⚠️rbru,死亡ネタ
🐙🌟→『 』
👻 🔪→「」
🥷🔫→[]
💡→〈〉
嘔吐表現あり
👻 🔪sida
余命宣言されてから1ヶ月がたった
今までは長かった1ヶ月が
とても短く感じた
少し前にやっと退院出来て、
今は任務を休めと
仲間から言われてしょうがなく休んでいる
「はぁ、」
今まで任務に専念してたから
家にいても何もすることがない
「星導は仕事だし、
ライはどうせマナの所にでも
遊びに行ってるよなぁ、、」
「あ、カゲツがいるじゃん」
どうせ暇してると思い直ぐに電話をかける
プルルル
[どうしたん?]
「今暇?」
[まあ、暇やけど]
「俺の家でゲームしね?」
[おっいいやん!]
[準備したらいくわ!]
「うい」
電話を切って10分で家に来た
忍者って凄いなと思いながら家にあげる
[お邪魔します]
「ん」
[、、お前ちゃんと食ってる?]
「急にどうした?」
[いや、前より痩せてるから]
「まぁ、別に、食べてる」
[ふーん、]
[とりあえずゲームしよー]
「、、」
本当は食べてない
食欲がなくて食べても吐き戻してしまう
前より痩せてるって自分でも気づいてる
[なんか飲み物貰っていいー?]
「そこの冷蔵庫の中にお茶入ってる」
[1本貰うわって、はぁ?!]
「なんだよ急にでかい声出すな」
[冷蔵庫何も入ってないやん!!
いつも何食べとるん?!]
「えっと、、」
[やっぱり食べてないやろ!!
僕に嘘ついても意味ないんやからな!]
カゲツは勘がいいっていうのを忘れていた
大体嘘をついてもすぐバレて、怒られる
「食べてない、食べれないんだよ」
[もう、手間のかかるやつやな!]
[買い物行くで]
「ちょっ、」
カゲツに腕を掴まれ逃げようとしても
今の俺じゃ体力がなくて逃げれないと思い
大人しく着いて行った
[結局ゲームじゃなくて買い物で終わったやん]
「はぁ、、」
何を見ても食べる気にならなかったけど
とりあえず、消化のいい物
喉を通りやすいものをカゲツが選んでくれた
[僕そろそろ帰るから]
「あぁ、ありがとう」
[あ、今日買ったやつ
タコに食べてもらおうとか
思ってないよな?]
「ギクッ」
少し前
星導が毎日会いたいって駄々こねるから
しょうがなく星導の家に住むことにした
「勘良すぎだろ、、」
[忍者に隠し事は通用しないわ]
[まじ食べなかったら怒るからな]
「分かったよ」
[今度はちゃんとゲームしよ]
「うん」
カゲツが帰ってから、
風呂に入って、テレビを見て時間を潰し
星導が帰ってくるのを 待っていた
ガチャッ
「!」
星導が帰ってきた
「おかえり」
『んー、ただいまぁ』
最近仕事が忙しいらしく
毎日疲れ果てている
『小柳くん、おかえりのハグは?』
「ん、」
ギュー
『小柳くんそろそろちゃんとしたご飯
食べようよ』
「むり」
『えぇ、なんか作るからさ』
『って、今日買い物行ったの?』
『冷蔵庫にいっぱい入ってる』
「あぁ、カゲツが何も無くて
びっくりしてたんだよ」
「それで買い物に連れていかれた」
『そーだったんですね』
『ゼリーとかあるじゃないですか
食べます?』
「いや、大丈夫」
『どうせ小柳くん
今日何も食べてないんでしょ』
「うん」
『もー食べてって言ったのに』
「ごめんて」
『そろそろ食べなきゃ死ぬと思うので
俺が食べさせてあげますよ』
「いや、お腹すいてない」
『ゼリーだけでも食べてください』
「だから、腹へってない」
『食べてください?』
「あー、もう分かったよ」
星導に圧をかけられて食べるしかなくなった
「パクッ」
味はしない、美味しくない
喉を通らない、気持ち悪い
「おえッ」
『小柳くん?! 』
『大丈夫?(サスサス』
どうにか全部食べたものの
吐き戻してしまった
「も、大丈夫ッ」
『ごめんね俺が食べてって言ったから、、』
「大丈夫だから、」
『水持ってくるね』
明日の病院でこのこと言わなきゃな、
🐙🌟sida
最近仕事が忙しく疲れが溜まっている
でも家に帰れば小柳くんが
待っているから頑張って帰る
ガチャッ
「おかえり」
『んー、ただいまぁ』
朝早くから夜遅くまで
家にいないことが多くて
小柳くんと2人の時間があまりないから
2人の時は沢山甘えるようにしている
『小柳くん、おかえりのハグは?』
ハグを要求すると
少しびっくりした顔をしていたが
直ぐに俺のほうに寄ってきてくれる
ギュー
やっぱり細い、
前よりすごく痩せてしまっている
ちゃんとしたご飯を食べるよう
少し圧をかけてたら
食べてくれた
「おえッ」
『小柳くん?!』
やっぱり吐き戻してしまう
ほぼ毎回吐き戻しているから
さすがに心配
『水取ってくるね』
冷蔵庫に貼ってあるカレンダーを見て
明日は休みを取って
病院に付き添いをしようと思った
コメント
1件
感情移入し過ぎちゃうな