TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

ストグラ🌵詰め合わせ

一覧ページ

「ストグラ🌵詰め合わせ」のメインビジュアル

ストグラ🌵詰め合わせ

7 - 不安の捌け口 🥀 aotb END

♥

1,471

2024年09月08日

シェアするシェアする
報告する

投稿死ぬほど遅れてすみません(;_;)

自分はいつも18時位に投稿をしたい!って思ってるんですが、、、最近変な時間に忙しいことが多くて中々投稿出来ずにいました💦

それと最近こんなゴミ小説にお褒めのコメントをいただいたんですよ!(;;)ほんとに嬉しすぎます。モチベが爆上がりすぎる✨

ついに最終回です!!ここまで見てくださった皆様、本当にありがとうございます!

今回はかなり重い(?)🥀のお話でしたが、次回は®にしようか⚰️にしようかめっちゃ迷ってます、、、

リクエストくれてもいいんですよ、、、!? (懇願)

※青先のキャラがあやふや

※青先が狂いました

※最後少し急展開気味


そっかぁ、、、そうなんだぁ

狂ってる、そうか。俺は狂ってるのか

、、、じゃあ、もう我慢しなくていいんじゃない?

確かに、つぼ浦は大好きだし、、、壊したくないって気持ちは変わらないけどさぁ

、、、俺をこんな気持ちにしたつぼ浦が悪いんじゃん

あ、そうじゃん。そうだよ

つぼ浦が悪いんだよ

俺は悪くない

つぼ浦、、、そうだ、つぼ浦はどこ?

謝らなきゃ。あんなに冷たい反応をしたこと

、、、お仕置をしなきゃ。俺をこんな風にしてしまったこと

「、、、なぁ、お前、、、」

ふと、俺の仮面を片手に持ったそいつが話しかけてきた

何、俺今つぼ浦の事考えてたんだけど、、、

「、、、何?」

「、、、もういい。お前、手遅れだよ」

そう言って、俺の仮面を返してきたそいつは小さくため息をつき、どこかへ行ってしまった

最初から最後まで変なやつだったな、、、あ、仮面。被っとこ

てか結局、変装とかなかったし、、、誰なんだろあいつ

まぁいいや。そんなのどうでもいい

つぼ浦を探さなきゃ


俺はそう思い辺りを見回した途端、突然警察署の方から騒ぎ声が聞こえてきた

「、なん、、、浦!?、ん、、、」

「、!、、、どうし、、!?」

「、崎!お、つぼ浦、、、たのか!?」

、、、途切れ途切れの小さい声で、内容はよく分からなかった

でも、つぼ浦名前だけは、ハッキリと聴こえてきた

、、、、、、俺以外の奴らが、つぼ浦の事を話題に出すなよ

つぼ浦が、誰かの話の中心になっていることがわかった俺は今まで感じたことのないような感情が湧き出てきて、 気がつけば、、、

銃を装備して署に足を進めていた

そして、もう扉に手をかけようとしたとき

「、、、つぼ浦?」

つぼ浦が、突然署を飛び出してどこかに走っていこうとしていた

その様子は、どこかおかしくて、、、

俺は思わず銃も捨ててつぼ浦を追いかけ、そのまま腕を掴んだ

「、、、?」

俺が腕を掴んだ途端、つぼ浦の身体が強ばったような、、、そんな感覚が伝わってきた

いつもと様子が違うつぼ浦は、ゆっくりと俺の方を向いた

、、、つぼ浦は、

「つぼ浦、、、?なんでお前、泣いてんの?」

『あ、お、、、先、、、』


泣いていた


思わず呆気にとられてしまった

つぼ浦の泣いた姿なんて見たことが無かったからだ

いつもいつもふざけてばっかりで、笑顔のつぼ浦が、、、泣いている

俺のせいか?俺が、つぼ浦と距離をとったから?

それとも、さっきの会話で何か言われたのか?

聞かないと。なんでこうなってしまったのか

、、、、、、でも、なんか

つぼ浦のこの表情


ゾクゾクするなぁ、、、


そう思ってしまった

、、、あぁ、違う。まずは聞かなくちゃ

俺は小さく頭を振り、気持ちを切り替えようと小さく一つだけ深呼吸をした

「つぼ浦、、、?」

俺はゾクゾクするその気持ちをなんとか抑えつつ、つぼ浦にそう話しかける

、、、しかし

『や、ヤダ、、、来るな、、、』

『離せ!離せよ!!!』

つぼ浦は俺がそう話しかけた途端に有り得ないほど俺を拒絶した

手足をバタつかせ、俺から離れようとする

、、、まぁ、離すわけがないんだけどな

あぁ、やっぱり可愛いなぁ。暴れてもビクともしないのに、まだ逃げようとしてる

、、、でも、なんのつもりでこんなことするんだ?

