ガキンッギィンッ!!
ワァーワァー!!
タッタッタッタッ!!!
ピッ、
『こちら騎士団a部隊。目標地点に予定通り到着いたしました。どうぞ』
ぐ《こちら騎士団b部隊。同じく予定通り到着しましたー。どぞ》
コ《了解。そのまま…いや、きょーさんの狙撃部隊到着を待とう。らっだぁとみどりくんはどんな感じ?》
み《マァマァ。ッテカンジ》
ら《特段問題はないよ。みどりが先突っ走るぐらいで》
コ《えぇ…》
み《ゴメンネー「ザシュッ!グサッ!」》
『(この人なんも悪く思ってなさそう。)』
『…ふぅ、にしても、流石にこの人数を先導するのは疲れますね…』
ロワ「お疲れ様ですダイア様。」
『ん…あぁ、ロワ様。失礼。情けないところを見せてしまいましたね。』
ロワ「いえ…!我々はただ貴方様についていくだけですので!」
『そう言ってもらえるのなら嬉しいですね。
…さて、そろそろ動き出しましょうか』
コ《騎士団。両部隊とも前進を開始。どうぞ。》
『…ところで、ロワ様。』
ロワ「っ、は、はい!』
『貴方様は指揮を取るのはお上手ですか?』
ロ「え…?は、はい…?それって、どういう…」
ニコッ
『大丈夫そうですね。それでは…』
ダッッ!!
『少々でしゃばらせていただきますわ。』
タッタッタッタッ…
ロワ「え、」ぽつーん
ロワ「えぇぇぇぇぇ!!?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
はぁっ、
はぁっ…っ、
ら「(息が、しづらい、)」
体が、ここに立つことを、拒んでるみたいだ。
こんなにも、背中が重い。
〝あなたが…っ!〟
ズキンッ!!
ら「ゲホッ、…お゛えっ、」
み「っ、ラダオクンッ、?」ダッッ
やめて、やめてやめてやめて。
こないで、こないでいいよ…っ、
ら「っうし、ろ…!」
み「っ、あ、」
ダンッ!!
ボタ、ボタタ…
み「ッタ、…」
ら「みどりっ、!!」ぐっ、
だめだ、動けない。手が届かない。
俺が国を救うことなんてできない。
なんて、情けないんだろうか。
仲間さえも守れない。
思えば、
昔から、
なにもできてない…
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