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blood(蛇)

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121 - 「スプーンとフォーク」

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2022年05月18日

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小我太の部屋 狂唖

「、、ん、、」、、朝だ、、何時だ??「、、うわ、、もう昼だ、、」早く起きなきゃな、、「、、、、」クンクン、、俺は自分の身体の匂いを嗅いだ。「ゔ、、」風磨の匂いがする、、「風呂入ろう、、」「狂唖〜、起きた??」「、、??小我太、、あれ、私服??狂唖店休みなの??」「まぁ、、そんなのいいから下来て」「、、??」

ーーーーーーー

「ねぇ、小我太後でお風呂入っていい??」「うん、後でね」「、、昨日風磨から俺の話聞いた、、??」「、、??何の事??」「、、、、」言ってないんだ、、よかった、、「あ、でも一つだけ聞いた」「、、え、何」「、、お誕生日おめでとう」「、、え」「今日狂唖の誕生日なんでしょ、、初めて知ったけど」「、、あぁ、、そっか、、」すると「狂唖!!」「、、??加四六」そこには何か持っていた加四六が居た。「誕生日おめでとう、、これ誕プレ」「、、何これ」「その辺に育ってた雑草」「やめてくれる??汚い」

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cat cafe 加四六

「よし、話はまとまったね」かなさんはそう言い、狂唖の方向を向いた。「、、まとまった、、」「仮就職でいいんだよ、それに狂唖君は成人だ、働こうと思えば何処へでもが働ける、組織で働いていたという高学歴もあるし、、でもまぁ、bloodが普通の会社で働くのは困難だけど」「、、、、」「、、決まりだね、、狂唖の制服どうするんですか??」そう小我太はかなさんに聞いた。「うん〜、好橆帰さんのを今は着ておこう、、そのうちしっかり採寸するよ」「じゃあ、俺上から取ってきますね」そう優はいい階段に向かった。「じゃあ、あれだね、、狂唖君の採用試験を始めよう」「聞いてない」狂唖は俺を睨みつけた。「いや、俺も知らない」「狂唖君!!今日一日中自分の好きなことをしなさい」「、、何それ」「君に取って難題だと思うけれど、、まぁ、今日一日中好きに過ごせばいいんだよ、、1日寝ててもいい、誰かと買い物行くのもいいし、、」「、、、、」

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「一日中好きな事していいんだってよ、楽勝だな、、何する狂唖??」俺はそう聞いた。「寝ます??」優もそう聞いた。「あ、百人一首するっすか??」千鶴もそう聞いた。「ちょっと黙れお前ら、、」狂唖はそう顔を伏せながら喋った。「どうしよう、、好きなことか、、好きなことか、、」「、、よし、じゃあみんなで狂唖の好きなことを探そう」「お前ら暇だな」

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「俺の趣味は映画鑑賞だ!!」俺はそう言い映画を流した。「どうよ!!優が大号泣した恋愛映画!!」「兄さん!!そういう事言うな!!」「人の恋愛事情見て何が楽しいの」「お前感情泥に捨ててきたん??」「映画好きじゃない、、急にデカい音なるし、、眠くなるし」「だってよ、早よテレビ消せ」

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「俺の趣味はハンドボールっす!!」そう千鶴はボールを叩いた。「体を動かすのは楽しいっすよ!!」「寒い寒い」「中入ろう」「え!?ちょ!?俺の扱い雑じゃない!?」

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「俺の趣味はスマホでできるパズ◯ラです」種技はそう言い、狂唖にスマホを渡した。「、、これ3つに揃えるの??」「そうそう」「あ、全部消えた」「ハアァァァァ!?お前勝手に最高コンボ越すなよ!?」「知らぇよ」

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「俺は読書です、見齧幹部はどんな本が好きですか??」優はそう自分の本棚を漁った。「官能小説なら読んだことある」「だってよ、優持ってる??」「持ってねぇよ!?」

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「、、一応千秋に聞く、、??」「、、無理だな、、アイツ今受験で忙しい、、電話してキレられる」「それは加四六が嫌われてるんだよ、、俺の趣味は料理だよ〜」そう小我太はキッチンに立った。「可愛い」「可愛いよー!!小我太ー!!」「黙れよ、何作る??てか狂唖って料理できるの??」「、、した事ない」「マジか」「一生コンビニ飯」「早死にしそう」「ダメダメ、小我太、狂唖にはまだ火は危ないって」「馬鹿にしてんのか」

