モブ「じゃあありがとうございました」
全員「ありがとうございました」
委員会が終わり、貰ったプリントをカバンにつめたいたとき
モブ「あ、きりやんくん」
きり「ん?」
モブ「この日ってどっちがする?」
きり「あー。どっちでも大丈夫だよ」
モブ「うーん。じゃあ一緒にしよ!」
きり「分かった。じゃあまた明日」
モブ「うん!また明日ね」
…一緒にすることになるなら俺がするって言っとけばよかったと後悔した
“最悪”そう思いながら教室を出た
??「きりやん!」
…?
俺が後ろを振り返ると俺の名前を呼んだのはBroooockだった
ぶる「一緒に帰ろ〜」
きり「え、あ、うん…?」
Broooockが歩き出して、俺もそれについて行った
教室を出てから校門を出た今もずっと無言
誘ってくれた本人も何も話してくれない
…俺が会話をふらなきゃか?
そう思い俺は声を出した
きり「…なんで俺の名前知ってたの?」
ぶる「あ、ごめん。Nakamuから聞いてて…」
きり「そういうことか。」
まあ何となくそうだろうなとは思っていた
俺とBroooockの共通点は1つ
Nakamuと関わりがあると言うだけ
だから、Nakamuから聞いたんだろうという予想はすぐ出来た
ぶる「…Nakamuと水曜日会ってたんでしょ?」
きろ「…そうだね」
水曜日のあの時間以外関わろうとはしないくせに他人には話すんだ。
ぶる「最近きりやんが来ないって言ってた」
きり「そうなんだ」
ぶる「…Nakamuは毎週行ってるよ。水曜日。」
…は?
去年は夏休み中も、毎週水曜日は必ずあっていた
でも、今年俺が行った最後の日は夏休み前。
夏休みはもちろん行っていないから1ヶ月程はたっている
もう来ないって分かるだろ。
それでも行ってるのか…?
ぶる「…Nakamuね。僕ら以外の親友ができたって嬉しそうに話してたんだ」
「だからまた、一緒に話してあげてくれない?」
…親友…
俺とNakamuは親友じゃない
親友はBroooock達の事を言うだろう
俺とBroooock達は違う
…俺とBroooock達とではこんなにも差があるのに親友なわけない。
きり「…親友じゃないだろ。俺とNakamuは」
ぶる「な、なんでそんなこと言うの…?」
きり「Broooockくん達は毎日いつでもでも話せる。夜に通話して5人でゲームすることもある。でも俺は?俺は毎週水曜日、あの1時間だけ。連絡先さえ教えて貰えない。廊下ですれ違っても一切こっちを見てこない。あの時間以外関わろうとしてこない」
「…これのどこか君たちと同じ親友なの?」
そういうとBroooockは
「…ごめんね…」
とだけ言って、そこからの会話は一切なかった
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