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アリス『は?』信じられない。そりゃあ魔法使いは生まれたらみんな予言されるとは聞いた。しかし、あり得ない。ソイツはそのまま話を続けた。
???『予言はきっかり二月二日にあった。私達の誕生日の二十七日前だ。二月下旬に生まれる子で、四年に一度しか来ない日に生まれる子、あらゆる呪いや魔法に耐えうることだろう…ま、ざっと言うとこんな感じ。バカみたいだよね。』相手は意地悪く嘲笑しながら話をしている。
???『それからあのお方はその予言が私だとお気づきになった。だから私を狙い、同時期に予言されたあの子…何だっけね…生き残った男の子…その子を始末することにしたのさ。あの時、邪魔な両親を殺すためにもね。君に死の呪文を使ったのも自分の思うままに操るためだったからね。そして、君は一度死んだ。』信じられない。なら何故生きているのだろう。アリス『嘘だ!だって父さんが魔法で死を引き裂いたって…』???『形だけは、ね』アリス『え…』
???『だって、君…』