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わんく
目を開けたら、透き通った水が見えた。
世間とは真反対な程に透き通り、
僕の四方八方を囲っている水。
ここは何処なのだろう。
少し遠くに、この世のものとは思えないような魚が見えた。
初めて見た輝き、調和された色、美しい動き。
完璧といっていい程揃っていた。
笑っているのだろうか。
泣いているのだろうか。
…怒っているのだろうか。
そんな不安を向けながら、
「 無能で、迷惑かけて、ごめん。 」
僕は目を閉じた。