俺はつぼ浦の恋人なのに。なんでこんなに拒絶するんだよ

「なんで俺から逃げようとするの?」

「俺ら、恋人だろ?」

、、、思わずそう言ってしまった

まぁしょうがないか。ちょっとこういうセリフは俺らしくないし、少し恥ずかしいけど

これでつぼ浦は少しは落ち着いて、

『、、、、、、は?』

え、?今なんて、

『、、、気持ちわりぃ』

「、、、え?」

『気持ちわりぃんだよ!』

俺はつぼ浦の口から出たその言葉が信じられなかった

気持ち悪い、、、?俺が?

つぼ浦が、今、俺にそう言った?

ちょっと待てよ、なんで、

「つ、つぼ浦、、、?」

、、、俺はいつの間にか力を緩めてしまっていたらしい

そう話しかけようとした直前、つぼ浦は無理やり俺の手を抜けてそのまま何処かに逃げ去っていってしまった


さっきの言葉が、未だに信じられない

、、、俺のせいなのか?俺が、つぼ浦と距離をあけたから、、、

、、、、、、ふざけんな


なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで


それだけで俺から逃げようとするんだよ?

つぼ浦は俺の事好きだったんじゃないのか?

ちょっと距離をあけただけで、冷めるような愛だったのか?

そもそも、距離をあけたのもお前を思っての事だったのに、、、

そ れを仇で返すんだな

、、、ふざけるなよ。俺はそんな事認めない

しっかり理由を聞くまでは、、、どこまで逃げようと追いかけてやる


、、、いや、どんな理由があっても離しはしない

もうお前は逃げられないんだよ、、、つぼ浦


そして俺は、無我夢中でつぼ浦の後を追いかけた


、、、もう、俺は正常な判断が出来ていなかった

、、、いや、本当は気づかなかっただけで、これが俺にとっての正常だったのかもしれない


それから数十分、、、俺はつぼ浦の後を追いかけ続けた

途中から退勤したのかなんなのか、GPSは反応しなくなっていたが、、、そんなもの、関係ない

実はつぼ浦に言ってなかったけどさ、、、俺、お前のスマホにGPS機能付けてたんだよなぁ、、、

ただ、お前の事が心配で警察を退勤しても見守っていたかったから付けてたんだけど、、、まさか、こんな所で役に立つなんてなぁ、、、

備えあれば憂いなし、、、ってやつか?

そして俺はつぼ浦に個別でついているGPSを頼りに追いかける

、、、ちなみに、俺は警察無線はもう切っていた。どうせつぼ浦は話さないだろうし

今頃警察無線はつぼ浦の話題で持ちきりだろうな、、、

でも、俺以外がつぼ浦の話をするのが耐えきれなくて、、、。だから、切った

そして俺はふと、つぼ浦につけたGPSに近づいて居ることに気がつく

「、、、全く、つぼ浦はどこまで来てんだよ」

俺はそう小さくため息をつきつつ、辺りを見渡す。異様に薄暗く、人の気配が全くしない

、、、こんな場所があったなんて知らなかった

こんなに人気のないとこまで逃げ込みやがって、、、

しょうがねぇ奴だなぁ、ほんと

ふとスマホに目を落とし、つぼ浦のGPSを見ると、、、さっき見た時からもう動いて居ないことに気がついた

、、、よし、もう追いつけるな

余裕を持ち始めていた俺は、ゆっくりと歩いてつぼ浦の所へと向かっていく

段々と発信元に近づき、それと共に俺の心臓も高鳴っていくのを感じた

もう数メートルもあるけば、つぼ浦に会えるんだ

「あそこを曲がれば、、、つぼ浦が」

もう目と鼻の先にある路地、その先につぼ浦の反応があった

ワクワクが抑えきれず、つい早歩きで向かう

「、、、っ、な、なんだ、、、?この匂い、、、」

、、、ふと、俺は鼻を刺すような匂いがすることに気がついた

、、、これは、、、血、、、?

