぁ!!!ランドト無事付き合いましたぁぁ!!!
幸せにね、無事付き合ってくれて良かったです(´;ω;`)
もう、私の考えてたネタ的には完結なんですけど、ケーキバース楽しいのでネタ思いついたら続けます!思いついたらね!ネタくれてもいいよ!
余談なんですけど、これ書いて1回投稿したんですけど、途中で切れてて!絶望してました。なんとか完成させました✨
読んでくれてありがとうございます!!!
コメント
2件
ランドト付き合ってよかった~!!!めっちゃいい話…ありがとうございます😊