死柄木は荼毘の膝の上にしなだれかかり、尻尾をゆらゆらと揺らしている。猫耳がぴょこんと動くたび、荼毘の神経がじわじわと削られていく。どうやらこの男は妙な個性を掛けられたらしく、ドクターからは3日4日経てば元に戻ると言われた。
「荼毘~……」
「んだよ」
「舐めていい?」
「ダメに決まってんだろ、ふざけてんのか」
荼毘が睨みつけても、死柄木はまったく怯まない。それどころか、ふにゃっと甘えた顔で喉を鳴らしながら、荼毘の顎にすり寄ってきた。
「じゃあ……キスならいいか?」
「は……っ、お前……っ!?」
そう言い終わるか終わらないかのうちに、死柄木は荼毘の唇にそっと触れるようにキスを落とした。ふわりと温かい感触が触れて、すぐに離れる。
「ん……お前の口、すき」
「っ、おまっ……」
荼毘が反論する前に、再び死柄木の唇が重なる。今度はもっと深く、舌のざらつきがダイレクトに感じられる程密着していた。
「っ……ん……ッ」
唇を食まれるたびに、ざらりとした舌が触れて、荼毘の思考が溶かされるような感覚に襲われる。いつもなら絶対に主導権を渡さないはずなのに、死柄木の腕が背中に回されると、まるでそこに絡め取られるみたいに力が抜けてしまう。
「は……ぁ、待て、って……」
「やだ、……もっと」
死柄木な甘ったるい声で囁くと、再び唇を塞ぐ。
ちゅ、くちゅ、と湿った音が響いて、荼毘の背筋がぞくりと震えた。死柄木の舌がゆっくりと絡みついてきて、ざらついた感触が敏感な上顎を撫でるたびに、思考が鈍る。
「ん、んっ……ぁ……♡」
「はは、かわい♡」
死柄木は満足そうに喉を鳴らしながら、名残惜しげに唇を離した。荼毘は荒く息をつきながら、ぼうっとした目で死柄木を見上げる。
「……っ、クソ……お前、ふざ、けんな……」
「アハ、キスだけでとろとろになってるじゃねェか」
「っ、ふ……るせぇ、離せって、!」
悔しいのに、死柄木の腕の中から抜け出せない。むしろ、もう一度求めてしまいそうな自分が悔しくて、荼毘はぎゅっと唇を噛んだ。
「荼毘、もっとキスしよ?」
「……マジでやめろ……」
そう言いながらも死柄木の指が顎を持ち上げた瞬間、荼毘は自ら口を開いてしまった。
「ん……、♡ふ、ァ♡」
ざらざらとした舌の感触が、ぬるりと入り込んでくる。さっきよりずっと深く、甘い。荼毘が声を漏らすと、死柄木は嬉しそうに目を細める。
「あ……っ♡」
舌先を吸われると、ぞわぞわとした感覚が背筋を這い上がってきて堪らない。荼毘はぎゅっと目を閉じてその快感に耐えようとするが、死柄木はすぐにそれに気づいてしまったようだった。
「なぁに?気持ちいいんだ?」
「ち、げ……!」
「ウソつくなよ」
死柄木は意地悪く笑うと、再び唇を重ねてくる。今度は優しく唇を啄むようなキスだった。ちゅっ、ちゅっと可愛らしい音を立てながら、何度も角度を変えてキスを落とされる。そのたび、荼毘はびくびくと肩を跳ねさせた。
「ゃ……やめッ、……んん、ぅ……ッ♡」
抗議の声を上げようとするたびに、唇ごと塞がれてしまう。荼毘は必死に抵抗しようとするが、死柄木の腕の力は強く逃れられない。それどころか、死柄木は荼毘の後頭部に手を回して、さらに深く口付けてきた。鈍った思考でこいつ、キスしつこいな……などと他人事のように考える。
「ん……っ♡ン、む……っ♡」
