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「どこかで会ったりしましたっけ…?」
そう不思議そうに目の前の幽霊は呟く
もう、俺のことを思い出すことも無いのなら
全てなかったことにすればいい
そうすれば、きっと傷つかないから _____。
俺はそう思って口に出す
「………初めまして」
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⚠Attention⚠
❏ ink さんより kzsyu です
❏ 幽霊パロです
❏ R18あるかもです
❏ 死ネタ有りです
❏ 誤字脱字、口調迷子等が多いです
それでも良い方はお進みください___ᡣ𐭩
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俺の彼女が、亡くなった
目の前でトラックに轢かれた
もしもあの時、俺が前を歩いていたら、syuは事故に遭わなかったかもしれなかったのに
もしもあの時、出かけていなかったら
俺は常に、後悔でいっぱいだった
「なぜ」「もしも」「あの時」
その言葉ばかりが、俺の頭の中に残る
そう言って、やるせない日々を過ごしていた
もうsyuに会えない
話すことも出来ない
syuを失った悲しみは、計り知れなかった
──────────────────────
1ヶ月以上経ったある日、とうとう同僚にも心配され、病院に半強制的に連れて行かれた
結果は __
「PTSD」
PDSD(心的外傷後ストレス障害)とは、ある衝撃的な出来事を体験した後、1ヶ月以上の時が過ぎても、悪夢などに出てくるというものらしい
そう言えば最近、夢にsyuがでてくるようになってたな……
トラックに轢かれる直前の映像がフラッシュバックする
kz「う゛っ 、」
俺は頭を押さえる
あぁ、もう疲れたな、、、
君の居ない人生なんか、意味が無い
この先、どうやって行きたらいいのだろう
あ、そっか、
kz「死ねばいいんだ、」
俺が死ねば、syuに会える
俺はそう思い、すぐに出かけた
ある崖に向かって、車を走らせた
──────────────────────
とうとう来てしまった
俺の頬に当たる風が、冷たくも気持ちいい
kz「今から会えるよ、syu」
俺は最後の最期まで、syuに思いを馳せてばかりだ
それだけ、君が大切だから
kz「さよなら、」
俺はそう言って、身を任せようとした
______のに
??「わっ、!!」
聞き覚えのある声に、俺は驚く
kz「……………syu、?」
俺が名前を呼ぶと、その人は驚いたような目で俺を見る
syu「何で知ってるんですか……?」
まるで初対面のような言い方に、俺は違和感を持つ
kz「何でって……」
俺が説明しようとする前に、syuの声がそれを阻む
syu「どこかであったりしましたっけ…?」
え、?
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