🌸「お願い。どれだけ酷くて悲しい秘密でもいい。聞かせて」
私は、確信して二人に顔を近づけた。
保「ホンマに、聞きたいんか?」
宗四郎くんが鳴海くんを横目で見る
鳴「🌸、この話を聞いてまず一つ苦しくなったり、頭が痛くなったら言え、、、
これが、守れるなら、僕らから話そう、、。」
私は頷く
宗四郎くんが口を開く
保「あれは、7年前のことや、、、、」
7年前、僕らが住んでいた街に小型の大怪獣が現れた、このとき僕らは部活動中で、
🌸、は一人で家に帰っていたんや。
僕らはそのことを、忘れてて緊急怪獣警報が流れて、お前がいないことに気づき、
急いで、街の中を走って探しに行った。
10分後、ようやく見つけたと思ったら🌸は気絶していた。
しかも、その前には恐らく大怪獣と戦いあったあとの、🌸の両親が血まみれで倒れていた。
その後ろで倒れていた🌸は怪獣に食べられはしなかったが、目の前で大切なものを、
同時に失ってしまったのだ、とすぐに分かってしまった。
その後、病院に搬送されたが両親は致命的な傷を数カ所にわたって受けていて、助からなかった。
🌸も一時的な記憶喪失になっていた。
幸いだったことは、今までの記憶全てではなく、目の前で死んでしまった両親の姿だったこと。
僕らはそのことを、2人の秘密にし、両親の言い訳も🌸が目覚めるまでに考えた。
そして、事件から一週間後、🌸が目覚めた。
最初から、両親の話ではなく、なぜ病院にいるのかがわからず、僕らは
「学校の階段から落ちて、頭を打って気絶してた。」と言い訳をした
それから3日後、🌸になにか忘れてることがないか聞くと、「特にないよ?」と言われた。
保「ホンマにか?家族のこととかもか?」 と聞くと。
🌸は驚くべきことを?言った。
🌸「私に、家族なんていたっけ?宗四郎くんと鳴海くんしか居なかったよ?」
と言った。
それから、4年後僕らは防衛隊員になり、その大怪獣を探している。
保「これが、僕らの隠していた、🌸にとって重大な隠し事や、、、、、、、」
鳴「今までのあいだ、黙っていてすまなかった、、、、、、」
私は頭の整理をするのに、少し時間がかかった。
えっ、、、私に両親なんていたの?、、、しかも、その存在ごと忘れていたんだ、、、、、、
それに二人が防衛隊員になったのも、その大怪獣を倒すために?
色々、整理ができなかった。
けど、二人が隠していた秘密をもわかった。
私にために、この7年間、秘密にしていてくれていたんだ、、、、、
優しいなぁ、、、傷つけないために、二人のほうがよっぽど苦しいのに、、、、
それを踏まえて、私は口を開く。
🌸「そんな事で苦しくなったりしない。だって、二人のほうがよっぽど苦しいから、、、、
その分の時間と思い出を二人は、私に沢山くれた、、、こんなことを聞いて、嫌いになったりしないよ、、、、、」
私は、泣きながら喋った。
第4話に続く
〜作者から〜
こんにちは!うい🌷です。この日は塾がなく続きを書きました。
勉強後で頭がおかしくなり、文章が多々変なところがあったりしますが、温かい気持ちで読んでください(^^)
この作品、毎回どこで切って終わろうか、毎回悩みます、、、、、
でも、勉強の息抜きに書いたりしているので、実際勉強後の楽しみみたいな物になっています、、、。
それでは「♡」お願いします!コメント待ってます。では(^^)