「は……荼毘、かわい」
「っ……♡」
唇を離され、お互いを繋いでいた銀糸がぷつんと切れる。
吐息が触れるぐらい近く、耳元で囁かれる度に脳髄が溶けそうになる。荼毘がぎゅっと目を瞑ると、死柄木はくすっと笑ってからまた唇を重ねてきた。今度は触れるだけの軽いキスだ。ちゅ、ちゅと音を立てて何度も啄まれると、頭がどんどんぼんやりとしてくる。
「ん……っ♡ふ、ぁ……♡」
荼毘は無意識に死柄木の首に腕を回すと、自分から舌を伸ばして彼の唇を舐めていた。死柄木は一瞬驚いた顔をしたけれど、すぐに嬉しそうに目を細めると深く口づけてきた。歯列をなぞられて、上顎の裏を舐められるとぞくぞくとした快感が背筋を這い上がってくる。荼毘は夢中で舌を絡めながら、無意識のうちに自分の股間を死柄木に押し付けていた。
「ん……♡ふ、ぁ♡」
「はは、えっろ」
死柄木が荼毘の腰を抱き寄せながら言うと、荼毘は恥ずかしそうに身を捩った。
「は、ァ、ちが……っ、」
「……なぁ荼毘」
死柄木は荼毘の瞳をじっと見つめると、ゆっくりと顔を近づけてくる。またキスされるのかと思いきや、死柄木は耳元で低く囁いた。
「もっと気持ちいいことしよっか?」
「……え?」
死柄木は自身のしっぽを荼毘の股間に絡めながら、耳元で熱い吐息をかけてくる。しっぽの先にはふさふさの毛が密集していて、それが股の間に擦れてくすぐったい。荼毘は思わず内股を擦り合わせた。
「おま……っ、それやめろって……!」
「なんで?荼毘もイイだろ」
死柄木は楽しげに笑うと、さらに強くしっぽを押しつけてぐりぐりと動かし始めた。その瞬間、電撃のような快感が背筋を走り抜ける。
「あ゙ッ、!?ぁ゙、ひァ゙っ♡それ、や゙め……ッ゙♡」
「はは、やっぱりイイんじゃねェか」
「ちが……っ♡ぅ、あ゙ッ゙♡」
荼毘は必死に首を振って否定するけれど、死柄木に腰を掴まれて逃げられない。しっぽの毛で敏感な部分を刺激されながら、同時に耳の中に舌を入れられ、じゅぷじゅぷと音を立て舐められる。そのたび脳天を突き抜けるような快感に襲われて、頭がおかしくなりそうだった。
「んァ゙ッ、ゃ゙、それやだ、ッ♡やめ、ろ……っ゙ひ♡♡」
「気持ちいいなァ?荼ァ毘♡」
「〜ッ、ひぅ゙、っやだァ゙♡きもちィ゙のッ、やだッ゙♡」
荼毘は必死に首を振るが、死柄木は構わずしっぽを動かし続けた。毛の密集している先端部分でぐりぐりと押し潰すように刺激されると、強烈な快感に襲われる。同時に耳の中に舌を入れられて、ぐちゅぐちゅという音が頭の中に直接響いた。
「ぃや゙っ♡ほんとに゙むりィ゙♡ッひ、ぅ゙〜ッ、♡あたまおかしくなる゙ッからァ゙ッッ♡♡」
「イキそう?」
死柄木は荼毘の耳たぶに歯を立てながら囁くと、しっぽの動きを一層激しくした。毛の部分で何度も敏感な部分を擦り上げられて、荼毘はびくんと背中を仰け反らせた。
「んァ゙ッ♡だめ、ェ゙ッ♡や、それやだァ゙ッ゙♡でちゃ、ッひ、ァ゙ア゙ッッ゙♡♡」
一際高い声を上げて絶頂すると同時に、ズボンの中に温かい粘液が出されるのを感じた。同時に身体から力が抜け、後ろに倒れそうになるが、死柄木の腕がそれを許さなかった。
「荼ァ毘♡まだ終わってねェよ?」
死柄木はそう言うと、荼毘の身体を反転させる。四つん這いの姿勢を取らせると、背後から覆い被さるようにして抱きしめた。
