注意は1話で
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青「あのさ…おれの話聞いてくれへん?」
水「うん…いいよ」
青「火葬してる時に話すことやないんだけど…おれずっと家族を守るために戦ってきたんや」
水「うん…」
青「なのに…居なくなっちゃったから頑張る意味…ていうか生きる意味が無くなっちゃったんや」
水「ッ…」
青「おれ…死にたいよ…おれどうすればいいん…?グス」
水「じゃ…じゃあさ…僕のために生きてよ」
青「…?」
水「守る人がいないなら僕を守って…生きる意味がないなら僕のために生きて」
青「……」
水「僕さ…いふくんがすき」
青「ぇ…」
水「ここで言うことじゃないよね…苦笑」
青「そうなんや…ありがとうな」
水「答えは今すぐ出さなくていいよ…気持ちの整理が着いたら教えて」
青「うん…」
水「ありがと…」
青「そろそろ行くか…」
水「ちゃんと見届けた…?」
青「うん…」
白「あっ!いむくんたち!ほかの自衛隊来たから今日は解散やって」
水「僕疲れたー」
赤「早く戻ろー」
桃「そーだね」
青「……」
数分後(戻ってきた)
桃「ねぇ…まろ」
青「なんや…?」
桃「ちょっと2人でお話しよ」
青「おん…ええよ」
月が照らさて夜だと言うのに少し明るく…とても綺麗な満月だった。
少し明るいのもあってお互いどんな表情をしてるのか分かる。まろはさっきから俯いたままだ。家族を亡くし気が気じゃないんだろ。
桃「まろは…最後で守れたと思うよ」
青「ぅん…」
小さく頷いた声は微かに震えていた
桃「あのさ…聞き流していいんだけどてか聞き流して欲しいんだけど」
青「?」
桃「俺さ…まろが好き」
青「ぇ…」
桃「友達って意味じゃなくて恋愛として好きってこと」
青「でも」
桃「男とか女とか俺は気にしないよ…1目見た時からずっと好きだった」
青「そっか…」
桃「聞き流して欲しいって言ったけど俺はガチだから…覚悟しておいてね」
青「へ…?」
桃「ちゅっ///」
気づけばまろにキスをしていた。
勝手に体が動いた。
桃「あっ!ごめん…勝手に体動いてた」
青「うぅん…大丈夫…ファーストキスやったけど…嫌やなかったし」
桃「ファーストキス奪っちゃってごめんね…ところでその言葉期待してもいいんだね? 」
青「まだ…わかんない」
青「家族とか自分のことで精一杯すぎてまだわかんない。」
桃「そっか…そうだよね…」
青「ごめんね…絶対いつか返事ちゃんと返すから」
桃「分かった…それまで待ってる」
青「ありがとう…」
桃「じゃあ帰ろうか」
青「ないこ…先帰っておいてくれへん?」
桃「んえ?分かった」
青「もう少し夜風に当たりたいんや」
桃「そっか…」
神様…どうすることが正解ですか。
ないこ選ぶかほとけを選ぶかどっちも選ばないか。
だいたい選択肢は決まってる。
俺はあと数日で死んでしまうだろうから
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つづく
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