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私は書類を作成していると、ふと今日が何曜日だか確認をしたくなった。私は毎週、清左衛門と会う時間が待ち遠しくなっていたのだ。自分では初めてできた友人なので会いたいだけなのだと思っていたのだが確実に抱いている思いは友情には収まらず、もはや恋心となっていた。
―今週も二人が会う曜日が回ってきた。この時、清左衛門に絶対に伝えたい事があった。
いつものように塀を超え清左衛門がやってくると、朱夜が口を開く
「明日、もし空いていたら夜に来てくれないか?」とソワソワしながら伝える。
「え…よ、夜⁉︎」
清左衛門は夜と言う言葉から様々なことを想像して顔を赤くして驚いていると、不安そうな表情で朱夜が「ダメか?」と聞いてくるので慌てて
「明日か!夜来るから!」と伝えると安心した表情をしたので、朱夜のその表情をみて清左衛門も安心した。
その後、家に帰った後でもやはり明晩のことで胸を高鳴らせていた。たとえ彼の誘いが想像しているような事と違うとしても、愛しい彼と会えると言うことが楽しみで仕方がなかった。