しかも、耳を澄ますと何やら音も聞こえてくる

文字に表すなら、、、グチャっとした擬音がピッタリな、、、そんな音

、、、その音は、つぼ浦の場所に近づくと共に大きくなっていった。しかも、血なまぐさい匂いまで、、、

「つぼ浦、、、?」

俺は顔をしかめながらも、路地を曲がる


、、、、、、そこには


真っ赤に染まった左腕を、噛み続けるつぼ浦の姿があった

「お前、!?なにして、、、!」

俺は思わずつぼ浦に駆け寄った

『あ、あおせ、、、っ!?な、なんでここに』

つぼ浦は俺に気が付き、焦ったように振り返る

そのまま口元には血がついていて、サングラスから微かに見える瞳の奥は、どこか虚ろだった

「、、、お前を追いかけてきたんだよ、なぁ、お前、、、何してる?」

俺はそう聞いた。、、、つぼ浦の腕は、今まで見たことがないレベルの傷口をしていた

ぐちゃぐちゃに噛み裂かれた腕の肉は、血管の一つ一つから赤黒い液体を滴らせていて、、、

しかも、その液体にまみれ、裂かれた肉の内部には白い何かがちらっと見えていた

、、、それがなんなのか、考えたくもない

『、、、だって、だって、、、』

ふと、つぼ浦がそう喋りだした

光のない目からは、ボロボロと涙が溢れて、、、縋り付くように俺の服を掴んできた

『青先が、俺の事っ、嫌いなのかと思って、っ、、、!怖くて、それで、っ』

そう途切れ途切れに話すつぼ浦

、、、そう、か、、、俺のせいか、、、

、、、つぼ浦は、、、俺の事を考えて、、、こんなことをしてくれてたんだぁ、、、

その瞬間、元々壊れかけていた俺の何かがもう戻せないほどに崩れ去っていくのを感じた

俺は、俺の服を縋るように握っていたつぼ浦の手をそっととり

「、、、ねぇ、俺、本当はつぼ浦の事大好きなんだ」

その言葉を聞いたつぼ浦は、真っ暗になった瞳を鈍く輝かせて俺を見あげてきた

『ほ、ほんと、、、ですか、』

つぼ浦は何か希望を持ったように、俺の手を握り返してきた

その様子を見た俺は、何かが満たされる感覚に襲われる

「あぁ、ホントだよ。愛してるよ、、、お前の事を、、、世界一ね」

そして俺は、つぼ浦の腕から垂れてきた血液を指でなぞり、、、そのままペロッとその指を舐めた

鉄苦い味がする、、、だけど、とても甘い

つぼ浦が、俺を想ってつけてくれた傷

どうしようとなくそれが、、、

愛しかった

俺はそのままつぼ浦を抱き寄せ、、、耳元でそっと囁く

「ねぇ、つぼ浦、、、俺だけのものになってよ」



そして、、、あの時の出来事から数ヶ月

つぼ浦は警察を辞めた

いや、辞めさせられたと言った方が正しいだろう

突然失踪してしまったつぼ浦

音沙汰も何も無い、街の誰に聞いても目撃情報は無い

署内の皆が心配していた

、、、だけど、自分から消えていったから、手がかりもない、、、捜査をすることも出来ない

最終的に、、、つぼ浦は解雇される結果となった

、、、いやぁ、正直皆がつぼ浦の事を一丁前に心配しているときは腹がたってしょうがなかったけど、、、これで、もう

つぼ浦は俺だけのものになったんだ

今日の業務を終えた俺は、、、最近買った家に帰宅する

周りに誰も居ないとこだから、、、帰るのには時間がかかるけど、それ以上にそこには価値がある

、、、何故って?

『あ!青先!おかえりなさい!!』

、、、愛する人が、俺を待っているからだよ

玄関に立っている俺に気がついたつぼ浦は、嬉しそうに俺を出迎える

俺は嬉しく嬉しくて、つい玄関先で耐えきれずつぼ浦を抱きしめた

『ちょっと青先!仕事終わりなのに元気ッスね!』

つぼ浦は驚き、少し顔を赤らめつつも俺の背中に手を回して抱き返してくれた

、、、右手だけでね

俺はつぼ浦からそっと離れた後、腕に痛々しく包帯の巻かれた左手を愛おしそうに触れた

「、、、ねぇ、つぼ浦。傷、治したい?」

俺がそう聞いた途端、つぼ浦は悲しそうな顔をして首を振る

「、、、うん、だよねぇ。そうだよ、それでいいんだ」

俺はつぼ浦の反応が嬉しくって、もう一度抱きしめた


つぼ浦はあの日、、、腕をかみ続けた結果、 神経まで噛みちぎっていたようで、、、もう左腕は動かないし、感覚もないらしい

、、、でも、そんな傷もこの街の医療にかかればすぐに治るさ

だけど、そんなの俺が許さない

この傷は、つぼ浦が俺の事を想ってつけてくれた傷

、、、俺を愛していると言う証拠

つぼ浦もそれを認めて、、、こうして受け入れてくれているんだ

誰にも治させない。誰にも触れさせない

二度と離すものか、、、


俺だけの


俺だけが愛せる


つぼ浦なんだから




𝑭𝒊𝒏.

NEXT→♡500

この作品はいかがでしたか?

1,471

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