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「うんー、、趣味ね、、好橆帰さんの趣味って何だっけ」「、、酒じゃない??」すると「、、お酒??」狂唖は起き上がった。「お、食いついた」「、、そういや、今風磨バーにいるかもな」「、、バー??」「ほら、未來さんが経営してた、、今は道端さんだけど」「、、、、」

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バー 風磨

「、、、、」後数分、、このまま誰も客来なかったら上がれるな、、俺がそう思った瞬間ドアが開く音がなった。「、、、、」マジか、、「いらっしゃ、、えぇ、、何、、迷子、、」「お酒呑に来た」「ハイ??」狂唖はそう周りをキョロキョロした。「何??どうした」「、、まだ未來さんの匂い残ってる」「、、そりゃ、長年いたからな、、」「あら〜狂唖ちゃん〜、呑みに来てくれたの!?嬉しいわ〜」「道端さん、アンタ酒飲んだか」「もう店じまいだからいいのよ、ささ、呑みましょう呑みましょう」「え、俺もう帰りますよ??」「はぁ??もてなせよ」「ぶっ飛ばすぞ」

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「、、へぇ、、狂唖ちゃんってお酒強いんだ」「弱い」「それじゃあ、呑むな、、」「もう一杯」「呑み過ぎ」「大丈夫大丈夫、今日は好きに過ごしていい日なんだって俺」「何それ、、」「あ、狂唖ちゃん!!これオススメ!!未來さんも好んで呑んでたわ〜」「、、画像 何これ」「、、??サングリアよ〜」「、、、、」クビッ「どう??」「、、1番美味しいかも」「本当!?一本持って帰りなさいよ〜!!沢山あるから」「嬉しい」「よかったな、、」「、、未來さんこんなオシャレなの好きなんだ、、もっとロックかと思った」「外種は甘党が多いからね〜」「、、確かに、、そっか、、」「狂唖ちゃんは苺が好きなの??よく食べてるけど」「、、うん〜、、苺かも、、けどサツマイモも好きかな」「へぇ〜、あ!!サツマイモ今冷蔵庫にあるわ!!持って帰りなさい〜」「何でも持って帰らすな、、」「いいじゃない〜、何か小さい子供ができた気分なの、狂唖ちゃん顔可愛いからww」「、、、、」「、、、、」「、、??あれ、、何か不味い事言っちゃった、、私、、」「、、、、」

ーーーーーーー

帰り道

「フラフラ歩くなよ」俺はそう狂唖に言った。「無理、やっぱり芋も持って」「お前な、、」そう言い狂唖はサツマイモを俺に渡した。「酔った」「あんな呑むからだ、、」「、、、、」「、、やっぱり嫌な気した、、??顔のこと言われて、、」「、、あんまり何も思わなかった」「、、、、」「でも何か気持ちが楽になった」「酒のせいでは」「俺性格悪いから内面じゃ好かれないんだよ、、」「自覚はあるんだ」「だから顔で釣る」「そう言うところ直したら内面でも好かれるぞ、、良い人作って何がしてぇの??」「、、んー、、守ってあげたい、、やっぱり俺は守られていい存在じゃないよ、、小我太にあんな事してさ、、そんな我儘言えない」「、、、、」「それに誰かに守られるより、誰かを守るって決心しながら生きた方が、、もう少し頑張れる、、今までだってそうだったんだし、、」「、、そっか、、」

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cat cafe 加四六

「、、何、、この大量のサツマイモ」「道端さんから」「何に使えと」「狂唖君、今日は楽しめたかい??」そうかなさんは狂唖の方へ寄った。「、、うん〜、、苦言を申すなら小我太も一緒に呑みたかった」「呑ますな、え、風磨呑んだの??」「オレンジジュースな」「ハハ」「小我太と呑むのは後2年だね」「、、2年か、、」「長い??」「、、いいや、、多分あっという間」「それもそうかww大人になると一年は本当早いよ」「へぇ、、そうなんだ、、」「、、狂唖君、まだ色々モヤモヤしているようだけれど少しずつで良いからみんなで解決していこう」「、、やだな〜、、1人で解決できますよ、、」「1人で解決できてたら狂唖君は今此処には居ないよ」「、、、、」「頼ってくれ、みんな未熟だが良い子なんだ、、君は守られてもいい存在なんだし」「、、あんまわかんないや」そう狂唖は首を傾げた。「ハハッ、まぁ、いい、ケーキを食べよう!!昼の間に買っておいたんだ」「やったー」「加四六、フォーク」「フォーク今ないわ、、スプーンでいい??」「いいんじゃね??」「じゃあ、優達も呼んできますね〜」そう言い俺は階段を上がった。

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