「はー……かわいい」
「っ……」
荼毘は恥ずかしさのあまり何も言えなかったが、死柄木はそれを気にする様子もなく尻尾で荼毘の股間を撫で始めた。
「ぅ、あッ、♡」
「ほら、ここもちゃんと綺麗にしないとな?」
そう言って死柄木は荼毘のズボンの中に手を突っ込むと、精液まみれになった肉棒を取り出した。そして再びしっぽでそこを包み込んで上下に動かしていく。
「ひぁっ♡やめ……っ♡」
荼毘は必死に抵抗しようとするが、死柄木の腕力には敵わない。腹に腕を回しぎゅうっとホールドされ、結局されるがままになってしまう。
「ん……ふ……ッ♡」
「見ろよ、また大きくなってんぞ?」
死柄木はそう楽しげに言うと、いつ用意したのか小分けのローションのパウチを器用に開け、手に纏わせ荼毘の後孔を撫でた。
荼毘はびくんと身体を跳ねさせ、身を捩って抵抗するが、死柄木は気にせず指を押し込んでいく。
「んっ♡あ……♡」
「熱……」
荼毘のそこは熱く柔らかく、すぐにでも受け入れられそうだ。死柄木はゆっくりと指を引き抜くと、自身のズボンの前を寛げた。そしてすでに勃起した自身を取り出すと、荼毘の後孔に押し当てる。にちゅ、と水音がし、荼毘の顔がいっそう赤くなる。
「ッ、ひ、ァ、♡やめ、ッ……!」
「ここまで来てやめろはねぇぞ、荼毘」
死柄木はそう言うと、一気に奥まで貫いた。
「ひッ、あァ゙っ゙!♡♡」
突然の衝撃に耐えられず、荼毘は悲鳴のような声を上げる。しかし死柄木は構わずピストンを始めた。
「ァ゙ッ、♡やめ……っ゙♡」
「はぁっ……♡荼毘の中あったけぇ……♡」
荼毘が身を捩って逃げようとすると、さらに強く腰を打ち付けられる。ばちゅんっという音と共に奥を突かれると、脳天まで貫かれるような快感に襲われた。
「ひィ゙ッ!?♡♡やだッ゙♡そこやだァ゙っ♡♡」
荼毘はイヤイヤとするように首を横に振るが、死柄木は容赦なく責め立てる。
「ここ好きだよなァ♡」
死柄木はそう言うと、荼毘の弱点ばかりを狙って攻め立てた。亀頭でゴリゴリと前立腺を押し潰されると、頭が真っ白になるほどの快感に襲われる。
「ふァ゙ッ゙♡ァ゙っ、だめッ゙、そこだめェ゙ッ!♡♡」
荼毘が涙ながらに懇願するも、死柄木はそれを無視して抽挿を繰り返した。やがて絶頂が近いのか死柄木の呼吸が荒くなる。
尖った歯でうなじを甘噛みされ、荼毘はぞくりと背筋を震わせた。
「ひ、ィ゙っ゙♡やめ゙、っ噛むな゙ッァ゙、〜ッ♡♡」
「は、……荼毘……ッ♡」
死柄木は荼毘の首筋に顔を埋めると、そのまま噛み付くように口付ける。鋭い牙が肌に食い込み、鈍い痛みが走った。
「い゙っ!?♡ひァ゙、……!♡♡」
荼毘は痛みに顔を歪めたが、死柄木の動きが止まることはない。むしろさらに激しさを増して、首筋から流れ出る血を舐めながら荼毘の身体を揺さぶった。
「あ゙ァっ!!♡♡やめ、ッ゙やだ、もォ゙無理……ッ゙!♡」
荼毘は言葉ではそう言っているが、快感には抗えない。死柄木の動きに合わせて腰を揺らしてしまう始末だ。
「はぁ……♡荼毘、出る……ッ♡」
「ッひ、ぅ゙アッ゙♡♡ぃ゙や、っ゙だめ、だめだからッぁ゙、!♡」
荼毘は必死に身を捩って抵抗するが、死柄木の拘束から逃れることはできない。それどころかさらに強く抱きしめられて、逃げるどころか逆に深く迎え入れる形になってしまう。
