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「突然なのだが、ゲームをしないかい?」
ティーパーティーへの乱入者がそう言った。
ー真実を明かすゲームー
レジヲが四天王と5人でティーパーティーをしているところに神さんが訪問してきた。こちらも社長的存在を追い返すことは出来ずティーパーティーに招待した。のだが…
「とにかくわたしはゲームがしたいんだ。罰ゲームありのね。」
気分良さげにそう語る神さんを、レジヲは少しめんどくさく思う。黄黄(きき)が口を開けた。
「神さん、ゲームをしたいのは山々なのですが…我々は次の仕事の会議が……」
葵(あおい)と翠(みどり)も次に続いた。
「そうです。こんなに大漁の仕事を止めてゲームをするのはいくらなんでも無理です。」
「あー、俺サボってもいいならゲームしてぇ…神さん、仕事の期限伸ばせませんかね?」
冗談をいってへらへらしてる翠をみてると頭にくると葵が愚痴っていたな…そう思ったレジヲが葵の方を見る。
翠が葵に殴られていた。それを見ていた神さんがニコッと笑い
「それならわたしが全て終わらせておいたよ。今月いっぱい、なにもないさ。」
と言った。
「…神さん、本気ですか?あなた、何のために僕らを雇ったんですか…?はぁ、兄さんが何かやらかしたのか、それともいつもの気まぐれ??」
「あー、君たちを雇ったのも全部わたしの気まぐれだ。なんでもいいだろう。ほら、早くゲームをしよう。」
レジヲの説教をうまくかわす神さんはトランプを出して言った。
「君たち、なんのゲームがすきかい?神経衰弱、ババ抜きとか、何でもどーぞ。」
「…あー、ババ抜きやってみたい、です。」
紅(べに)があほ毛を揺らして言った。
「そう、」神さんは目を細めて言う。
「じゃあ勝った人の質問には嘘なしでホントを答える罰ゲームをつけてやってみようじゃないか。 」
そうして、このゲームは始まった。