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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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もう少しで3年になる私達


そして、もう少しで卒業しちゃうじゅんぎゅ先輩



なんだか少し寂しい気もするけど


そんなことも言えない。きっと、


そう思いながらも学校へと足へ運ぶと



「よっ」



と、後ろから声掛けてきたのは



○○│さひ先輩おはようございますㅎ



後ろを振り返ったら


私の姿に優しく微笑むさひ先輩がいた



さひ│おはよう、笑



そう微笑みながらも


私に おはよう と言ってくれるさひ先輩


最初と印象はだいぶ変わり穏やかで


少し変わった人だった



さひ│ほな学校行こか、笑



道端で2人立ち止まっていた


さひ先輩がそう言い私の手を引いてくれた。


きっと、私今顔赤いんだろうね。


顔が純情なくらい熱い私。


顔を顰めている私を見たさひ先輩は



さひ│熱でもあるんか?



そう言って顔を近づけてきた。



○○│い、いやぁ!!少し暑いですねッ、/



そう言って必死に誤魔化す私


さひ先輩から見たらどう映るのか分からない


だけど、



さひ│せやなぁ~。もう春やしな



そう言いながら空を見上げながら


歩き始めたさひ先輩。



○○│いい匂いですね。



密かに出た私の心の声


聞かれてるはずが無いと思っていたけど、



さひ│春の匂い…?笑



そう言って目を細めて笑うさひ先輩


よしくんと少し似た所が沢山ある


なんだか、不思議な気持ちで


さひ先輩の隣を歩いていた。


学校へ行く道は変わらず


変わったのは花の匂いが少しツンッとしていた。




それが、私の幕開けの合図だったかもしれない。




そして、じゅんぎゅ先輩は学校を去るとなった時



夜に私の家へと遊びに来たじゅんぎゅ先輩


少し真剣そうな顔でソファに腰をかけて


私の方を真面目な目で見てきた。



ぎゅ│大事な話がある



じゅんぎゅ先輩が口を開けば


たったこの一言だけだった。



○○│は、はい。、?



私何かしたかな とそわそわしていたら、



ぎゅ│、○○が好き



と、言ってきたじゅんぎゅ先輩


今でもあの先輩の真面目な姿は忘れられない


それぐらいだった。



ぎゅ│返事はいつでもいいよ、


ぎゅ│でも、本気だから



先輩はそう言って


我に返ったように普通に話し出した


私の頭の中は困惑だらけだった。


今年の3月


































ミンミンミンミン



蝉の声が絶えなくなったこの夏


私は 進級 して3年生となった。



○○│暑いね~。



そう言いながらも歩道を歩く私達



どよあ│○○これいる…?



隣にはどよあがいる。


どよあが渡して来たのは毎年夏だけに使用する



汗ふきシートだった。



○○│1枚貰ってもいい?



私がそう言うと、笑みをこぼして


私に1枚汗ふきシートをくれたどよあ



○○│夏だね、ㅎ



そう言いながらも


夏の独特な匂いを話す私達



どよあ│ソーダの匂いとか?


○○│どよあ、スイカでしょ?



そんなことを言いながらも


いつの間にか教室へ到着していた。


いつも通りどよあと各席に座り


授業の用意をする。


授業が始まる15分前に着く私達は


色々雑談をするのが日課だと思っている


そして、ちらほらいた部員達はいつの間にか


教室を埋めちゃうぐらいの人数になっていって


授業が始まる5分前に


さひ先輩が隣の席へと座った。



○○│おはようございますっ、ㅎ



私が笑顔でそう言うと、


さひ先輩はニヤケて、



さひ│おはよう○○(🇯🇵



そう日本語で言ってきて、


滅多に名前の言わないさひ先輩が


私の名前を呼んでくれたことに少しドキッとした


私の姿を見て微笑むさひ先輩は


夏がとても似合っていた。










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コメント

1

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あさひ、じゅんぎゅ、どよん全員最高

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