ライアの目が鋭く光り、拳が震える。彼の全身からは、戦いの気配が漂い始めていた。
ライア:「本当にやる気か?…いや、面白くなってきた。」
ロボの体は完全に異能で変化し、巨大な王のようにその姿を現した。
圧倒的な気配、怒声。それに対してライアはまるで楽しんでいるかのように、戦闘態勢を整えた。
霧島:「これが、真髄だ。」
霧島が真剣に光る。ロボが爪を振りかぶり、ライアに向かって突進する。風を切り裂きながら、まるで雷のようにその姿が迫る。
ライア:「速ぇな…!」
だがライアは一歩も引かず、その攻撃を避けつつ、無理なく反応する。反射的に、拳を振りかぶってロボに向けて打ち込んだ。
ドォン!
拳がロボを打つ音が響き渡る。ロボはよろけるが、すぐに反応し、さ鋭い爪をライアに向かって放つ。
ライアはその爪をかわし、背後から蹴りを入れる。
霧島:「足りない。」
霧島の声が冷たく響くと、ロボは進化したかのようにその身を変化させる。
まるで獣が本能を呼び覚ましたかのような動きで、ライアを追い詰める。
ライア:「ちっ、しつこいな…!」
ライアは一歩後ろに下がり、動物たちを見極め、次の瞬間、その動物たちがライアを襲ってくる。狼たちが足元に群がり、鷲たちが空から突進してくる。だがライアはどれもかわしながら、動物たちの隙間を縫ってロボに接近していった。
ライア:「もう見えた。」
ライアはロボの足元に移動し、一瞬でその足を蹴り上げた。
バキッ!
ロボの足が崩れ、地面にクレーターができる。その一瞬の隙を見逃さず、ライアは全身の力を込めた一撃をロボに叩き込んだ。
霧島:「……!」
霧島の顔に一瞬、驚愕の表情が浮かんだ。ロボが数メートルも飛ばされ、地面に打ちつけられる。
だがロボはすぐに立ち上がり、またもやライアに向かって突進しようとする。
霧島:「これで終わると思うなよ、ライア。」
霧島は冷徹に言い放つと、ロボに指示を出す。
ライア:「ほう、やる気か?」
ライアは微笑みながら、景色を見回す。まるで戦いの中で楽しんでいるような表情だった。
その目には、もう後退するつもりはないと決意を見せている。
ライア:「なら、俺も本気を出すぜ。」
ライアは拳を構え直し、霧島に向けて一歩踏み出す。その足元には、ひしひしとした決意と覚悟がにじみ出ていた。
これから繰り広げられる戦いは、異能の力、そして誇りがぶつかり合う、まさに究極の戦いが今、始まろうとしている――。
コメント
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今回も神ってましたぁぁぁぁ!!!!! どちらとも引く気は無いのか、、とんでもない戦いになるんじゃね?? あーーー、、、でも、、いや、これ以上はやめときます(( どうか誰1人欠けることがありませんように、、今言うの遅いか( 次回もめっっっっさ楽しみンゴ!!!!!!!