「ィ゙、やだッ゙、♡♡抜けよッ゙、ぅあ゙ッ、抜けってば……ッ゙!♡♡」
荼毘の言葉とは裏腹に、彼の後孔はきゅうっと死柄木のペニスを締め付ける。まるで精液を搾り取るような動きだ。その刺激に耐えきれなかったのか、死柄木が一際強く腰を打ち付けた。その瞬間、熱い飛沫が体内に放たれるのを感じる。
「、ァ゙ああ゙ッ゙!♡♡♡」
それと同時に荼毘も絶頂を迎え、シーツに自身の白濁を撒き散らした。死柄木は荼毘の中からペニスを引き抜くと、ぐったりとした様子でベッドに横になる。荼毘も同じく脱力しきっており、肩で息をしていた。しかししばらくすると死柄木が起き上がり、荼毘の顔を覗き込んだ。
「なァ……もう一回シよ?」
「っは、はー♡…………、ァ……?、ざけんな、も、無理……」
その言葉を無視し、死柄木は荼毘を抱き締め、顔中にキスの雨を降らせる。
「ぅ……ああ、もう、やめろ、ほんとに……眠い、から……」
「いいじゃねぇか、付き合えよ」
「黙れクソ猫……燃やすぞ……」
暴言を吐きつつも、死柄木を窘めるために首に手を回し抱き締めながら寝る体勢に入る。
「ん……オイ、」
「黙って寝ろ……」
そう言うと死柄木は諦め、自身も荼毘の背中に腕を回し目を閉じた。存外死柄木も限界が近かったのか、すぐに寝息を立て始めた。
暗く静かな部屋には、甘い熱の余韻と寝息だけが響いていた。
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あとがき
ご覧頂きありがとうございます。
文才もなければ語彙力もないど素人が書いてるので見苦しい所があったらすみません。
ここまで読んだということはあなたも死荼、もしくは荼毘受けが好きな同士様ですよね?握手しましょうそして結婚しましょう一生添い遂げます毎晩死荼語りましょうね。
こっから妄想吐き出し場。
まじでくだらんことしか言ってないので読まない方がいい。
書き終わってから思ったんだけど、しっぽで荼毘のモノ扱いてたんだよね?なら当然毛に液ついてるよな。早く洗わないとカピカピになっちゃうね。もう寝てるから手遅れか。多分朝起きたら後始末しないで寝たこと後悔する。でもうちの死柄木は変態だから「荼毘のならまあ……逆に興奮するかも」とか思っちゃう。
死柄木って荼毘の言う事には素直に従いそうだなー、とか思ったり。末っ子気質の死柄木と長男気質の荼毘は意外と相性良さそう。いやただの願望でしかないけど。
てか荼毘ってちゃんとお兄ちゃんしたことあんの?お父さんしか眼中に無さそうだし。幸せだった頃は冬美ちゃんの面倒とか見てたりしたのかな。俺もミルク飲ませたいー!おんぶしたい!だっこしたい!とかお母さんに駄々こねてたら萌え。
転燈書きたいけど口調が定まんなくて書くの躊躇しちゃう。童顔だろうなー転弧。口調も柔らかくて燈矢くん呼びしてる。激萌え。燈矢は転弧の事呼び捨てしてるだろ。転弧を尻で抱くお色気お兄さんの燈矢もいいけど、燈矢の耳元で甘ァい言葉囁きながらガン攻めしてる転弧も捨て難い。いつもは穏やかで争い事とか好まない転弧が夜はド畜生になるのが好きだ。
いや別に全然性格も口調も悪い若干死柄木混じってる転弧が居てもいい。多分グレたんだろうな。
コメント
2件
うわーーー最高です😭猫ちゃんの弔くんにいいようにされちゃう荼毘くん可愛すぎて愛おしい……💓