_________不協和音
翠 × 瑞 (右肩の蝶)
r18 🈚️
r15 有
ご本人様とは 関係ありません。
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雨が窓に当たり、騒がしく響く部屋。
今は夜にも関わらず、マンションの一室では、男性2人がお互いの愛を確かめている。
瑞 『…すっちー、仕事 終わった .ᐣ』
翠 『 うん、終わったよ。』
瑞 『こさめも。 キス しよ。』
くちゅッ ❤︎
…だめやで、がっついちゃ。
明日も仕事やろ .ᐣ
こさめちゃんと する キスの方が 重要。
翠 『雨、強いね、、。』
瑞 『大丈夫よ。そのうち止む。止まない雨は 無いんやから。』
翠 『流石 梅雨の 妖精 彡 。』
瑞 『ほんまに、妖精やったら』
そうしてこさめは 、すっちーの頬を軽く触る。
瑞 『……すっちーの 事、 こんな 仕事に 付き合わせるんじゃなくて、 幸せに 出来たかも なのにな 、 笑』
そのこさめの手を 引っ張り、こさめは すっちーにキス される。
翠 『……こさめちゃんと だったら、この 殺し屋 だって、天職だと 思えるよ。』
瑞 『……そう。』
翠 『そっけないなぁ、。その位、 君を愛してる って 事だよ .ᐣ 』
瑞 『うん。ありがとうな 。』
そうして、こさめらは 毎晩、同じ様に愛を確かめる。
ずっと覚めない、長い夢の様に。
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ある日 仕事を終え、家に帰ると、花瓶に1本の薔薇が飾られていた。
普段 こさめちゃんは 花なんて 飾らないし、こさめちゃんの 好きな 白基調のこの部屋に、 こんな深紅の 薔薇は 似合わない。
瑞 『……あ、帰ってたんや。 おかえり』
翠 『ただいま。この 薔薇どうしたの .ᐣ』
瑞 『依頼者の 方が くれたんよ。』
翠 『……は .ᐣ』
その時俺は、 こさめちゃんの両手首を掴み、壁に押し当てた。
翠 『ねぇ、勝手に依頼者から 贈り物 貰っちゃ だめだよ .ᐣ 分かってんの .ᐣ』
翠 『こさめちゃんは 俺の なの。 自覚して 。』
瑞 『っ、 ごめんなさい っ、 、 ❤︎ 』
ああ、わざとやってるんだね。
そっちがその気なら、。
翠 『こさめちゃん、 俺の 事 、 好き .ᐣ 』
瑞 『あいしてる っ ❤︎』
瑞 『こさめが っ 、こさめの ストーカー 殺して、殺し屋に なって、 すっちー が 廃れてた こさめを 助けて くれた時から』
瑞 『ずっ と 好き やで .ᐣ ❤︎』
翠 『なら、良い。』
翠 『俺も こさめちゃんの 事、 ずっと 愛してるし、これからも 愛し続けるからね .ᐣ』
瑞 『わかった ッ ♡』
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その日も、冷たい雨の日だった。
会社員時代、 帰りが 遅くなり、たまたま 通った路地裏で、こさめちゃんは 冷たい目をしたまま、1人の男性を殺していた。
だけど、電球に照らされたこさめちゃんの 目が凄く 綺麗で 、 そいつが殺人鬼 だと言うことも 忘れ、 俺は こさめちゃんに 話しかけた。
お互いびっしょり濡れて居るのに、目の前に 死んだ人が いるのに、 キスを する口が止まらなくて、しばらくの 間、 ずっと キスをしていた。
現実では 有り得ないだろう。 だけど、人生の限界を 超えた人間なら、 有り得るのだ。
翠 『……こさめちゃんの 過去も、 現在も、未来も、全部俺が一緒に背負う。』
そう言って、今に至る。
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瑞 『すっちーはさ、 こさめと 居って、後悔とか してないん .ᐣ』
全裸で真っ白のタオルケットを被っている こさめちゃんが そう問う。
翠 『してるよ。そりゃね。』
翠 『でも、俺に 圧倒的に 足りなかった物を くれたのは こさめちゃんだから、 もう 後悔は してない。』
俺は こさめちゃんが 被っていたタオルケットを そっと 取って そう言う。
瑞 『ほぉ~ ん .ᐣ 笑』
瑞 『殺人鬼に 愛、 ですか 笑』
翠 『俺も 殺人鬼だよ。』
翠 『だから、いっしょ。』
今夜は月が綺麗だ。
でも、そんな月に照らされてるこさめちゃんの 瞳は もっと綺麗 。
歯止めが効かなくなった俺は こさめちゃんを 押し倒す。
翠 『……悪い子。』
瑞 『分かっとるよ、 そんなん ♡』
あぁ、もう俺らは 普通じゃない。
とっくに、境界線、超えてたんだね。
今日も 俺ら が呟く言葉は、歪んでいて、でもそれが心地良い。
まるで、不協和音。
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初めて 書いた、 翠 × 瑞 !!!!
コメント
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歪んだ愛の話癖にぶっ刺さりまくりです
すちこさあまり得意じゃないけどおとあの作品だから楽しんで読ませていただきました!! 2人とも共依存仕掛けてる?してる?感じでそういう愛好き!