魔法が消えるまで

mtk

年が明けリーグ戦はクライマックスに向けてさらに熱くなった。オレは移籍の準備を始めた。理由はつよくなるため。もちろんウルフドックスは強いけどもっと他のチームで刺激を受けたかった。それはトモも同じだったようで。当然だが正式に決まるまで口外してはいけない。それが発破をかけたのだろう、オレたちの会話はどんどん減った。トモへの気持ちも。

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ogw

俺と同時に元稀も移籍することはなんとなくわかった。新しいチームはどこなのかを話さなければいい。いつも通り「好きだよ」なんて全く問題ない。それなのにピリッとした雰囲気が引き止めた。

どうしてこんなに何も言えなくなっちゃったんだろう。

大好きだった気持ちもみるみると冷めてしまった。

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中間の話が雑!