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🐶×🧸
俺の自慢の彼氏は男前でかっこよくて優しい。
でも恥ずかしがり屋さんで、ツンデレ。
本当は嬉しいくせに素直に喜ばない。
そんなところも可愛くて愛おしいんやけどね。
俺の彼氏はハンサムでバカでアホで鈍くて思いやりのある奴。
帰国子女であるからか、オープンすぎて見境がない。
人前だろうが構やしない。
俺がやめろって言ってんのに、照れ隠しだ何だって勝手に自己解釈しやがって。
でも決して悪気があってやっているわけではないのが見て取れるから、こちらとしても憎めない。
_______________________
メンバー全員揃っての会議中でも、
「ここってどうやるん?」
そう言いながら椅子に座る俺の背後から覆い被さるようにパソコンを俺の前に持ってくる🐶。
「ここわからんくて」
顔が俺の顔のすぐそばにあり、耳元で話される。
「近い。やめろ」
右後方にあるこいつの頬を親指とその他の指で挟むように持ち、俺の腕を伸ばすと「ぐえ」と言いながら遠ざかる🐶。
「もお…ひどい…」
なんも酷くないだろ
「よしよし🐶ちゃん」
「ただ聞きに行っただけなのにねえ」
🐇が🐶の頭をよしよしと撫でている。
気安く触んな
「なんで俺が責められんだよw」
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メンバーとオフで集まって遊びに行く時も、
「🧸くん!」
集合場所に最後尾で到着した俺を見つけるなり、俺の元へ小走りに向かってきたこいつは勢いのまま俺に抱きつき、俺の耳に届くリップ音。
「わお」
「ひゅ〜」
「昼間からお熱いねえ〜」
目を点にしているだろう俺に、てっぺんに登った太陽くらい眩しい笑顔を俺に向けながら、
「おはよ!………あれ?」
遠くで俺の名前を連呼する🐶の声が微かに聞こえるが、俺は今それどころではない。
頬があつい…。乾燥か…?
それとも
今日は午後から一気に気温が上昇するんだったか…?
あいつ外国文化に染まってやがる…。
「🧸くん!どうしたん?」
大丈夫?と俺を覗き込む🐶に、ハッと我に返った俺。
「…ここは日本です」
「んぇ?当たり前やんw何言ってるん」
頭にくるなあ…どうしてやろうかこいつ本当に…
「バカがよ。日本文化に挨拶で頬っぺにキスなんてしねぇーんだよバカ」
「うあ、バカって2回言った!」
「バカバカバーカ」
「なんよ!俺は🧸くんが好きやからやってんのにい!」
それをやめろって言ってんだよ…
「そうだよなあ🐶」
「🐶は悪くないよねえ〜?」
こいつらもキショい。
にやにやしやがって、ガチでキショい。
こいつら、主に🐇と🦊は俺の反応見て面白がってるだけだろ、コ✘スぞ。
_______________________
まだこれから1日が始まるというのに…、
「🧸くん〜」
この表情、声のトーン、俺に擦り寄ってくるこの仕草、
意味することは……
「嫌だ…」
「ええなんで…」
そんな捨てられた子犬みたいな顔しないでもらいたい。
「ちゅうしよーよお」
「だから嫌だって」
まだ午後にもなってないんだぞ。
「ちゅうだけだよ?」
「はい嘘ー」
「うそやないし!」
毎回それで終わったためしがない。
それで貴重な休日が1日潰れるんだ。
「とにかく嫌!」
「えぇ〜…」
俺は優しくないんだ。悪いな。
_______________________
「ん”ッ………あ”っ…ふッ………あッん//」
「ッ…❤︎」
はあ…🧸くんかわい…。
俺と違って肩幅もごつくないし、余分なものがなく引き締まったその背中が見れるから後ろからするのが俺は好き。
かわいい顔が見れないのはちょっと残念やけどね。
全体的に薄いんよね、体つきが。
筋肉もあってガリガリって訳でもないんやけど、線が細いのかな。
筋張ってる感じ。
だから首筋なんかも超えっちぃんよ。
「ッあ”ぅ……も”ッ//、…もう、ィイっ…きそッ、……」
「いいよ、…?」
イきそうだとモチモチしたクッションに顔を埋め訴える彼。
なんで我慢なんかしてるん…?
いいよと言っても、我慢で苦しそうに声を漏らすだけで一向に身を委ねる気配がない。
「🧸くん?」
いつもと様子の違う彼を心配に思い、俺も欲望を募らせたままそれを後にする。
「ひあぁ”ッ…⸝⸝?、……んッ……な、…なんで、…抜いて…?」
毎回思うことだけど、軽いその体は俺の言うことを簡単に聞く。
うつ伏せから仰向けにひっくり返すと、涙で顔を濡らす大好きな人。
「えっ…ごめッ、痛くした?」
「…?……」
俺は焦って彼に何か嫌なことをしたのかと思い、確認するが、彼は頭にハテナを浮かべ頭を横に弱々しく振るだけだった。
どうして泣いているのか聞くのは野暮よなあ…。
どうしたものかと思っていると、彼が口を開いた。
「…なんで、今日は…キスしてくれんの…」
「え」
予想外の言葉に驚いて思わず声が漏れたが、確かに言われてみれば…?
今日はしてない、かも?
でも🧸くん前からさ、
「キス嫌いなんじゃないん?」
「…はあ?」
だって、前から俺がちゅうしようとすると嫌だって、毎回嫌がるんやもん。
初めはただの照れ隠しやと思ってたんやけど、そう毎回毎回嫌がられると…そう思うやん誰でも。
「…ちげーよ、…分かれよ」
俺が弁解していると、俺の下でボソッと呟き目線を逸らす🧸くん。
「ほんまはキスしてほしいってこと?」
「別にッ…、してほしいなんて言ってねえだろッ」
途端に顔を真っ赤にしてバツが悪そうに言い、俺の胸をポカポカと叩く。
地味に痛いからやめて欲しい。
コレは照れ隠し、ね。
「もお、すぐ手出る…。もうちゅうせんよ?」
「う…」
分かりやすく叩いていた手を仕舞う彼に、心臓が抉られるほどの思いが募る。
「早く…、ちゅーしろ、…ばか⸝⸝」
「はいはいw」
俺の自慢の恋人はあべこべやけど、
でも、
そこが可愛くて、愛おしくて、大好き。
これからもいっぱいちゅうしよね。
🐶🧸でした。
爆散